ボランティアメッセージリレー #06

私は保護犬保護猫と言うことに対して、本当に無知に生きていました。

なんとなく耳にしたことがある、くらいのレベルで生きていました。

DogCat rescue ANELLAさんとの出会いは、たまたまInstagramにフワッとアップされていたシーズーのパピー3兄妹がキッカケでした。

 

 

思わずフォローしてじっくり見ましたが、保護犬団体自体を大した理解してなかった私は、「保護犬ってこんなに楽しそうにシェルターにいるんだ！」と感じました。

 

足を運んでみたくなる施設でした。

 

行ってみると、スタッフさんは絶対に大変なのにニコニコしていて、自分たちの生活より保護した子たちを優勢に活動されてたことに驚きました。

 

そこから私も何か力になりたいと思い、まずは実家にプードルの元繁殖引退犬の里親になることを申し出ました。

 

この子を幸せにしたいと言い出したのは、当時5年生の甥っ子でした（笑）

こんなに小さな子が、守りたいと思った命、叔母の方が心を打たれました。

私の実家は北海道ですが、この甥っ子を含めた6人大家族の一員として幸せに暮らしてるプードルの里親となりました。元サーチちゃんは、今はショコラちゃんとして、北の大地で暮らしています！

 

その後、パピーの心臓病のマルプーくんの里親としても立候補して、審査していただき、譲渡していただきました。元ルースくんは、今はピースくんとして、ショコラちゃんの弟をしています！

 

それからは私は、自分もボランティアとしてお手伝いがしたいと思い、新宿シェルターでお世話ボランティアをさせていただいています。ボランティアをしながら、「お金持ちだったら、全員連れて帰って家族になりたい！」と、毎回思います（笑）

 

しかしそんなのは夢のまた夢。。。私は一人暮らしで2匹の愛犬とそもそも共に生活していて、この環境でもう1匹を迎えるなんて、考えたこともありませんでした。

 

でも、ボランティアに行く度に「この子はどんな家族の一員になるのかなぁ？大切にしてくれるママがみつかりますように！」なんて感情で向き合いお世話していくウチに、ビビビと言う出会いが（笑）「この子を幸せにしたい！」と感じた子に出会いました。

 

「先住犬との相性はどぉかな？」なんて、ブリーダー等から迎えていた時は、先住犬の気持ちしか考えて居なかった私が、「そんなのどうにでもなる！なんとかする！だからこの子は私が幸せにするんだ！」って思った子でした。

 

いつもボランティアでお世話させていただいてる中で、卒業していく子達を見送る時があります。一人一人の個性や性格も分かってきます。そのくらい密に関わる保護犬保護猫ちゃん達が卒業する瞬間は、嬉しさも沢山ですが淋しさもあります（笑）

 

でも、卒業は幸せなこと！おめでとうと泣きながら見送った想い出も沢山あります。そのくらい、心と心が繋がれるボランティアのお手伝いは、私にとって大切な時間であります。

 

ボランティア活動を通して、関われた子達が幸せに暮らしてることを耳にするだけで、こちらが幸せをもらえること、これはボランティア活動してる人全てが味わえる喜びの一つでしょうね。そして、私は今、年齢も分からないmix犬の元キアーラちゃんの里親として先住犬の2匹と共に3姉妹を育てています！

 

DogCat rescue ANELLAのスタッフさんにたまに会わせる機会があったりします。そしたら皆様、「おー！キアーラちゃーん！可愛くなったねー！」と抱きしめてくれます。今はマリーとして生活してますが、私は、施設に居た時の名前を未だに呼んでくださるスタッフさんが大好きです。

 

スタッフさんが付けてくれたキアーラという名前も、大切な名前。

 

キアーラとしてお世話して育ててくれた時間も、マリーの人生の1ページだから。

 

DogCat rescue ANELLAさんの『１匹の犬を助けても世界は変わらないが、その１匹の世界は永遠に変わるだろう。』と言う信念は、私のボランティア&里親としての活動の支えにもなっています。

 

 

 

ボランティアスタッフ　Maki