年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 2枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 3枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 4枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 5枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 6枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 7枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 8枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 9枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 2枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 3枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 4枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 5枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 6枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 7枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 8枚目
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬 9枚目

寄付総額

32,803,000

目標金額 50,000,000円

寄付者
1,725人
募集終了日
2024年12月20日

    https://readyfor.jp/projects/dxp-sos-nogasanai2024?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2024年12月09日 19:00

【イベントレポート】ユキサキチャット相談員が語る「ユキサキチャットの現状」

皆さま、いつも温かいご支援を誠にありがとうございます。

心強いメッセージもたくさんいただき、一同心より感謝しております。

 

本記事では11月26日(火)の配信でお話した内容を一部抜粋してお届けします。

 

D×Pでは若者が孤立を深める年末年始に、一人でも多くの若者とユキサキチャットでつながり、食糧支援を通して孤立を未然に防ぎたい。そして、急な支援を求める若者のSOSを逃さない体制を、今のうちに整えたい。

 

そのために現在、クラウドファンディングに挑戦しています。今回のイベントでは、ユキサキチャットについて、ユキサキチャットでつながる若者についてなど、実際に若者に関わっているユキサキチャット相談員が語っています。

 

ユキサキチャットについて、ユキサキチャットに関わる人たちについて、そして若者を取り巻く状況について知る機会になっていただければと思っています。

 

 

本編はこちら

 

 

----------------------------------------------

 

スピーカー

 

 

玉井慎太郎
認定NPO法人D×P(ディーピー)ユキサキチャット事業部マネジャー

1988年広島生まれ。大阪大学外国語学部卒。大阪府箕面市在住、4歳半と2歳の2児の父。

新卒でメーカー勤務をする中で以前から関心を持っていた教員への転職の想いが強まり、前職在職中に通信制大学での教職過程での学びを開始。同時に「実際に教育現場に関われないか」と考えていた際に、D×Pのボランティア「コンポーザー」に出会う。

コンポーザーとして複数の通信制・定時制高校の生徒と関わる中で、「否定せず関わる」を大切にすることで生まれる「一人間同士のコミュニケーション」の面白さに気づく。同時に、生徒との関わりを通じてひとりひとりの持つ可能性と、それが阻まれてしまう社会の状況への関心が強まり、D×Pのビジョンである「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を実現したいと思い、2017年よりD×Pに入職。

定時制・通信制高校での「クレッシェンド」や居場所事業の運営を経て、2021年よりユキサキチャット事業部に異動。現在は相談対応や現金・食糧給付の方針決定、事業計画の立案、外部団体との連携交渉、採用、新規事業の立ち上げなどを担当。

 

 

 

ユキサキさん(ユキサキチャット事業部相談員)
学生時代から福祉を学び、新卒では、就労移行支援にて、障害のある方に対する就職のサポートを行う。仕事をする中で、既存の制度からこぼれ落ちてしまう方々が多くいることを体感する。制度の狭間に置かれてしまいがちな若者たちが、どうにか生きていけるような社会をつくりたいという思いで、2024年4月にD×Pに入職。

ユキサキチャットでは、主に経済的に困っている若者のケースを担当。チャット相談を中心としながら、必要に応じて、社会保障制度の案内、関係機関連携などを行っている。相手の置かれている背景を想像して、ひとりひとりに合った言葉がけをすることを大切にしている。

 

----------------------------------------------

 

ニュースでは見えない闇バイトや詐欺を選択せざるをえない若者の背景

 

ユキサキ:それまでも福祉の現場に一応いたので 、なんとなく分かってるようなつもりでいたんですけれども、入職して「こんなにご飯が食べられてない若者ってこの世の中にいたんだ」っていうのにすごく衝撃を受けたのを覚えています。チャットの中で、「今手元に千円しかないです」とか「本当に食べるご飯がなくて、1日1食です」 「水だけ飲んで過ごしています」っていう風なご相談があることが多くて。それが日常になってはいけないんですけれども、日常的にそういった相談があるって言うのは全然見えてなかった世界だなっていう風に感じました。

 

司会:ニュースでは若者の問題は聞くが、実際に対応したりとか接しないとなかなか実態が見えないかなっていうのは当然ありますよね。だからといって、一人一人が全く一緒ではないっていうのはあるので、その辺を相談員の方だからこそ、見える部分ってのあるのかなとは思いますね。


ユキサキ:最近、闇バイトの話もメディアで出ているけれど、実際に「詐欺にあってしまった」っていうご相談も日常的にあって。それって闇バイトの延長線上にあるなと思うし。その子たちの背景を聞いていくと、単に「稼ぎがいっぱい欲しいから手を出した」ではなくて、家賃が払えなくて、とか、病気で仕事ができなくてどうにかを打破する方法を探していて、そういった借金とかの誘いに出会ってしまったみたいな状態で。生活が何とか好転するかもしれない、かつ人に相談もできない環境下の中で、そういった誘いがあれば手を出してしまうという環境的にはすごく本人も追い詰められた状態にある方が多いんじゃないかなという印象がすごくあります。


司会:ニュースでは、結果として起こったこととして見えやすくなるので、それだけ見てしまうとあまり良くないことという話になるが、今ユキサキさんが言ってくれたように、やっぱりそこに行かざるを得ない、それを選択せざるを得なかったみたいなことがありえたりするから、やっぱりどういう背景で、どうしてそうなったかみたいなところを考えて、そうならないためには何ができるかというところまで将来は考えたいですよね。

 

----------------------------------------------

 

「これまで誰にも相談したことがなかった」という声

 

玉井これまで誰にも相談したことがなかったっていう声っていうのは本当に聞くなっていう風に思っていて。でもなんでここで話してくださったのか、理由は様々ですけども、1つはチャットであるということ、匿名でも OKだからっていうところはかなり大きいのかなという風に思っていて。誰かに相談するために足を運ぶっていうのもやっぱりハードルがあることだと思うので、それがLINE でまずは相談ができるというところで、「誰にも話したことなかったんだけども、匿名だし、LINE だし、話してみよう」っていう風に思ってくださる方っていうのがやっぱりいるのかなというふうにやっぱりこれまでやってきていても思います。 


司会:自分で足を運んだり、直接言えるっていうのももちろんいいと思いながら、なかなかそれが物理的に、心理的に、すごくハードルが高くて難しい人がやっぱり匿名だからこそ言えるとか気軽に言えるみたいな。そういうふうに 選択肢があって、選べる状態が作れるとすごいいいんだろうな思いますね。

 

----------------------------------------------

 

すぐに支援の結果が出なくても、どこかのタイミングで「あの時何か言ってくれたな」につながれば


ユキサキ:今まで制度につながってこれなかった方々、もしくは大学生のようなちょうど18歳までと成人以降の制度の狭間にある方がすごく多く相談に来てくださったけど、すぐに打開策が見えないなってオンラインの難しさだなっていうのは感じています。 
もちろんリアルでもそれぞれの難しさはあるんだけれども、お顔が見えないと状況がすぐに分かりにくかったり、あるいは状況がすぐに改善がしないことっていうのが多いので、時には無力感を感じることがあります。特に「死ぬしかない」というご相談が届くようなこともあって、話を聞いて、ご飯を届けるとかはできるけれども、微力なんだろうなと葛藤をすることもあります。


司会:難しさはすごくあるなと思いながら、やっぱり聞いてくれる人がいるというところや、ユキサキチャットが大事にしてる「否定せずに関わる」ところが、もしかしたらどこかのタイミングで、「あの時ああいう人がいたな」とか「あの時何か言ってくれたな」みたいなのがあったらいいですよね。 


玉井:印象に残っているケースなんですけども、「通信制高校に通っているけども、家から出れません」という相談が来て、1日何通もやり取りをしていました。虐待を受けていると相談もあって、その中で普段の話もしながら、「これからこんなことができるかもしれない、あんなこともできるかもしれない」など児童相談所の話もしていて。すると半年ぐらい経ってから、ご自身で「これ以上しんどいから、今日学校帰りに児童相談所に行ってみます」と連絡くださった方がいました。これまで 取り止めもないやりとりがほとんどだったんだけれども、そんな話もしながら一緒に考えていったことがどれぐらいその方のその行動に繋がったのかはわかんないんですけども、でもやっぱり話を続けてきてよかったな と思うこと がありましたね。

 

----------------------------------------------

本記事でご紹介したのは、配信のごく一部です。続きはYouTubeで、ぜひご覧ください!

どうか最終日まで、よろしくお願いいたします。

ギフト

3,000+システム利用料


3,000円ご寄付コース

3,000円ご寄付コース

●D×Pサポーターセット
(寄付金領収書/活動報告書/メールマガジン)
●D×Pオリジナルステッカー【希望の方のみ】
●オンラインイベントへのご招待【希望の方のみ】
※実施期間は2025年1月〜2025年3月を予定しています。実施日程は実施の1ヶ月前を目処にご連絡いたします
※寄付金領収書の発行は2025年1月中を予定しております。寄附金控除は2024年分として確定申告をお願いいたします

申込数
217
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

3,000+システム利用料


ギフトなし:3,000円ご寄付コース

ギフトなし:3,000円ご寄付コース

寄付金領収書や寄付者さん限定のコンテンツが必要ではなく、ご寄付のみをご希望の方向けのコースです。ギフトが発生しない分、いただくご寄付をできるだけ多くプロジェクト実施のために活用させていただきます。

▼以下のリターンはお送りしません
・寄付金領収書をお送りしません
・活動報告書をお送りしません
・寄付者限定メールマガジンをお送りしません

申込数
379
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

3,000+システム利用料


3,000円ご寄付コース

3,000円ご寄付コース

●D×Pサポーターセット
(寄付金領収書/活動報告書/メールマガジン)
●D×Pオリジナルステッカー【希望の方のみ】
●オンラインイベントへのご招待【希望の方のみ】
※実施期間は2025年1月〜2025年3月を予定しています。実施日程は実施の1ヶ月前を目処にご連絡いたします
※寄付金領収書の発行は2025年1月中を予定しております。寄附金控除は2024年分として確定申告をお願いいたします

申込数
217
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

3,000+システム利用料


ギフトなし:3,000円ご寄付コース

ギフトなし:3,000円ご寄付コース

寄付金領収書や寄付者さん限定のコンテンツが必要ではなく、ご寄付のみをご希望の方向けのコースです。ギフトが発生しない分、いただくご寄付をできるだけ多くプロジェクト実施のために活用させていただきます。

▼以下のリターンはお送りしません
・寄付金領収書をお送りしません
・活動報告書をお送りしません
・寄付者限定メールマガジンをお送りしません

申込数
379
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月
1 ~ 1/ 24

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る