コオロギはエコな食料資源!？

エコロギーがクラファン開始して10日間経ちました。皆さんの温かい声が本当に励みになってます。ありがとうございます。

 

 

皆さんはコオロギについて知ってますか？実はエコで地球に優しい食料資源なんです。

 

昆虫食のなかでも、とりわけ注目され、目にすることが多い「コオロギ」。なぜ食用のコオロギが注目されているのでしょうか。

 

 

 

１．生産時の環境負荷が低い

 

コオロギは、飼育時のCo2排出量が少ない食材です。牛と比較すると、飼育に必要な水は2000分の1程度、飼料は100分の7程度、排出される温室効果ガスは25分の1程度に抑えられます。

 

 

※1:牛肉と比べたコオロギ生産コスト ※2:単位重量あたり

 

 

２．栄養が豊富で味が美味しい

 

 

コオロギは、栄養価が高く、特にタンパク質を豊富に含む食材です。

エコロギーが生産しているコオロギパウダーのタンパク質量は、以下の通りです。

 

 

※全て乾燥重量100g当たりに含まれるタンパク質量

 

 

コオロギは、ビーフジャーキーや干し貝柱など既存の高タンパク食品と比較しても、引けを取らない、もしくは上回るタンパク質を含んでいます。また、不足しがちな鉄分や亜鉛も摂取することができるので、コオロギは健康増進につながる食材だといえます。

 

 

エコロギーでは、コオロギで妊婦の栄養改善を目指すプロジェクトも進行中です。カンボジアの妊婦さんの半分以上が貧血状態であり、タンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養不足が大きな課題となってます。妊婦さんにとって必要な栄養素を多く含むコオロギが妊婦さんの栄養改善に大きく貢献できるのではないか？と考えております。

 

 

コオロギは、エビやカニといった甲殻類と近い風味で、旨味と苦味があります。

スープなどの汁物に追加すると、出汁が生まれ旨味が増したり、チーズ系メニューに加えると、コクが増します。昆虫食のなかでもコオロギは美味しく食べやすい食材です。

 

 

３．生産・加工がしやすい

 

コオロギは生産・加工がしやすい食品です。雑食性が高いことや、少ない設備投資、敷地面積で生産できること、また卵から成虫になるまでに要する期間が45日と生産サイクルが短期間であることも、コオロギが注目されている要因であると言えます。

 

 

※可食部1kg当たりの生産時に要する農地面積

 

 

さらに、牛や豚などの可食部はおよそ40％と言われている一方、コオロギは可食部が100％であるため、加工についても手間なく、容易にできます。

 

コオロギは地球に優しくエコで美味しい食材です。今回のクラファンにあたって、コオロギを使ったエコロギーチョコレートを開発しました。ぜひ一口食べてみてください！