このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています

マンスリーサポーター総計
【あと3日!】絵文字が、爆発音が聞こえない聴覚障害者の命を救う
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ウクライナ支援のためにクラウドファンディングに挑戦中!
ぜひ下記より、プロジェクトページをご一読いただけましたら幸いです。
https://readyfor.jp/projects/care_ukraine_2ndwinter
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本プロジェクトは残り3日となりました。
2月29日のプロジェクト終了まで、引き続き情報発信をして参ります。
サラ・イースター(CARE ドイツおよび CARE オーストリア緊急通信担当者)より

「私は幸運です。なぜなら、少なくとも、近距離での大きな爆発音であれば聞こえるからです。このことが、いつか私たち家族の命を救うことになるかもしれません。」
と、レナさん(40歳)は言います。
彼女の家族は全員が聴覚障害を持っており、彼女の父親はまったく音が聞こえないそうです。
ウクライナで爆発音が聞こえたら、その距離に応じて逃げるか、隠れるか、床に身を投げ出すかします。どの子どもも、親も、祖父母も、自分の命を守るためにどう反応すべきかを知っているのです。
しかし、「爆発音が聞こえない人」はどうするのでしょうか?
「少し聞こえる人、振動を感じる人、煙が見える人は、グループチャットで爆弾の絵文字を送り合います。また、"ドーン! "と言うだけで、すぐに避難する必要があることがみんなに伝わります。」
と、ウクライナ東部のポクロフスクとその周辺の集落に住む約60人の聴覚障害者のための協会の地元リーダーでもあるレナさんは説明します。
「静かで遠くから聞こえる爆発は、通常、より多くのミサイルが来るという合図です。一発だけということはなく、どんどん近づいてきます。でも、遠くの爆発音は私たちには聞こえません。だから、近所の人たちが私たちを助けてくれて、隠れる必要があるときは教えてくれるのです。」
とレナさんは言います。
戦争について語ることが非常につらく苦痛であるレナさんに、寄り添っている友人のスヴィアトラーナさん(70)。彼女は補聴器を持っていますが、夜間はその補聴器を外す必要があります。

「私が聞こえないことを、うらやましいと言う人もいます。でも、私は、みんなと同じように素早く隠れることができないので、もっと恐怖を感じるのです」
と、スヴィアトラーナさんは言います。
協会のメンバーの中には、爆発があると、ペットとして飼っている犬が知らせてくれるという人もいます。
レナさんによると、
「犬たちは、完全に発狂して、円を描いて走り回り、激しく吠えます。だから、私たちはそんな犬たちから合図をもらって、身を隠します。」
とのことです。
年が明けてから、空爆はますます増えています。
「とても怖いです。私たちは午前2時前に眠ることができません。ほとんどの場合、ミサイルはその前に来るからです。でも、毎日ではないです。2日前の夜には、午前3時にロケット弾が着弾しました。私たちが寝ていると、ベッド全体が飛び跳ねて大きく揺れました。私たちは皆、すぐに窓から逃げるために廊下に逃げました。」
と、レナさんはその時の様子を思い出します。
今では毎晩のように爆発が起きています。
「私たちは本当に夜が嫌いなんです。」
レナさんは話し始めると、感情がこみ上げ、話すことを中断しました。スヴィアトラーナさんが彼女の手を取り、続けます。
「私たちは子どもたちのことがとても心配で、家を離れることができません。何故かというと、別の場所に住むとお金がかかりすぎます。」
スヴィアトラーナさんの年金は毎月約60ユーロ。一方で、比較的安全なウクライナ西部のアパートの家賃は、シングルルームで毎月約450ユーロします。
2年前の戦争激化の初期に、聴覚障害を持つ多くの人が職を失ないました。レナさんもその一人です。彼女は農場の庭師で、花の世話をしていました。
「ポクロフスクは、かつて花でいっぱいでした。 ピンク、白、赤のバラです」
とレナは言います。
戦時中に仕事を見つけるのは、誰にとっても困難です。多くの企業が破壊されたり、操業を停止したりしました。戦争の最初の数か月間で、ウクライナでは500万人近くの雇用が失われました。

@CARE/Sarah Easter
「私は新しい仕事を見つけようとしました。でも、娘のソフィアは、私が家を出るととても怖がり、家にいて欲しいと言いました」
と、レナさんは言います。
ミサイルの飛来音が聞こえないレナさんにとって、家を出ることは、より高いリスク要因でもあります。
「爆発が起きたら、手足を守るためにすぐに地面に伏せなければなりません。でも、爆発音が聞こえなかったら、一体どうすればいいでしょうか?」
安定した収入がなく、両親のわずかな年金しかないレナさんは、いらないものすべてを売ろうとしました。
「私は、突然逃げなくてはいけないときに持っていけないものは何でも売ります。生き残るために。たとえば、テレビや洗濯機もそうです」
と彼女は言います。
彼女が最後に売ったものは、娘のランニングスニーカーでした。
「娘は学校で陸上競技をしていましたが、今はもう終わりです。 戦争ではスニーカーは必要ありません。」
レナさんは、それらを約8.50ユーロで売り、娘のソフィアのためにバター、焼きたてのパン、ホットドッグを買うのに使いました。
「それだけでは十分ではないので、すべてを節約しなければなりません。両親は庭でジャガイモとトマトをいくらか栽培しているので、私たちはそれを食べることができます」
と彼女は続け、スヴィアトラーナさんは付け加えました。
「だからこそ、私たちは人道支援に感謝しています。通常は非常に高価な衛生キットを受け取れて、本当に助かりました。」
衛生キットは CAREのパートナー団体によって配布され、タオル、トイレット ペーパー、歯磨き粉、シャワージェル、石鹸、ウェット ティッシュ、スポンジ、洗剤が含まれていました。
「もらったものが長持ちするように、できるだけ節約しようとしました。また、上水システムに過負荷がかかり、水を週に3 日間しか使えないため、水を節約する必要もあります。 ですから、私たちのアパートにはいたるところに、たくさんバケツや鍋、水の入ったボトルが置いてあります。」

@CARE/Sarah Easter
スヴィアトラーナさんは再びレナさんの手を取り、最後にこう言いました。
「私たちが生き残ることは、とても困難です。」
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【通知設定についてのご案内】
※昨年に引き続きご支援いただいている皆さまには活動報告のお知らせが二重に届く場合があります。通知設定の変更については、下記ヘルプページをご確認いただけますと幸いです。
https://faq.readyfor.jp/84-612e1ba74523d8001d48fe9f
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