★【お届けレポ】旧河北町地区へお届けしてきました！！

★【お届けレポ】旧河北町地区へ河北版カレンダーをお届けしてきました！

 

昨日、１２月９日は、旧河北町地区の、残る仮設団地と、今年、やっと新しく完成した、二子の復興住宅地に、『懐かしい絵のカレンダー』をお届けしてきましたー！！

 

 

このカレンダープロジェクトをやりながら、ずっと思ってることは、

平成の合併前の各地区の風景画がだけで、構成された絵のカレンダーをお届けできたら、本当に喜んでもらえるだろうなーと、思ってきました。

色々な面で河北版は作れてこなかったのですが、

今回、クラウドファンディングで、ネクストゴールを越える支援を頂いたので、思い切って、河北町の配布に間に合わせて、河北版の絵のカレンダーを作成しました！

 

分岐した北上川が、海へと繋がる山と川と海に囲まれた旧「河北町」地区。

その絵画６点で構成されたカレンダーを作成、完成することができました！

 

このカレンダーを持って、まずは、河北地区の残る５つの仮設団地を回りました！

 

 

みんなで手分けして配布していきます。

河北町は、他の地区に比べ、仮設が残っている印象でした。

それは、大きい集団移転用地の土地改良に時間がかかり、開発が長引いた事も要因のようです。

それでも、今年、その造成地も完成し、転居が一気に加速している印象です。

 

９日の朝、石巻では初雪が！

 

 

雪が積もった役目を終えた呼び鈴

 

 

河北町の残る仮設も、移転がどんどん進んでました。

市の月初の発表より少なくなっている感じです。

それだけ、転居が進んでいる証しですね。

 

 

仮設団地への配布を終え、次は、今年、完成した、河北地区、待望の災害公営住宅団地である「二子復興住宅団地」へ移動しました！

みなさん、「待った甲斐があった！」と、おっしゃってるようです。

その言葉通り、綺麗に造成された快適な環境でした！！！

 

こちらの復興住宅へ、１戸、１戸、お届けしてきました！！

 

そんな中で、急遽、作った、この「河北版カレンダー」をすごく喜んで頂いたご家族に会えました！！！

おじさんは、長面地区で生まれ、ずっと漁師をされてきたとの事で、

今回の河北版カレンダーの７月・８月の絵に掲載した「長面海岸」の絵を、とても「懐かしい！！」と、喜んで頂けました！！！

 

「ここの岩島は、[おどり] ，[こどり]と言って、この裏になると、すごい波が荒くなるのよー！」
「この岩の内側は、波が、穏やかなのさー」

と、私たちに懐かしく説明してくれました！！

 

嬉しいですね！！！　河北版を作った甲斐がありました！！

父の絵が、震災で、どうしてもその地を離れてしまった方の、思い出の入り口になってくれるなんて、本当に幸せな事で、このプロジェクトをやってよかったと本当に思えます！！

 

父の絵も、湾の中は、穏やかな波に絵が描かれているのがわかる。

 

喜んでもらえて、本当に良かった！しかも玄関先で！！^^

ありがたいですね！

 

９日は、このメンバーで河北町へお届けしてきました！！

 

来週は、牡鹿版カレンダーを持って、旧牡鹿町地区に配布にいきたいと思っています！！！

 

昨日の河北町。自然が美しかったです。

 

１２月９日