
支援総額
目標金額 400,000円
- 支援者
- 0人
- 募集終了日
- 2015年4月30日
「ナイルの賜物」エジプト 「お恵み」が消える日も遠くない!?
こんにちは!開発メディアganasの河合 正貴です。
今回はわたしたちがエジプト国民に取材したいと考えているテーマの1つ!
ナイル川の水問題について書いてみようと思います。
「エジプトはナイルの賜物」エジプト国民にとって、ナイル川は今も変わらぬ生命線だ。しかし、その生命線が上流国との対立の中で危機に瀕している。
最近の大きな転機は2010年。「ナイル川流域枠組み協定」が流域国内で提案された。内容は「流域各国が他国に影響を与えない範囲で取水できる」というもの。上流国であるエチオピア、ルワンダ、ウガンダ、タンザニアは賛成するも、旧来通りに水を利用できなくなると懸念するエジプト・スーダンは反対。同年12月には、エチオピアがグランド・ルネサンス・ダムの建設に着工を開始(2017年完成予定)。ナイル川の水量を管理されるおそれからエジプトは建設に反発を続けている。
そもそも、ナイル川の取水についてのルールは1959年のエジプトとスーダン間での協定にさかのぼると言ってよい。アスワンでの年間水量を840億立方メートル、約100億立方メートルを蒸発や浸透量としたうえで、エジプトは残りの555億立方メートル、スーダンは185億立方メートルの取水量とすると規定した。当然、スーダンよりも更なる上流国は含まれていない。しかし、それ以降に発展を見せた「後発国」らは既存の体制秩序に反発。ナイル川の水利権の確保に躍起だ。
更に、2011年にはスーダンから南スーダンが独立。ナイル川をめぐる政治は一層複雑な局面に入ってしまった。シシ政権が昨年6月に誕生して国内の混乱が一応の収束をみてからは、動きも慌ただしい。1ヶ月も経たず、シシ大統領はスーダンを電撃訪問。8月には、エチオピアとグランド・ルネサンス・ダムに関する第4回会合をハルツームで行った。しかし、進展は見られてなかった。この間にも、エチオピアは東アフリカ地域への電力供給ネットワークを武器に影響力を拡大する動きも見せている。
エジプトはナイル川についてのイニシアティブを取り続けられるのか。国民は自分たちの「生命線」であるナイル川をめぐる関係国の争いをどう見ているのか…
なかなか聞かれない現地の声を届けたい。その先は取材で!
お力添え何卒よろしくお願いします!
河合 正貴
<参考URL>
http://www.jica.go.jp/project/egypt/0702252/news/column/20101221.html
http://www.al-monitor.com/pulse/originals/2014/08/egypt-ethiopia-dam-renaissance-negotiations.html
http://www.al-monitor.com/pulse/originals/2014/11/ethiopia-talks-egypt-dam.html
http://weekly.ahram.org.eg/News/5823/21/Egypt-Sudan-water-relations.aspx
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2:滞在中に執筆した記事を製本したものかつspecial thanksとして記名
(電子書籍の場合あり)
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