脳挫傷とシンバ

 

保護して間もなく、てんかん発作が昼夜関係なくシンバを襲うようになりました。夜中もシンバが発作で苦しみ始めないか…耳を澄ましながら寝ていました。

 

シンバが朝を迎えられているか、冷たくなってしまっていないか…自分が熟睡してしまった日は、毎朝起きるのが怖かったです。そしてシンバがぐっすり寝ていても、息をしているか確認せずにはいられませんでした。

 

 

新しく処方してもらった抗てんかん薬が効き始め、本当に嬉しかったです。

しかし、発作は無くとも脳障害がある為、異常行動を起こす可能性があると言われた時は本当にショックでしたが、頑張っているシンバとアテネを見ていると、ショックがってもいれず、シンバの成長ぶりを残していこうと出来るだけ沢山の写真やビデオを撮り始めました。

 

ある日、写真とビデオを撮っていると、シンバがアテネに威嚇をして唸り始めました。

シンバの異常行動かもしれないと思い、獣医師さんに相談したところ、ビデオの様子からは異常行動ではなくシンバが威嚇を覚えたからということでした。

「成長している証拠」と言われ、どんなに嬉しかったことでしょう。

 

 

しかし、獣医師さんの説明はそれだけでは終わりませんでした。脳障害のある猫は、場合によっては母猫や兄弟の認識が出来なくなり、襲ってしまうこともあると。シンバもそうなる可能性はゼロではないと。

 

シンバが負ってしまった脳挫傷は、日常生活を送る中、ほんの少しのことで思い起こされますが、シンバとアテネが長く穏やかに一緒に暮らせることを心から願いながら、ふたりと頑張り続けます。

 

ご支援くださった皆さま、気になるハートをくださった皆さま、引き続きこの活動報告を通し、見守って頂ければ嬉しいです。

 

活動報告については、ほぼ毎日の追加になってしまい、申し訳ございません。

頑張るシンバとアテネの記録を残したいと思う私達の思いです。どうかご了承ください。