教員宿舎の意味

チョコレートスクールには校舎だけでなく、教員用宿舎も建設します。それには重要な意味があるからです。

ガーナでは、法律上では日本と同じく中学校まで義務教育となっていますが、農村部ではその義務教育もままならない状況があります。その大きな原因の一つに、教員が学校に通うことが困難であることがあげられます。学校までの距離が遠すぎて、教員がだんだんと通わなくなってしまうのです。結果、授業が開かれずたとえ校舎があっても教育の機会が失われるケースが少なくありません。
そこで、チョコレートスクールに教員用宿舎を併設することにより、その問題の解決を目指します。先生が住める環境を作ることで、先生の負担をなくし、子ども達の教育の機会を守ります。

継続可能な、長期的に機能する学校づくりを。それこそが、今回の学校建設プロジェクトの目的です。