がんになり易い体質かどうかを判定する遺伝子検査方法を確立する

支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 0人
- 募集終了日
- 2015年9月28日

子どもや家族の孤立を防ぐ。多機能・都市型の支援拠点モデルを福岡から
#まちづくり
- 現在
- 10,077,500円
- 寄付者
- 353人
- 残り
- 35日

あなたもごちそうサンタに♫福岡の親子へ温かいクリスマスを。
#まちづくり
- 現在
- 745,000円
- 支援者
- 74人
- 残り
- 24日

何があっても、駆けつける。救急医療の生命線「病院救急車」の更新へ
#医療・福祉
- 現在
- 25,503,000円
- 寄付者
- 304人
- 残り
- 27日

医療の未来を守り、育てる。膵がん治療の開発・力ある若手外科医の育成
#医療・福祉
- 現在
- 17,626,000円
- 寄付者
- 352人
- 残り
- 14日

生まれつきの心臓の病気「先天性心疾患」 遺伝子解析から未来の医療へ
#医療・福祉
- 現在
- 8,403,000円
- 寄付者
- 242人
- 残り
- 28日

ごかつら池どうぶつパーク|命を守り、次世代へ繋ぐ小さな動物園の挑戦
#観光
- 現在
- 5,750,000円
- 支援者
- 362人
- 残り
- 35日

三浦半島から新しい教育文化を創る!
#地域文化
- 現在
- 5,110,000円
- 支援者
- 124人
- 残り
- 40日
プロジェクト本文
人間の体質的な「がんを発症するリスク」を左右する、
がん遺伝子の検査を行うための方法を開発したい!
初めまして。NPO法人 遺伝子情報解析センター代表理事の山田浩史と申します。私たちはご依頼いただいた方のDNAを鑑定することで、より良い社会生活を営むための、情報提供を行う組織です。「太った人はがんになりやすい」「神経質で悲観的な人はがんが治りにくい」など、がんのリスクはがん遺伝子検査だけでは決められません。私たちは、今、より信頼性の高い複合的ながん予防システムの構築を進めています。将来的に、がん遺伝子に加え、肥満、性格等の遺伝子検査を統合した、「将来がんになるリスク」の検査とそれに基づいた予防のための適格なアドバイスを行うことを目指し、今回は「研究調査」を実施します。
2015年11月1日から約半年間で、研究調査を実施します。そのために試薬の購入やDNA解析委託を行うための費用が不足しています。皆様のお力を是非お借りできないでしょうか。

(当団体のラボ 福岡バイオインキュベーションセンター)
遺伝子検査とは
遺伝子検査とは、細胞を採取してそのDNA情報を解析し、様々な体質に関する遺伝的傾向を確認する検査です。
具体的には、
・アルコール代謝能力に関係する遺伝子
・肥満しやすい体質に関わる遺伝子
・運動能力、学習能力など様々な資質に関わる遺伝子
・性格に影響する遺伝子
などの項目について、関係する遺伝子を鑑定することでその人の体質や資質(例えばお酒に強いか弱いか、あるいは運動では持久力と瞬発力のどちらに優れるかというように)を判定することができます。
実際の遺伝子検査の方法
当団体で行っている遺伝子検査の場合、ご依頼を受けますと写真のような綿棒を送付します。これを用いてほほの内側を左右10回ずつこすっていただくことで、口腔粘膜の細胞を採取することができます。この綿棒を当団体へ返送していただき、ここからDNAを抽出して様々な遺伝子検査を行います。
依頼者様に行っていただく作業はごく簡単なもので、危険は全くありません。当団体のラボで綿棒を受け取ってから約2週間で結果をご報告することができます。

(細胞の採取に使用する綿棒)
NPO法人 遺伝子情報解析センターについて
私たちNPO法人 遺伝子情報解析センターは、ご依頼いただいた個人のDNAを鑑定することで、皆さまの未来へよりよい生活を営むための情報提供を行う組織を目指し発足いたしました。その情報をもとに個人の体質に合わせた生活習慣病の予防法の指導や、将来の進路を考える手掛かりとなる情報をご提供し、皆様の日々の生活を充実したものにするお手伝いをさせていただいております。

(国内で日本人スタッフによる徹底した品質管理を実現)
がんについて
がんは1981年以降日本人の死因のトップとなっています(2013年の死亡総数の28.8%)。その中でも、胃がん/肺がん/乳がん/大腸がん/子宮がんの5つは主要五大がんと呼ばれ、厚生労働省が検診を推奨しています。これらのがんは、それぞれ特定の方法で検診を行うことで早期に発見でき、更に治療を行うことで死亡率が低下することが知られています。

(2013年のがんによる死者数)
がんの早期発見が困難である
ためがんによる死亡率は増加傾向
しかし、日本ではがん検診の受診率がアメリカなどに比べるとまだ低く、がんの早期発見が困難であるためがんによる死亡率は増加傾向にあります。ご説明してきたように、がん遺伝子検査とは「その人の生涯続くがんのリスク」を判定するものです。信頼性が高くなおかつ簡潔ながん遺伝子検査法が確立されれば、より多くの人が手軽に自身の発がんリスクを意識し、がん検診の受診率を上げることができ、死者数を減らすことにつながります。
(日本と諸外国のがん検診受診率の1例)
遺伝子検査で調べられるいくつかのその人の体質的な項目は、
「がんになりやすい体質か否か」にも関与してきます
わかりやすい例として、喫煙が肺がんの原因になるという話は皆さんもどこかで聞かれたことがあると思いますが、それ以外にも飲酒制限や肥満対策といった生活習慣の改善によってがんの予防が可能であるということが現在では知られています。ということは、前述の肥満やアルコール代謝といった体質を決定する遺伝的形質もがんの発症に影響を及ぼすものと考えることができます。

(肥満やアルコール代謝といった体質を決定する遺伝的形質も、
がんの発症に影響を及ぼすとも言えます)
また、性格的に神経質で悲観的な人ほど、がんから回復する可能性が低いとする研究例も存在します。つまり性格を左右する遺伝子もここに関与してくるのです。
現在では、がんの発生に関わっているとされるがん遺伝子/がん抑制遺伝子の存在が明らかになっています。個人のDNAを採取し、これらの遺伝子を調べることで、その人が一生の内でがんを発症するリスクがどの程度高いものかを判定することが可能になるのです。

(性格的に神経質で悲観的な人ほど、がんから回復する可能性が低い?)
がん、肥満、アルコール、性格など、様々な形質に影響する遺伝子を
統合したがんのリスク判定システムが必要
しかし、こうした遺伝子検査は100%信頼できるものではなく、ミスの起こる確率をゼロにはできません。また、既にご説明したように肥満や性格もがんの発症や治療に影響してきますが、これらの特徴を左右する遺伝子は通常のがん遺伝子検査には含まれません。
がんのリスクを正確に知るためにはがん遺伝子検査のみでは不十分と言えます。がん、肥満、アルコール、性格等様々な形質に影響する遺伝子を統合したがんのリスク判定システムが必要なのです。
実行のためのハードルも低い、
がんの予防方法を指導することができる
予防のための適格なアドバイスを行うためのシステムを構築したいと考えています。検査結果をもとにより適切な、場合によっては実行のためのハードルも低いがんの予防方法を指導することもできます。例として「遺伝子的に肥満しやすい体質の人はがん遺伝子の検査結果のみから推定される発症リスクよりも実際のリスクを高く見積もる必要がある。」あるいは「アルコールの代謝能力が高い人はがん予防における飲酒量の上限に多少の余裕が見込める」というように。

(実行のためのハードルも低い、
がんの予防方法を指導することができる)
ご支援金使途について
2015年11月1日から約半年間で、研究調査を実施します。そのために、試薬名の購入やDNA解析委託を行うための費用が不足しています。
研究のために購入する主な試薬(予定)
・PCR用プライマー
・KAPA-Taq
・Exo SAP-IT
・Taq Man アッセイ用プライマー
・FastStart Essential DNA Probes Master
がんという今はまだ、突然に人生を狂わせる病気を、予防し、治療し、克服することが可能なものにするためにどうかご協力をお願い致します!
引換券について
■ 当団体が現在行っている各種遺伝子検査のうち、
こちらが提示する代表的な遺伝子の中からお望みの1遺伝子の検査
■ 当団体が現在行っているアルコール代謝遺伝子(ADH1B,ALDH2)の検査
■ 当団体が現在行っている肥満遺伝子(ADRB2,ADRB3,UCP1,FTO9,FTO15)
及びアルコール代謝遺伝子(ADH1B,ALDH2)の検査をフルパッケージ
いずれの場合も支援者様のご自宅に採取用の綿棒を送付し、それを用いてほほの内側を20回程度こすることで口腔内の粘膜細胞を採取していただきます。その後綿棒を返送していただき、当団体の研究所で受け取った綿棒からDNAを抽出し、目的の遺伝子について検査します。
検査によって調べられること
■ アルコール代謝遺伝子検査
下記の2遺伝子の変異の有無を確認する。
・アルコール脱水素酵素(ADH1B)
この遺伝子に変異が起こると酒に酔いやすくなる。
・アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)
変異が起こると酒で悪酔いしたり不快な気分になったりしやすくなる。
■ 肥満遺伝子検査
下記の5遺伝子の変異の有無を確認する。
・ADRB3
変異が起こるとカロリー代謝が低くなるため太りやすくなる。
内臓脂肪型肥満になりやすい。
・UCP1
変異が起こるとカロリー代謝が低くなるため太りやすくなる。
皮下脂肪型肥満になりやすい。
・ADRB2
変異が起こるとカロリー代謝が高くなるため痩せやすくなる。
・FTO9
変異が起こると脂っこい高カロリーの食事を好むようになり、
過食しやすくなる。
・FTO15
変異が起こると肥満になる確率が上昇する。
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プロフィール
大学卒業後、大同生命、英国規格協会を経て、3年前に社会生活に役立つ遺伝子情報の商品開発をめざし3年前にNPO法人設立。
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リターン
3,000円
サンクスメール
当団体HP上でがん検査の実現にご協力いただいた方としてお名前を掲載させていただきます。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
10,000円

¥3,000以上の引換内容に加えて、
当団体が現在行っている各種遺伝子検査のうちこちらが提示する代表的な遺伝子の中からお望みの1遺伝子の検査を無料で実施します。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
サンクスメール
当団体HP上でがん検査の実現にご協力いただいた方としてお名前を掲載させていただきます。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
10,000円

¥3,000以上の引換内容に加えて、
当団体が現在行っている各種遺伝子検査のうちこちらが提示する代表的な遺伝子の中からお望みの1遺伝子の検査を無料で実施します。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
大学卒業後、大同生命、英国規格協会を経て、3年前に社会生活に役立つ遺伝子情報の商品開発をめざし3年前にNPO法人設立。












