5/11.5/12こどもまんなかテラス報告4(終話）

大人たちの学びの場、子どもたちの遊びの場を一緒につくることも、今回の目的のひとつでした。

今回はワークショップもクリエイティヴィティ溢れる皆さんにご協力頂くことができ、ワークショップにご協力いただいた皆様のおかげで、会場全体としてとても素敵で意味ある空間にすることができたと感謝しております。

 

CACAPO(紙管を使ってダイナミックな建築あそびができるオリジナル玩具）

 

 

TYPHOON STUDIO（廃材をつかった木工アートワークショップ）

 

 

廃材で作った作品

 

秘密結社ブロック団（ブロックを使った様々なワーク）

 

 

そして、最終日のトリのワークショップは「こどもまんなかワーク」という「ものづくり体験を通じてこどもの想いや意見を聞いてみる」をテーマにしたワークを行いました。

 

こどもたちには、「作ってみよう！私たちの未来・私たちの街」というテーマでものづくりをしていただき、それを持ち寄って、どんな想いでそれを作ったのか？を話してもらい、大人は子どもたちが創作した作品や、その言葉からどんな想いや気持ちを感じ取ることができるか？

 

「こどもの意見表明権の尊重」を意識した、実験的なワークでした。

 

 

 

 

各ワークショップで作ったものを持ち寄り、「新しい保育のリーダーズ」のメンバーがこどもたちとの対話を行いながら、それぞれの作品への想いや意図を聞いていきます。

 

 

 

いきなりの仕事の無茶ぶりで戸惑いながら、最初は少し固いインタビューのような感じから対話は始まりましたが、すぐに軌道修正をして、こどもが自分の言葉でうまくしゃべれなければ、作品を見ながら、その意図を聞き出したり、こどもが語る想いを受けて、作品の中にその想いがどう表現されているか？を見つけ出して、会場の方々に向けて伝えたり、

 

その姿はまさに「子どものアドボケーター（代弁者）」でした。

 

そして、最後は一番最初に恥ずかしくて自分の言葉でうまく説明ができなかったお子さんのお父さんに発言していただき、このワークの場をとても温かい雰囲気で締めくくって頂きました。

 

まさに、保育士の対応力・コミュニケーション能力などスキルの高さを示した瞬間だったと思います。

 

 

このイベント全体を通じて、お手伝いをしていただいた「保育の新しいリーダーズ」の皆さんの働きは素晴らしく、一緒にこのイベントを運営できたことを嬉しく思うとともに、感謝いたしております。

 

２日間本当にありがとうございました！

 

これから様々な場で、保育の力で社会課題の解決に向けて頑張ってくれると思います。

 

「こどもまんなかテラス」と共に、「保育の新しいリーダーズ」の応援も引き続きよろしくお願いいたします。