コアラ 立て続けに死亡 これ以上不幸な命を増やして欲しくない

 

 

東山動植物園のコアラが、12月中に2人死亡した。

・「ピース」(6歳) 12月9日 死亡 （衰弱死)

 

 

・「マックス」(4歳) 12月17日死亡 (循環不全)

 

 

 

どちらも男。
コアラの平均寿命は、13 – 18年。

 

今年9月、女のコアラ「ミライ」が「マックス」との繁殖をめざして、多摩動物公園から東山動植物園に来ていた最中の死亡だったようです。

 

東山動植物園の男のコアラは、「ピーター」(1歳)だけになりました。

（ピーターがどうなっていくかウォッチしたいとおm

 

“ブリーディングローン”

動物を、動物園間で繁殖を目的に貸し借りすること。

「種の保存」を理由に行う、ブリーディングローン。

 

「種の保存」

の実態は、
「動物園の人気動物の保存」

動物園は特に人気動物の確保に躍起になっています。

繁殖を理由に動物を日本全国、あちらこちらに移動させたり、繁殖行為をさせることは、
ストレスを与えたり、健康を害し、事故も起こります。

輸送中に動物が死ぬことは表に出てくるもの、出てこないもの含め、かなり多いようです。

動物全体の繁殖数と死亡数、そして

過剰な繁殖による動物商人への売買など不明瞭な点が多すぎです。

 

 

【コアラの数】

東山動植物園

　７人（１人　女５人　性別不明１人）

 

日本

　41人(内、男15人)
　8箇所（コアラが囚われている動物園）
 

飼育数ピーク時20年前の半数以下。

これ以上不幸な命を増やして欲しくないと、心の底から思います。

 

 

《関連記事》
※以下の記事を読むと、動物は奴隷、か、生きている道具なのだという、意識が、残念ながら透けて見えます。
 

ピースの死亡

「東山動植物園のコアラ「ピース」が衰弱死 繁殖にも貢献」

https://www.asahi.com/articles/ASKD95DKXKD9OIPE00C.html

 

マックスの死亡
https://www.asahi.com/articles/ASKDK4WV5KDKOIPE00D.html

 

雌のコアラ、ミライがマックスとの繁殖のため、多摩動物公園から東山動植物園へ
「国内の動物園で飼育しているコアラの減少を食い止めようと​」https://mainichi.jp/articles/20170928/ddl/k13/040/063000c