蒜山酪農を全力応援!希少なジャージー「仔牛肉」で犬用おやつを愛犬に

支援総額

1,100,000

目標金額 1,000,000円

支援者
127人
募集終了日
2025年8月11日

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プロジェクト本文

697万頭のワンコの「食べる力」で、日本の酪農を守る。

 

こんにちは!愛犬用自然食ブランド「ドットわん」を展開する、株式会社ピュアボックスの佐薙(さなぎ)です。私たちは岡山県を拠点に、国産食材を使った安心・安全なペットフードを20年以上追求し続けています。

 

しかし、近年、私たちが大切にしている「食」を支える生産現場では、厳しい現実が突きつけられています。中でも深刻なのが、日本の酪農業界です。エサ代、光熱費、資材費…あらゆる生産コストが高騰し、酪農家は悲鳴を上げています。

 

大規模な農場も、酪農に適している地域も、家族経営も、みんな厳しい状態だと思う。今、廃業したら二度とその地域には酪農は復活出来ない。酪農の火を消さないために早急な対策が必要だ。

これは、とある酪農家の切実な声です。(※1)

 

実際、全国の酪農家の約6割が赤字経営に陥り、約半数が離農を検討。2019年からのたった5年で、なんと酪農家の4分の1が廃業に追い込まれてしまいました(※1)。私たち人間の食卓を支える酪農の灯が、今まさに消えかかっているのです。

 

 

 

 

蒜山ジャージー「仔牛肉」の活用が、未来への鍵となる。

 

この危機は、私たちの拠点がある岡山県も例外ではありません。中四国地域屈指の酪農地域である岡山県蒜山(ひるぜん)では、ジャージー牛のオス仔牛の存在が、酪農経営をさらに圧迫しています。

 

ジャージー牛は優れた乳用種ですが、オスはミルクを生産できません。また、エサを食べても太りにくいため、肉牛としての生産効率が悪いという特徴があります。これまで蒜山では、生まれた命を無駄にせず、また地域の生産体制を維持するために、オス仔牛すべてを何とか肉牛にまで育て上げてきました。

 

しかし、昨今の生産コストの高騰が追い打ちをかけ、オス仔牛を育てるのが非常に困難になっています。仔牛1頭を肉牛に育てるには約26ヶ月もの期間を要しますが、その間の生産コストと実際の売却金額の差は、1頭あたり11万円もの赤字になります。大切に愛情を込めて長期間育てても、最終的には赤字が残ってしまうのが現状です。

 

私たちはおかやま酪農業協同組合さん、蒜山酪農農業協同組合さんからこの現状を知らされ、長年培ってきたペットフード開発のノウハウで力になれないかと、すぐさま解決のための話し合いを始めました。そして辿り着いたのが、「ジャージー仔牛肉」を愛犬用“おやつ”として活用する、というアイデアでした。

 

このプロジェクトは、単に犬用おやつを作るだけではありません。愛犬に最高の食を提供することで行き場のない命を無駄なく活かし、疲弊する酪農家を経済的に支えることで日本の酪農の未来を切り開く挑戦なのです。

 

蒜山酪農協の職員さん(奥)から、蒜山で仔牛の説明を受けるドットわんスタッフ(手前)

 

 

あなたの愛犬が、日本の酪農を救うヒーローになる。

 

なぜ、ジャージー仔牛肉が犬用おやつに最適なのでしょうか? 私たちは「栄養・肉質・生産背景」の3つの観点から、その高い価値に着目しました。

 

【特徴①】驚くほどの低脂質でヘルシー

仔牛肉は、一般的な牛肉に比べて脂質が格段に少なく、カロリー控えめです。これは、愛犬の健康を気遣う飼い主さんにとって、何よりの魅力となるでしょう。脂質が少ないため、食材の劣化原因となる「酸化」の速度も緩やかで、酸化防止剤などの添加物に頼らない、安心なおやつが作れるはずです。愛犬にいつまでも元気に走り回ってもらうためには、ヘルシーな食事は欠かせません。

 

(※2)

 

 

【特徴②】とろけるような柔らかい肉質

仔牛肉は筋繊維がまだ発達していないため、非常に柔らかいのが特長です。そのため、歯が生え始めた子犬から、歯が弱くなった老犬まで、どんな年代のワンコでも安心して食べられるおやつに仕上げられると思います。消化しやすく、身体への負担も少ないので、愛犬の胃腸に優しいのも嬉しいポイントです。

 

 

 

【特徴③】安心と信頼の生産背景

プロジェクトの舞台となる蒜山は、冷涼な気候を活かした酪農が盛んな地域です。牛ふん堆肥を利用した牧草栽培など、地域全体で循環型農業に取り組む、環境に優しい酪農が行われています。こうした恵まれた環境の中で、ジャージー牛の仔牛は栄養価の高いミルクや新鮮な牧草を与えられ、愛情いっぱいに育てられています。どこでどのように育ったかが明確な、透明性の高い食材であることは、愛犬に与えるものにこだわりたい飼い主さんにとって、何よりも安心材料となるはずです。

 

 

 

これほど多くの良さを持つジャージー仔牛肉は、日本ではその価値が十分に認識されていませんが、ヨーロッパでは高級食材として扱われています。私たちは、この価値を最大限に引き出し、愛犬に最高の「食べる喜び」を、そして酪農家には「未来への希望」を提供したいと考えています。

 

 

 

ドットわんがこのプロジェクトに全力を注ぐ理由

 

私たちドットわんは、食材を生み出す「生産者さん」を単なる仕入れ先ではなく、「モノづくりのパートナー」として尊敬しています。

 

愛犬の健康と長生きを支える食事には、質の高い食材が不可欠です。私たちは、食材づくりに本気で向き合う生産者さんから直接仕入れることを大切にしてきました。その中で、生産現場で抱える様々な課題に触れる機会も多くありました。コロナ禍で生じた外食産業向け食材の余剰在庫や、養殖業を悩ませる未利用魚の問題など、「品質は十分なのに活用しきれていない食材」は数多く存在します。

 

これまで、人間用とは異なる「愛犬用」という視点から、こうした食材の課題解決に取り組み、生産者の皆さまと共に新たな価値を見出すため、「#ドッグフードにできること」という活動を行ってきました。今回のジャージー仔牛肉の活用も、こうした理念や活動から動き出したプロジェクトです。

 

 

 

 

プロジェクト代表の私、佐薙壮介は、幼い頃に祖父母の農作業を手伝い、学生時代には米農家でアルバイトをした経験があります。そこで肌で感じた生産現場の苦労が、私の原点です。

 

「食材生産の現場で発生する、品質は十分なのに活用しきれていない食材たち。それらを無駄なく活用し、私たちの食を支える生産者さんに還元したい。」

 

この強い想いを胸に、ドットわんのスタッフとして、食材調達から商品の企画・開発までを一貫して担当しています。このプロジェクトを絶対に成功させたい。その一心で、日々取り組んでいます。

 

佐薙です!よろしくお願いします!

 

 

愛犬と酪農家の未来を創造する、ジャージー仔牛のおやつたち

 

今回のクラウドファンディングでは、ジャージー仔牛肉の素材本来の美味しさを最大限に引き出すため、調味料や保存料は一切使いません。シンプルで安心、そして何より愛犬が喜ぶおやつを目指します。開発中のおやつは、愛犬の好みや年齢に合わせて選べる、バリエーション豊かなラインナップを目指しています。開発状況に合わせてリターンに追加していきますので、お楽しみにお待ちください。

 

 

ジャージー仔牛のやわらか煮

仔牛肉をじっくりと煮込み、ほろほろに仕上げます。調味料不使用で、肉汁が溶け出したスープは旨みたっぷり。食欲がない時や水分補給にも最適です。

画像は開発中のもの

 

 

ジャージー仔牛の手焼きせんべい

仔牛肉を鉄板で薄焼きにした、職人技が光るおせんべいです。小麦粉や塩などのつなぎは一切不使用。薄くパリッとした食感で、子犬から老犬まで、安心して与えられるおやつです。  

画像は開発中のもの

 

 

ジャージー仔牛の炭火焼き

火柱上がる炭火で豪快に焼き上げ、遠赤外線効果で旨みと肉汁を閉じ込めます。香ばしい香りは、ワンコを夢中にさせること間違いなし。いつものドライフードのトッピングにもぴったりです。

参考画像:炎の炭火焼き国産牛

 

 

ジャージー仔牛のジャーキー

薄くスライスした仔牛肉をじっくり熱乾燥。サクッとカリッとした食感で、手触りもさらさら。持ち運びにも便利で、お散歩やお出かけのお供にも最適です。 

 

参考画像:長崎ばってん鶏ササミジャーキー

 

 

ジャージー仔牛のフリーズドライ

一度火を通した仔牛肉をフリーズドライ技術で乾燥させることで、肉の栄養素を損なうことなく、美味しさをそのまま閉じ込めます。そのままサクサクと、水で戻せばしっとりとした蒸し牛肉のような食感を楽しめるはず!

 

参考画像:フリーズドライチキン

 

 

さらに、蒜山酪農農業協同組合さんご協力のもと、ジャージー牛乳・牛肉を使った人用リターンもご用意しています。これらのリターンを通じて二重に酪農家さんを支援することができます。

 

 

展望:蒜山の仔牛すべてを活用。そして、日本の酪農の未来へ。

 

蒜山では毎年50~60頭ほどのジャージー仔牛が生まれ、お肉に換算すると約700kgにもなります。クラウドファンディングでは、まずは目標金額100万円を達成し、100kgの仔牛肉を活用することを目指します。これは、8頭の仔牛の命を無駄にせず、酪農家の負担を軽減することに繋がります。

 

そして将来的には、一般販売を通じて、蒜山で生まれる仔牛すべてを有効活用できる体制を構築したいと考えています。もしこのプロジェクトが成功すれば、行き場のない仔牛がいなくなり、酪農家の廃業を食い止めることができると信じています。

 

早急な商品化に向け、以下のスケジュールで進行中です。

 

6月: 商品化に向けた試作、仔牛肉の仕入れ条件確定、クラウドファンディング開始

7月: 試作品での品質・安全性確認、商品仕様の確定

8月: ジャージー牛の仔牛肉仕入れ、クラウドファンディング支援期間終了

9月以降: リターン発送

10月以降: 一般販売開始

 

完成したおやつは、ドットわんのネットショップや全国の取扱店舗の一部で販売を予定しています。このプロジェクトを通じて、持続可能な酪農の形を確立し、全国の酪農家の希望の光となることを目指します。

 

 

 

あなたの「応援」が、日本の酪農の未来を創る。

 

今回のプロジェクトは、「ワンコの食べる力」で蒜山の酪農家を経済的に支え、日本の酪農に新しい風を吹き込む挑戦です。私、佐薙壮介は、毎日の食卓を支えてくれている生産者の方々を心から応援したい。その強い想いを胸に、このプロジェクトが成功した後も、継続的に生産者さん応援に全力を尽くします。

 

私たちの取り組みは、クラウドファンディングページ内の活動報告で随時お知らせいたします。活動報告では、犬用おやつ製造の様子や、酪農家の喜びの声など、あなたの支援がどのように役立っているかを具体的に共有します。 ぜひ、ページ上部の♡マークを押して新着情報が届くようにしていただけると嬉しいです。

 

プロジェクト成功に向けた最初のステップは、酪農家が直面する問題を一人でも多くの方に知っていただくことです。ぜひハッシュタグ「#ドッグフードにできること」をつけて、このプロジェクトの拡散にご協力をお願いいたします! あなたの拡散が、より多くの酪農家に希望を届け、仔牛の活用を広げる力になります。

 

そして、2つめのステップは、商品開発・製造のための資金を調達することです。このプロジェクトの内容に共感いただけた方、日本の酪農を、そして愛犬の健康を応援したいと思ってくださった方は、ぜひご支援をよろしくお願いいたします!

 

今すぐ支援して、あなたの愛犬を日本の酪農を救うヒーローにしませんか?

ここまでプロジェクトを読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

 

プロジェクト代表 株式会社ピュアボックス 佐薙壮介

 

 

 

お問い合わせ

 

・クラウドファンディング全般に関するお問い合わせ

 READYFORのヘルプ・お問い合わせページからご確認ください

 

・本プロジェクトに関するお問い合わせ

 メールアドレス<cs@purebox.jp>にお問い合わせください。 

 

参照

 

※1:一般社団法人中央酪農会議

※2:文部科学省 食品成分データベース

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
佐薙壮介(株式会社ピュアボックス)
プロジェクト実施完了日:
2026年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

株式会社ピュアボックスがジャージー仔牛の肉を使ったドッグフードを開発・製造します。 ご支援金額の16.5%を手数料+消費税としてREADYFORに支払います。 ご支援金額の83.5%を犬用おやつの開発費(おやつ試作費、栄養成分分析費、パッケージデザイン費など)、製造費(原材料費、加工費、ラベル印刷費、包材費など)、リターン準備費(人用リターン準備費、梱包費、輸送費など)に充てます。 ご支援者様のリターン選択状況により、開発費、製造費、リターン準備費の比率は変動します。 クラウドファンディング成立前に実施したおやつ試作費は、自己資金で対応します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
ご支援いただいた方のリターンの選択状況により、必要金額が想定とずれる可能性があります。必要金額と目標金額の差額が発生した場合は自己資金で補填します。

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プロフィール

こんにちは!(株)ピュアボックスの佐薙壮介と申します。 ピュアボックスは、犬猫用食品ブランド『ドットわん』『ドットにゃん』を展開する、犬猫用自然食品メーカーです。 『ペットの食環境向上』『未利用食材の価値づけ』を掲げ、大切な家族であるペットの健康を支える続けてきたのに加え、生産者から”犬猫にとって”価値が高い食材を直接仕入れることで生産者を応援してきました。 プロジェクト達成に向けて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!

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リターン

1,000+システム利用料


蒜山酪農を全力応援!【1,000円コース】

蒜山酪農を全力応援!【1,000円コース】

●感謝のお手紙
蒜山の酪農家さんを全力応援するコースです。
犬用おやつや人用食品のリターンはございません。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月

2,000+システム利用料


【犬用】ジャージー仔牛のやわらか煮

【犬用】ジャージー仔牛のやわらか煮

●感謝のお手紙
●ジャージー仔牛のやわらか煮(70g)
ジャージー仔牛肉をじっくり煮込み、柔らかく仕上げた愛犬用おやつ。保存料や調味料は一切使用しません。旨みがスープに溶け出しているので、最後の一滴まで楽しめます。大切な愛犬にはもちろん、犬を飼っている方へのプレゼントにもオススメです。※画像はイメージです。

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月

1,000+システム利用料


蒜山酪農を全力応援!【1,000円コース】

蒜山酪農を全力応援!【1,000円コース】

●感謝のお手紙
蒜山の酪農家さんを全力応援するコースです。
犬用おやつや人用食品のリターンはございません。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月

2,000+システム利用料


【犬用】ジャージー仔牛のやわらか煮

【犬用】ジャージー仔牛のやわらか煮

●感謝のお手紙
●ジャージー仔牛のやわらか煮(70g)
ジャージー仔牛肉をじっくり煮込み、柔らかく仕上げた愛犬用おやつ。保存料や調味料は一切使用しません。旨みがスープに溶け出しているので、最後の一滴まで楽しめます。大切な愛犬にはもちろん、犬を飼っている方へのプレゼントにもオススメです。※画像はイメージです。

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月
1 ~ 1/ 23

プロフィール

こんにちは!(株)ピュアボックスの佐薙壮介と申します。 ピュアボックスは、犬猫用食品ブランド『ドットわん』『ドットにゃん』を展開する、犬猫用自然食品メーカーです。 『ペットの食環境向上』『未利用食材の価値づけ』を掲げ、大切な家族であるペットの健康を支える続けてきたのに加え、生産者から”犬猫にとって”価値が高い食材を直接仕入れることで生産者を応援してきました。 プロジェクト達成に向けて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!

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