支援総額
目標金額 800,000円
- 支援者
- 16人
- 募集終了日
- 2015年3月31日
持続可能なスクールを目指して。CBBトライ&エラーの歴史③
みなさま、温かい応援ありがとうございます。
CBBの鹿島です。
今回は、昨年の夏に農村で開校したCBBスクールについて現地で何が起こっていたのかお伝えします。

(ルング村に開校したCBBスクール。)
スクールを開く上で大事な先生。
1人目の候補は、CBBが教育マイクロファイナンスを通して大学進学支援をしているサロ。国際NGO Room to Readの現地スタッフを務めていたこともありました。
(CBBと教育マイクロファイナンスの契約を結んだときのサロ)
とても立派なクメール語を書き(学校の先生でもクメール語が上手く書けない人がたくさんいます)、CBBとのずっと繋がりがありましたが、働けると言ったりお給料が少ないからやらないと言ったり、言う事が2転3転。
結局彼女に先生をやってもらうことは断念しました。
サロは今、土日はプノンペンの大学で英語とマネジメントを学びながら平日は国道沿いの外国人観光客でにぎわうコンビニで働いており、会うたびに英語が上達しています。
2人目はソムアーです。
身体に障がいがあり、普通の人の半分ほどの背丈しかない彼女。高校を卒業するまでは教師を目指していましたが、ハンディキャップをもっているため採用されることはありませんでした。ずっと夢だった教師になれず心に深い傷を負い、無職だったソムアー。彼女も、現地スタッフが太鼓判を押すくらい上手なクメール語を書きました。
(右端がソムアー)
そこで彼女の家でCBBスクールを始めようということに。
しかしクメール語の需要は認識されず、また過疎地の村に開校したこともあり、生徒が集まりませんでした。
何もない村から、学校や塾があり賑わっている村へ人は移動しますが、賑わっている村からわざわざ何もない村へ移動することはなかなか無いのです。
また、諸事情でソムアーの家から他の場所へスクールを移すことになったときに、彼女が自分の家でないと教えたくないと言い出しました。

(メンバーみんなで机を運びましたが…)
結局お給料があまりあげられないため先生のわがままが通ってしまったり、カリキュラムが先生任せだったため、スクールは続きませんでした。
持続的な支援を行うためには先生へのお給料と授業のメリハリが大切であると痛感。
今回はその反省を活かし、月謝を生徒からもらいながら先生に十分なお給料を払えるように、地方都市のパーブに学校を開校することにしました。もっと先生とディスカッションをして、カリキュラムやスクールを続けるためのノウハウを蓄積し最終的にはまた農村でスクールを開校することを目標しています。
カンボジアの貧困層でも大学に進学できるように。
ご協力お願いいたします。
リターン
3,000円
・現地からサンクスレター(電子版)
・プロジェクト報告書(電子版)
- 申込数
- 13
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3000円に加え、
・CBBの支援地やCBBスクールの子どもたちの様子を写したフォトブック(電子版)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
・現地からサンクスレター(電子版)
・プロジェクト報告書(電子版)
- 申込数
- 13
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3000円に加え、
・CBBの支援地やCBBスクールの子どもたちの様子を写したフォトブック(電子版)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし

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