コインスナックふじ：うどん・そば自動販売機修理代

▼自己紹介

兵庫県北部の国道9号沿いにあります「コインスナックふじ」を経営しております藤村商店と申します。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

コインスナックふじで使用しております富士電機さんの「うどんそばの自動販売機」が、7月末ごろよりコンプレッサーの調子が悪く、稼働が滞っている状態になっています。

この自動販売機はすでに製造停止されているもので、部品も職人さんもほとんどおらず、一部のレトロ愛好家の方から継続の声をいただいております。

そのため、島根県益田市にあります「西部技研」様に修理をお願いしようと思い、この度クラウドファンディングを開始するに至りました。

 

●うちがコインスナックふじを続けている理由●

時々レトロ自販機があると雑誌などで取り上げて頂いてますが、もともと祖母がいうには平成初めにコインスナックふじは畳む予定だったそうです。

というのも、昔は旧道が一本しかなく、移動はそこを通るしかありませんでした。当時はコンビニもほとんどない時代でしたので、商店を営んでいた祖父が田んぼを埋め立てて、飲食ができる場所を提供したのが始まりだったようです。

しかし道路がどんどん作られ、コンビニなども増え、コインスナックの需要は減っていきました。

うちの叔父（父の弟）は脳性麻痺を持っており、左手が硬直してほとんど動きません。

養護学校を出た後、三田で農業や焼き物をして働いていたそうですが、阪神淡路大震災後に経営方針が変わり、実家に帰ってきました。

そこで実家の商店の手伝いをして生計を立てるようになりました。

本当は時代に合わせて経営を変えていくのが正しいのでしょうが、後継者もおらず（こう言っては何ですが、僕も後を継ぐ気は全くありません）あとは、叔父が仕事をできるまでは続けようと継続している次第です。

各地でレトロ自販機を取り扱っている場所はありますが、うちはそこの熱意があって続けている場所ではなく、叔父の働ける場所を残そうとして今に至っています。

 

 

▼プロジェクトの内容

コインスナックふじの「うどんそば自動販売機」修理代にかかる費用を集めたいと考えております。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

コインスナックふじで継続的にうどんそば自動販売機の運用をしたいと考えております。

 

・プロジェクトの終了要項

オープン完了予定日      
2020/10/17

建築・改修場所
兵庫県美方郡香美町村岡区長板69-1

建築・改修後の用途      
古くからある富士電機のうどん自販機の修理

その他    
着手予定日2020/10/17