留学生のイベント(息子による現地レポート)

今日は放課後に留学生向けのBBQがあり、場所は大きめの公園で公園自体が観光スポットのような場所らしく、公園の中は小さい列車も走っていました。 (こんな小さい列車でも車椅子を乗せるところがあってビックリ) 列車から降りたあとはみんなでホットドッグ食べ、あとは自由時間という感じでした。 列車の線路は元々丸太などを運ぶトロッコの線路だったらしく、使っていたトロッコや重機などが展示してありました。

(木全より)
今回、息子のディスレクシアを公表したこと、Readyforに挑戦したことで、多くの方に、息子の様子を知ってもらい、またカナダの様子を楽しんでもらう事ができているようで、本当に感慨深いです。
発達障害は本人への告知ひとつとっても、とても複雑な感情が入り乱れ、親としてはいろいろと慎重にならざるを得ません。
今年6月の参議院会館での勉強会に、息子のWISCの結果(IQ)と成績について公表しようと決め、息子本人にも承諾を得る過程で、本人にも詳しく彼のIQの高いところ低いところを説明しました。
息子は苦手分野についてはある程度理解をしていたものの、得意分野が100人中4番ということをはじめて知って、かなり驚いていていました。また事実を知ったことで彼の自己肯定感はすこし上がったように感じます。
親は心配のあまり、どうしてもまわりにも本人にも知らせないで良い結果に導こうとしてしまいますが、昔はガン告知が行われていなかったけれど、今は本人に詳しい病状を知らせて治療の方針をたてるのと同じように、発達障害においても本人にも詳しく知らせた方がいろいろと良い結果が出るのかもしれません。
また、病人扱いしてまわりに知らせないよりも、多くの人に知らせて協力をお願いした方が、お互い楽に気持ちよく暮らせるらしいということがだんだんわかってきました。
「病は市に出せ」(病気ではないですが)という言葉の意味をかみしめる今日この頃です。