【土木・建築学生が社会貢献】地震で崩壊したネパールの柔道場を再建!

支援総額

844,000

目標金額 700,000円

支援者
103人
募集終了日
2025年6月30日

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2025年10月12日 18:03

柔道場建設プロジェクト3~5日目!~施工開始からセレモニーまで~

施工内容の紹介

渡航前に現地の建設会社に柔道場の躯体工事を依頼し、4ヶ月という短い期間で柔道場を建設しました。

そして5泊7日の渡航で装飾品を作り、オープニングセレモニーまでに間に合うよう計画通りにプロジェクトを進めてまいりました。

私たちは施工期間に4つのものを製作いたしました。

①嘉納治五郎先生を祀る神棚

②柔道の精神を示した心得の額

③子供達の名前を飾るネームプレート

④支援者プレート

クラウドファンディングでいただいた支援金は、柔道場の躯体建設だけでなく、この4つの装飾作成にも活用させていただきました。

 

こちらの4つの装飾についてご紹介します。

①嘉納治五郎先生を祀る神棚

柔道場の創設者・嘉納治五郎先生の写真を飾る棚です。

柔道を行う前後に一礼し、精神を正します。

 

②柔道の精神を示した心得の額

柔道には「精力善用」「自他共栄」という二つの大切な理念があります。

村出身の警察官になったサンジットさんから、

「警察署で柔道をする時、この言葉に毎日励まされた」

と聞き、日本の言葉がネパールの地で人の心を動かしていることに驚き、新しい柔道場にも飾ることを決めました。

心得は、ネパール語での翻訳はあえて表記されていません。

オープニングセレモニーで書道パフォーマンスをすることで多くの人にこの言葉の意味を知ってもらい、また子どもたちにはこの理念を念頭に柔道に取り組んでほしいと考えたからです。

子どもたちには言葉の意味を知る現地の柔道の先生がこの理念を説明してくださいました。

③子供達の名前を飾るネームプレート

ネパールの柔道場では通常このようなものは設置されていません。

これは出席簿の代わりとなるだけでなく、柔道場に所属していることを自覚し責任感を養う役割もあります。

さらに、自分の名前が柔道場に刻まれることで子供たちのやる気にもつながるため、今回建設した柔道場にはネームプレートも製作することといたしました。

④支援者プレート

支援者の名前を刻んだプレートは、ネパールと日本をつなぐ象徴です。

この柔道場に訪れた日本人が現地の人々の思いに触れ、ネパールの子どもたちが日本の存在を知る。

この柔道場が、そんな相互の気づきの場となることを願っています。

このプレートには、クラウドファンディングを通して協賛してくださった方々の名前を刻みました。

この柔道場は、私たちがつくったのではなく、多くの人の思いと支えによって、みんなで築き上げたものです。

このプレートは、時を経てこの柔道場の歴史として刻まれていくことでしょう。

 

DAY3,4 ~施工~

柔道場班で上記の3つを分担し、施工を始めました。

まず、施工初日は現地の木工屋さんと協力して部材を切り出しました。

木材のサイズが均一でなく、すべて現場合わせで行いました。

木工屋さんとのコミュニケーション

切り出した木材を柔道場まで運び、各部材をのこぎりで切り分けたり、やすりで表面や角を滑らかにしたり、各々出来ることを率先して作業していきました。

率先して動いてくれるネパールの学生や、無口だけどたまに可愛い笑顔を見せてくれる現地の木材加工職人さんのおかげでとても作業が捗りました。

英語が通じない場面では、現地学生が通訳を担い、コミュニケーションを円滑にとることができました。

他にも額縁に用いるアクリル板のサイズが想定と違うトラブルもありましたが、村の人たちが「いってくるよ!」と隣の村まですぐ買いに行ってくれたことで、作業を再開することが出来ました。

ネームプレートの名札を作る様子

ネームプレートの名札の出し入れには、けんどん式を採用しました。

出し入れがスムーズになるだけでなく、日本の伝統的な技法も取り入れられました。

名前はカタカナ表記にしました。

これは現地からの依頼で、子供たちに何度も名前を教えてもらいながら日本語に直して表記しました。

ネームプレート

支援者プレートの製作では、想定以上にウッドバーニングペンのペン先が小さすぎたためマッキーペンに変更するなど、状況に合わせて現地で臨機応変に対応しました。

支援者プレート

夕方には、柔道経験のある日本人学生の一人が子供達に柔道指導を行い、共に稽古に励みました。

他メンバーもその様子を見学しましたが、日本から遠く離れたこの地で子供たちが一生懸命稽古に励む姿に心を打たれました。

学生が柔道を教えている様子

 

 

 

DAY5 ~オープニングセレモニー~

オープニングセレモニーでは村じゅうの人が集まり、柔道の先生が涙ながらに喜びを語ってくれました。

オープニングセレモニーの様子
ガンガ先生

 

柔道場の完成を記念して、村の人たちと一緒に神棚を設置しました。

設置の瞬間、会場は拍手に包まれ、みんなの笑顔と高揚感があふれていました。あの空気の熱さと一体感は、今も忘れられません。

神棚を設置する様子

 

今回のプロジェクトメンバー

 

大人10名、日本人学生19名、ネパール人学生6名の総勢35名で現地での活動を行いました。

日本では、柔道場班・学校インフラ班は設計と現地との打ち合わせ、協賛班は企業への営業活動、クラウドファンディング班は柔道場の建設費用を集め、SNS班はインスタグラムでの発信・投稿を行いました。

約4ヶ月間の準備の甲斐があり、現地での活動は概ね計画通り進み、無事完成させることが出来ました。

子供たちが毎日柔道場に訪れてくる様子を見て、柔道場がどれほど望まれていたのか、現地に行ったことで知ることができました。

この柔道場が、ベトラウティ村の子どもたちが活き活きと活躍できる場所になるよう、これからもこの活動を続けていきたいと思っています。

 

10月からネパールプロジェクト2期生の活動が始まります。

この支援活動がネパールの人たちにとって必要が無くなるまで3期、4期・・・と活動を続けていく予定です。

以後の活動はこちらのサイトとインスタグラムで発信していきます。

 

改めて、皆様の温かいご支援とご協力に心から感謝申し上げます。

今後とも活動への応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

リターン

1,000+システム利用料


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お手軽プラン

・活動報告書(PDF形式)
・活動報告会(8月下旬に行う予定)
※詳細はメールで送信させていただきます。

申込数
154
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月

10,000+システム利用料


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しっかり応援プラン

・活動報告書(PDF形式)
・活動報告会(8月下旬に行う予定)
※詳細はメールで送信させていただきます。

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月

1,000+システム利用料


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お手軽プラン

・活動報告書(PDF形式)
・活動報告会(8月下旬に行う予定)
※詳細はメールで送信させていただきます。

申込数
154
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月

10,000+システム利用料


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しっかり応援プラン

・活動報告書(PDF形式)
・活動報告会(8月下旬に行う予定)
※詳細はメールで送信させていただきます。

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月
1 ~ 1/ 5

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