脚本読み合わせをしました。

こんばんは。山本です。
この写真はある日の戯曲読み合わせの時のもの。今回の芝居では一人四役をやることになりそうなのですが、特に難しいのが主人公の夫のヘルメルです。どう考えてもこの男、妻を、女を大事な大事な所有物として見ているのですが、その愛情の向け方がわかるようでわかりません。とても良い夫なのです。しかし、徹底的に、妻と対等ではありません。こういう人いるのは知ってるけど、やるとなると難しい。。

この戯曲を読み込んでいると、自分自身のジェンダーやセクシャリティを深く問われます。ヘルメルがわからないとは言っていますが、そういうヘルメルを知らないうちに受け入れている部分もないとは言えないのです。それは、私が女性のジェンダーを無意識に引き受けているということでもあるでしょう。

公演するまでに、自分のいろいろな固まった部分が壊されそうな予感です。（すでに壊されてきています）