
寄付総額
目標金額 500,000円
- 寄付者
- 10人
- 残り
- 9日
プロジェクト本文
「趣味を通して社会と接続を!」
名古屋大学で精神科医として学生のメンタルヘルスの仕事をしている古橋です。
2005年から現在の仕事をしていますが、当初から、大学からそして社会から退却しがちになっていたり、ほぼひきこもり状態になったりしている学生と多く関わってきました。こうした学生たちの話を聞く中で、彼らは、一見、学業や研究に対して無気力さや無関心さを示す一方で、自分の趣味や関心事に対しては学業や研究について発揮できる以上の能力やエネルギーを保ち続けていることに気がつきました。
学業や研究に対する無気力さや無関心さによって社会から切り離されてしまっている彼らが趣味や関心事によって、再度社会と接続することを企図して、2008年から継続しているのが、この「コレクション自慢の会」です。もちろん、会に参加しているのは、本来するべき社会参加をしながら自分の趣味について披露したいという学生も参加しています(趣味やコレクションというものはその本性上、「どうだ!すごいだろ!」と周囲に披露したいという願望を兼ね備えているものなのです)。
「コレクション自慢の会」はグループ活動という形式をとっており、月に1回、毎回2時間(自己紹介30分、語り手のプレゼンテーション40分、フリートーク30分)の形式で、学生支援本部グループ活動室で開催されています。また、2023年6月よりハイブリッドの形式でオンラインでも開催しています。
古橋 忠晃
名古屋大学 総合保健体育科学センター 准教授
クラウドファンディングのきっかけ
現在、コレクション自慢の会の活動のハイブリット化(これまでのオンサイトでの開催に加えてオンラインでも開催しています)に向けて設備をより充実させようとしています。さらに、昨年(2024年)から、年に一度の京都古書市に課外活動としてでかけるバス代の高騰(参考資料)により、従来の予算からの支出が難しくなってきています。
参考資料:国土交通省中部運輸局 貸し切りバスの新運賃・料金制度について(別ウィンドウで開きます)
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/jikou/shinunchin/shinunchin.html
ぜひ、学生さんの社会との接続のために大変有意義な本活動へのご寄附をお願いします。
コレクション自慢の会の活動と京都古書市への課外活動(バスツアー)の重要性
コレクション自慢の会の活動は学生支援本部のグループ活動室で開催される毎月の定例会に加えて、毎年11月には京都古書市(京都百万遍知恩寺境内にて開催されます)に課外活動としてでかけます。
これまでの活動内容については以下のURLからご覧いただけます。(別ウィンドウで開きます)
https://www.gakuso.provost.nagoya-u.ac.jp/circle/239/
バスの車内では参加者間で交流する形式になっていますが、コミュニケーションに問題を抱える学生も当然のように前方を向いて着席するので、他者の視線にさらされることなく言葉だけで他者との交流ができるという仕掛けになっています。
さらに、古書市に行けば本を見るのが普通であるので、やはりそうした学生は言葉を使って交流などしなくても黙々と本を見ているのが普通の姿になります。もちろん、コミュニケーションに問題はない学生も同様に参加して交流することができます。
つまり、いずれの学生も、本活動によって、趣味を通した社会との接続への一歩を踏み出すことが促される仕組みになっているのです。
コレクション自慢の会の今後の展望
コレクション自慢の会も、設立後、今年で18年目になりました。コレクション自慢の会を経ることによって、学生時代の趣味や関心事の持っている力を利用しながら、今では社会で活躍している社会人の方々も少なくありません。
ですから、将来的には、コレクション自慢の会は名古屋大学の学生支援活動のひとつであるにとどまることはなく、反対に、こうした社会からの風をコレクション自慢の会に吹かせることも重要になってくると思います。このたびの、ご寄附のお願いもその一環です。
資金使途
目標金額:50万円
資金用途
・設備備品費 (オンライン会議用カメラ):12万円
・課外活動費 (京都古書市への遠足(京都百万遍知恩寺)にかかる大型バスチャーター費):25万円
・消耗品費 (コピー用紙などの消耗品):1万円
・諸経費 (クラウドファンディングの手数料など):12万円
クラウドファンディング終了後のスケジュール(予定)
・2026年2月~
・コレクション自慢の会のオンライン配信の環境整備(オンライン会議用カメラ設置)
・京都古書市(京都百万遍知恩寺で開催)への遠足の実施(2026年11月3日)
※本プロジェクトはAll in方式で実施されます。寄附総額が目標金額に達しなかった場合でも、集まった寄附金はコレクション自慢の会の活動を実施するために必要な費用に充てさせていただき、目標金額の不足分は大学の自己負担とし、また必要な総額分もさまざまな財源等から確保し、必ず上記の実施内容の通り実行いたします。
名古屋大学学生支援本部長からのごあいさつ
名古屋大学学生支援本部では、本プログラムの実行責任者である古橋准教授を中心に、長年にわたってひきこもり学生の支援に当たってきました。ひきこもりは、本人にとってはもちろん、周囲の家族等にとっても深刻な問題ですし、簡単に解決するような問題ではありませんが、社会とのつながりを回復するきっかけとして、「コレクション自慢の会」は大きな成果を上げてきています。
今後は、この経験を、大学の外に向けても広げていきたいと考えていますが、昨今の物価上昇の影響等もあり、本学の学生支援部門も、運営資金に窮しているのが現状で、その対策の一つとして、今回思い切ってクラウドファンディングを立ち上げることにいたしました。
本プログラムの趣旨に賛同いただき、「コレクション自慢の会」の継続と発展に向け、皆様方の温かいご支援を賜りますれば、誠にありがたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
佐久間 淳一
名古屋大学 学生支援本部長
ご寄附をいただいた方への優遇措置について
名古屋大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。
<個人の皆様>
■所得税(所得控除)
寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。
寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額
(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です)
■住民税
本学を「寄附金税額控除対象法人等」として指定している都道府県・市区町村にお住まいの寄附者様の皆様は、所得控除に加えて、翌年の個人住民税が軽減されます。控除対象の地方自治体については、愛知県内の条例指定状況(外部リンク PDF)よりご確認ください。
※愛知県外の条例指定状況については別途ご確認ください。
(寄附金額 - 2,000円) × 4~10% = 住民税控除額
(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の30%です)
※上記の計算式の4~10%について
・都道府県が指定した寄附金は4%
・市区町村が指定した寄附金は6%
(都道府県と市区町村双方が指定した寄附金の場合は10%)
<法人様>
寄附金の全額を損金算入することができます。
寄附金受領証明書の発行について
寄附金受領証明書は、READYFOR株式会社を通じて寄附金が名古屋大学に入金された日付で発行いたします。
名古屋大学への入金は募集終了の翌々月になりますので、税制上の優遇措置は入金月が対象年となります。ご注意ください。
本プロジェクトの募集終了は2025年11月30日を予定しております。
そのため、名古屋大学への入金は1月10日の予定です。
寄附金受領証明書の発行は、早くて1月末、確実にお届けできるのは2月末です。
本プロジェクトによる税制上の優遇措置は、2026年となります。
---------
例:2025年10月15日にご寄附いただいたプロジェクトの募集終了が2025年11月30日の場合
→名古屋大学への入金は2026年1月10日
※この場合は、2026年が税制上の優遇措置となります
---------
ご寄附にあたってのご注意事項
・ご寄附の前に、READYFOR利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。目標金額達成後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。ご寄附に関するご質問はヘルプ・お問い合わせ(https://readyfor.zendesk.com/hc/ja)をご覧ください。
・本プロジェクトでは、必ずしもスケジュール通りに進行できるとは限りません。大幅な変更が生じる場合にも、活動報告などを通じてお知らせしながら、皆様のご寄附を大切に活用して関連する活動を継続いたします。
・ご寄附のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学(以下、本学)は、寄附者様が次のいずれかに該当すると認める場合、ご寄附を辞退・返金させていただく場合がございます。この場合において、本学は、辞退・返金した理由を開示する義務を負いません。
①反社会的勢力であること、反社会的勢力と資本関係、業務関係、取引関係、交友関係その他の関係があること、過去5年間において反社会的勢力であったこと、過去5年間において反社会的勢力と資本関係、業務関係、取引関係、交友関係その他の関係があり、またはそのおそれがあると本学が判断した場合
②本学に提供した情報の全部または一部について虚偽、誤記又は記載漏れがあった場合
③不正又は不適切な目的に基づきご寄附の申請を行い、又はそのおそれがあると本学が判断した場合
④その他、ご寄附が適当でないと本学が判断した場合
ギフト・領収書についてのご留意事項
・領収書(寄附金領収証明書)のお名前は、ギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。ご寄附後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄附時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄附時に入力いただいた宛名と住所に領収書をお送りさせていただきます)のでご注意ください。
・本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」にある「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
京都古書市(京都百万遍知恩寺で開催)への遠足の実施(2026年11月3日)について
・プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情によりイベントが開催されなかった場合には、翌年の京都古書市(京都百万遍知恩寺で開催)に延期します。
- プロジェクト実行責任者:
- 古橋 忠晃(国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学 総合保健体育科学センター 准教授)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年11月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
名古屋大学内で学生支援本部の学生支援活動として行われているコレクション自慢の会について、活動にかかる費用を支援していただくためにクラウドファンディングを実施したい。いただいた資金は、活動のハイブリット化(これまでのオンサイトでの開催に加えてオンラインでも開催する)に向けてオンライン会議用カメラ等の設備を充実させ、さらに年に一度の京都古書市(京都百万遍知恩寺にて開催、毎年11月3日に実施)に課外活動としてでかけるバスチャーター費(国の制度により、値上がりした)、消耗品(文房具等)、諸経費(クラウドファンディングにかかる手数料)などに使用します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
ギフト
3,000円+システム利用料
応援コース|3,000円
・お礼のメッセージ
・寄附金領収書
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
10,000円+システム利用料
応援コース|10,000円
・お礼のメッセージ
・活動報告書(PDF)
・寄附金領収書
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
30,000円+システム利用料
応援コース|30,000円
・お礼のメッセージ
・活動報告書(PDF)
・活動報告書にお名前掲載(希望制)
・寄附金領収書
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
50,000円+システム利用料
応援コース|50,000円
・お礼のメッセージ
・活動報告書(PDF)
・活動報告書にお名前掲載(希望制)
・京都古書市(京都百万遍知恩寺)への遠足にご招待(希望制)
・寄附金領収書
*京都古書市(京都百万遍知恩寺)への遠足は、2026年11月3日(祝・火)に実施予定です。詳細は、2026年10月ごろメールにてご案内いたします。
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年10月
100,000円+システム利用料
応援コース|100,000円
・お礼のメッセージ
・活動報告書(PDF)
・活動報告書にお名前掲載(希望制)
・京都古書市(京都百万遍知恩寺)への遠足にご招待(希望制)
・寄附金領収書
*京都古書市(京都百万遍知恩寺)への遠足は、2026年11月3日(祝・火)に実施予定です。詳細は、2026年10月ごろメールにてご案内いたします。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年10月
プロフィール

プラネタリウム再生プロジェクト|星空を未来へつなぐ月光天文台の挑戦
#子ども・教育
- 現在
- 2,140,000円
- 支援者
- 41人
- 残り
- 41日

広島の農業と広大生をつなぐ|規格外農産物で地域と学生が元気な広島へ
#子ども・教育
- 現在
- 234,000円
- 寄付者
- 30人
- 残り
- 65日

学生の暑さ対策~体育館に気化式冷風機を設置~
#子ども・教育
- 現在
- 444,000円
- 寄付者
- 63人
- 残り
- 64日

北海道の医療の未来を担う、若き人材育成プロジェクトにご寄附を。
#医療・福祉
- 現在
- 4,749,000円
- 寄付者
- 146人
- 残り
- 30日

集え全国の有志たち!君も高農ファミリーの一員に!
#子ども・教育
- 現在
- 23,000円
- 寄付者
- 2人
- 残り
- 26日

東京湾からアサリが消える!?深川めし復活プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 4,000円
- 支援者
- 2人
- 残り
- 25日

【リトルワールド第二弾】「アイヌの家」を救い、伝統技術を未来へ
#地域文化
- 現在
- 3,860,000円
- 支援者
- 285人
- 残り
- 19日













