自分のことは、話せません

相談電話の中で、「子供はいますか？」「あなたはいくつですか？」などと相談者に尋ねられることがあります。私たちは自分の考えを言うことはありますが、自分については話しません。

尋ねられた場合は、なぜそのように尋ねたのかを聞きます。たとえば、「子供がいる人になら」「同じくらいの年代の人になら」気持ちがわかってもらえると思ったのか？など。

自分のことを話せば、確かに相談者と打ち解け、話が弾むかもしれません。ただ、私たちの目的は相談者と楽しくおしゃべりすることではないのです。何のために話しているかを忘れてはなりません。