粒　子　に　つ　い　て　Ⅲ

　つづけて粒子(質点)をすこし詳しくお話しましょう。

 

　粒子(質点)は光子が局在化したことにより造られた物としています。

　静止時には内部を光速で伝搬するだけ。
　そのエネルギー量は光子のエネルギーE0 = ｈｆ [ジュール]
　外部に現われるのは光速で伝搬する際の直交方向の電場強度も光子がその１波長λを１周とする円周をぐるぐる回転していることで、空間上にはその平均強度が恐らく０になっている。

　質点をVで運動させると内部は√(c^2―V^2)の速さの周回することになる。
しかもその内部成分は静止時と同じだけの向素を保存するとする。
　静止時は内部面内を向いていた光子はVで運動することで内部面に対して(V：ｃ）の比で斜めに向く。内部面の速度は√(ｃ^2―V^2)。直交する速度Vとなる。
　内部成分を保存することは光子の進行方向に対してｃ/√(ｃ^2―V^2)の増加を意味する。
　Vで運動する光子のエネルギーEｖは
      Ev 　= 　E0 / √(1―(V/c)^2)
となる。E0＝ｈｆを使えば

　　Ev　＝　ｈｆ/ √(1―(V/c)^2)

　また進行方向に（V/ｃ）だけ光子の直交成分が(V/c)の遅さで現われることになる。これが他への影響を与えることになる。

　それを示したのがλ*P＝ｈで示す

　　　　　量子化条件

であろう。