
寄付総額
目標金額 1,000,000円
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- 募集終了日
- 2022年5月31日
ウクライナの養護施設に留まる、約10万人の子どもたち

©Polina Budagovska/PIN
(2022年3月11日/ルーマニア・ブカレスト)
ウクライナから国外へ避難することができず、国内の養護施設に留まっている子どもたちの数は、およそ10万人に及びます。
CAREのパートナーである「SERA」のエグゼクティブディレクターであり、ルーマニア児童保護NGO連盟(FONPC)の会長であるBogdan Simion氏は、次のように述べています。
「施設にいる子どもたちは、ウクライナで今、最も弱い立場であるにも関わらず、安全に避難できたのはわずかです。これまでに、これらの施設から約150人の子どもたちがルーマニアに到着し、子どもたちは、ルーマニアの児童保護システムのもと、いくつかの地域の特別な施設で過ごしています。
しかし、より多くの子どもたちが避難して来た場合に対処するための設備が整っておらず、今後、対応しきれなくなるのではないかという懸念があります」
ウクライナは、養護施設でのケアを受けている子どもたちの数が、ヨーロッパの中で最も多い国とされています。施設で暮らす子どもの約半数は、個別のニーズや障がいを抱えて生活しており、その多くは必ずしも家族が付き添っているとは限りません。ルーマニアだけでも、3月9日に、218人もの同伴者のいない子どもたちが当局によって登録されました。
「このような状態が続けば、周辺国やヨーロッパ全体の児童保護システムの対応能力を完全に超えてしまうでしょう。たとえばモルドバでは、新しく避難してくる子どもたちを受け入れるために、以前は閉鎖されていたソビエト式の孤児院を再開することを余儀なくされています」と、Simion氏は言います。
CAREそしてFONPCとともに、ルーマニアの国境にいるCAREのルーマニア対応チームリーダーValentina Mirzaは、言います。
「保護者のいない子どもたちは、国境で、地方自治体によって登録されますが、イタリアではそのような子どもたちの人数が、すでにバス数台にまで及んでいると報告されています。つい最近、情報筋から、ウクライナ国内の施設から子どもたちが4人だけで4日間移動し、ルーマニアの国境まで辿り着いたと聞きました。これは非常に危険な状況です。国境を通過して最終目的地へ向かう人々を狙い、人身売買を行う業者が多く潜んでいるからです。すでにトラウマを抱えている子どもたちが、さらに苦しまなくてははならない事態を何としても防ぐために、最善を尽くさなければなりません」
「このような施設で暮らす子どもたちのように、サポートを必要とするグループを優先的に扱い、人道回廊を通って、安全に国を逃れることができるよう、より迅速に対応しなければなりません。そして、ウクライナ国内の当局は、周辺国の関連福祉団体との連携していく必要があります。しかし、最終的に彼ら、彼女らの安全を確保する唯一の方法は、即時かつ永続的な停戦です」
現在、ウクライナから周辺国にたどり着く人々の30〜40%は、14歳未満の子どもです。
このような子どもたちは、教育を受ける機会を逃していることは言うまでもなく、多くの危険にさらされ、トラウマを抱えています。 3月14日、ウクライナ全土の子どもたちは休暇の後に学校に戻ることが予想されており、紛争が続く中、子どもたちの教育への影響は短期的にも長期的にも、非常に大きくなると懸念しています。
CAREとFONPCは、ルーマニア全土で協力し、保護者のいない子どもや養護施設から到着する子どもたちを含め、最も支援を必要とするウクライナの人々の保護と支援を、迅速かつ確実に提供していきます。
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