過酷な外生活

私たちは、自然豊かな町に住んでいます。

四季折々に合わせて自然が心を和ませてくれる一方、牙を向く時もあります。

アテネとシンバの出会いは、まさに過酷な外で暮らす猫や犬たちの日常生活を包み隠さずに物語っていました。

大自然に囲まれた空き家で、シンバと兄弟２匹は生まれました。きっと、毎日３人で遊んで過ごしていたことでしょう。

ある日、アテネより大きい野生動物がやってきて、シンバたちを襲いました。

アテネと初めて会った日、アテネは後をついて来てほしそうに鳴き続けました。たどり着いた先には、天使になったシンバの兄弟が横たわっていましたが、横には大きな足跡が残っていました。

襲われた時、アテネは一番小さかったシンバを咥えて逃げたのでしょう。我が子残らず皆一緒に逃げたかったはずです…

アテネがシンバを安全なところに置いて戻った時には既に遅し…

私たちの生活で例えると、穏やかな生活を送っていたのに突然、目の前で家族が襲われてしまった…ようなことになるのでしょうか。

以前に、『生後１か月頃の仔猫はカラスやその他、肉食系の野生動物の大好物』と、保護猫活動をされていらっしゃる方から聞いたことがあります。

アテネとシンバが味わった恐怖は、言葉では表現できません。

そんな恐怖を乗り越え、脳挫傷による脳障害を抱え、今を頑張って生きているシンバ、そしてシンバを死ぬ物狂いで守り抜いたアテネがこれからも元気で穏やかに生活できるように頑張ります！

引き続き、応援のほど、よろしくお願いいたします。

そして、雨の日も風の日も、保護猫＆犬活動をされている方々にこの場をお借りして、お礼をお伝えしたいと思います。ありがとうございます。今年は特に暑さが厳しいです。どうかご自愛ください。