がん患者の孤独感を減らす。ガーゼ帽子を縫う会を全国7ヵ所へ!

支援総額

911,000

目標金額 600,000円

支援者
118人
募集終了日
2020年1月24日

    https://readyfor.jp/projects/gaze-boushi2019?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

このプロジェクトはREADYFOR SDGsに参加しています

SDGsの達成を目指し、マッチングギフトの仕組みを通じて企業からも支援を届ける仕組みです。

マッチングギフトとは

支援者のみなさまからお預かりしたお金を、企業の力を借り倍にして届ける仕組み

(目標額と同額が企業から支払われます)

支援者のみなさまからお預かりしたお金を、企業の力を借り倍にして届ける仕組み(目標額と同額が企業から支払われます)
大鵬薬品工業株式会社
GOAL 3

“がん領域の課題に挑戦する”活動を応援しています。

他に支援中のプロジェクトはこちら

プロジェクト本文

終了報告を読む

~達成のお礼とネクストゴールについて~


皆様の暖かいご支援のお陰で、目標の60万円に到達する事ができました!本当にありがとうございます。


今回のプロジェクトの立ち上げが決まってスタートするまでは、私たちの思いをどのくらいお伝えする事ができるか、これまで「ガーゼ帽子を縫う会」に参加してくださった方のことを思い出しながらやってきました。


会場にいらした時はやや緊張顔で席に着く方、途中で思いが止まらなくなり涙声になる方、張り詰めていたものがふわっと解けていくのが分かります。皆さんガーゼ帽子を縫い終わる頃には笑顔になっています。このコミュニティを1人でも多くの方と共有したいという思いでスタートしました。


プロジェクト開始後は私たちの想像をはるかに超え、開始直後から皆様の暖かいメッセージと共にご支援いただき、私たちが励まされました。それと同時に皆様に思いを乗せて活動をしていく思いを新たに身を引き締めていこうと決心したところです。

 

プロジェクト終了までまだ日数もあることからネクストゴールの設定をする覚悟を決めました。

 

【これまでご支援いただいた60万円の使途】
当初の予定通り、全国7箇所での「ガーゼ帽子を縫う会」を開催するために大切に使わせていただきます。

 

【次のゴール設定80万円までの資金の使途】
コミュニティの中で縫われた大切なガーゼ帽子が必要とされている方に届くように、通信販売のルート作成資金として使わせていただきたいと思います。

 

これまでガーゼ帽子は、私たちが啓発活動で出向いた先での販売、または口コミで知ってガーゼ帽子を縫う会へ直接ご連絡をいただいた方へ郵送という方法でしか必要な方の手に届ける事ができませんでした。通信販売をするには出店費用がかかるためです。

 

ガーゼ帽子の売り上げは啓発活動など必要経費を除き次のガーゼ帽子の生地代などに充てさせていただいています。

 

本当に必要とされている方の元へ届けたいという思いを胸に、皆様の温かい応援と励ましの言葉を私たちのパワーに変えてネクストゴールへ向けてさらにチャレンジを続けていきたいと思います。
どうぞより一層のご支援を賜りますようお願いいたします。


ガーゼ帽子を縫う会
吉田久美
石橋博美
2019年12月27日追記

 

 

 

10年目の挑戦!
ガーゼ帽子を縫う会の次のステップ!全国7ヶ所開催へ。


ページをご覧いただきありがとうございます。ガーゼ帽子を縫う会の吉田久美と申します。41歳で乳がんになり、闘病生活は本当に辛いものでした。私はその経験から、「がんと向き合っている人の心と身体を少しでも和らげるお手伝いをしたい」と、ガーゼ帽子を縫う会を2010年に立ち上げました。

 

活動当初から勤務している病院や同じ境遇を経験をされた方など、今まで周りの人に支えられ活動を続けることができました。

 

2017年には、1回目のクラウドファンディングを立ち上げました。おかげさまで67名の方々から54万円のご支援をいただき、無事に達成することができました。この場を借りて、改めて深く御礼申し上げます。

 

ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました!

 

私は、専門知識をつけ「同じ様な思いをしているがん患者の支えになりたい」と考え、NPO法人キャンサーネットジャパン認定乳がん体験者コーディネーター(BEC)を取得し、現在は神奈川県にある平塚共済病院でピアサポートをしています。ピアサポートとは同じ体験をした者同士が互いに支え合うことを意味しています。ピアサポートの他にもがん治療の体験を医療者・一般の方向け・学校などで講演もしています。

 

ガーゼ帽子を縫う会は、2020年で10年目を迎えます。これまでは神奈川県を中心に活動をしておりました。しかし、開催場所が神奈川県と限られており、遠方の方は参加したくてもできないという状態が続いておりました。

 

そこで、神奈川県以外の地域にも活動を広げ、がんと向き合う人を一人でもサポートしていきたいという思いから、プロジェクトを立ち上げました。

 

プロジェクトで集まったご支援は、まず全国7ヶ所で行うガーゼ帽子を縫う会の活動費に使用させていただきます。どうかみなさま、ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

「ひとりじゃないんだ!」
ガーゼ帽子を縫う会によって生まれる人との繋がり。

 

私が治療をする中で、精神的にとても辛かったことのひとつは、抗がん剤の副作用による脱毛でした。脱毛というのは髪だけでなく、眉、まつ毛、体中の毛が抜け落ちます。外ではお化粧をしてウイッグをかぶり「鎧」を身に纏いますが、家の中ではとても煩わしくからだも思うように動かないこともあるので、ウイッグはかぶっていられません。

 

入院中はたくさんの人に支えられました。

 

当時はピタッとした水泳帽のような医療用帽子しか出会えず、髪も眉毛もまつ毛もなく、さらに顔色も黒くなるので鏡に映る私はどこから見てもがん患者でした。「せめて気持ちの明るくなる帽子をかぶりたい」そんな思いから、がんサバイバーの仲間と共にこのガーゼ帽子を考案しました。
 
ガーゼ帽子はひとつひとつ手作りです。肌に優しいガーゼ生地をリバーシブルで縫い上げます。その日の気分によって変えることができるのです。手縫いの優しさが治療中の敏感になった肌にそっと寄り添います。
 
それだけではありません。

 

このガーゼ帽子をひとつのツールとして患者さんのコミュニティづくりをします。普通の生活の中で、ある日突然がん告知を受け、その日を境にがん患者になった私たちは現実を受け入れるまでにさまざまな不安を抱きます。


そんなとき、患者同士がガーゼ帽子を縫いながら思いを吐露したり、時には涙を流し、時には笑いながら「自分ひとりじゃないんだ」ということを感じることができます。

 

その気持ちが、また病気と向き合う勇気と活力を取り戻す時間になっています。

 

みんなで楽しく話をしながら縫っていきます。

 

色選びから始まり、集中して針を動かすときは嫌なことを忘れるひと時になり、おしゃべりも楽しむことができます。また、比較的短時間で完成するので小さな達成感を味わうことができます。抗がん剤などの副作用で手のしびれがある方でも直線縫いで、しかも縫い目はほとんど隠れてしまうのでどなたでもできる構造になっています。
 

がんになった方の中には、「がんになって家族に迷惑ばかりかけている」と感じる方もいらっしゃるようですが、得意な手縫いでガーゼ帽子を作ることで、誰かの役に立つことができる喜びを感じれられています。その姿を見て家族も安心と喜びを感じます。


また、患者だけではなく患者の家族や友人が、大切な人のために応援する気持ちを込めてガーゼ帽子を縫う時もあります。

 

そのような活動を9年間地道にし、のべ1,200名の方々が参加してくれました。

 

​参加者の声

 

・カラフルで可愛い柄のガーゼは、柔らかな素材感でとっても優しい肌触りなので縫いながらも癒されました。

 

・自分が治療している時、このガーゼ帽子に癒されたから友人にも作ってあげたらとっても喜ばれた。

 

・今まで色々な帽子を購入してかぶってみたけど、こんなに優しいのは初めて!

 

・同じような思いをしている体験者と話しながら帽子が作れるこの時間は大切なひとときでした。

 

・生活に必要なガーゼ帽子を作りながら、乳がんの正しい情報を聞くことができて良かった。

 

・ここでは我慢せず気持ちを吐露してもいいんだと思ったら安心できました。

 

・がんサバイバーの人たちと話して元気がもらえました。

 

・ガーゼ生地は縫う手にも優しかったです。

 

 

 

一方で見えてきた課題。

 

毎月、神奈川県で活動している中で地方から来訪される方も少しずつ増えてきました。しかし、治療中で体調や移動費用などの理由で遠方からは、参加したくてもできないという声もいただくようになりました。

 

また、せっかくみんなで作ったガーゼ帽子が本当に必要な人のもとへ届けられていないこともたくさんあります。イベントで、がん検診などの啓発活動をしながら、販売もしていますが、そこで出会う方々は治療中ではない方がほとんどです。

 

そのため今後は、ガーゼ帽子を縫う会を横浜以外にも広めたり、応援したい気持ちのこもったガーゼ帽子をがん患者さんに届けるきっかけを増やしたりしていきたいと思っています。

 

 

 

横浜以外にいるがんと向き合っている人たちを支えたい。

 

現在、このガーゼ帽子を縫う会の活動は横浜・藤沢・茅ヶ崎・平塚で開催をしています。ありがたいことに、大阪や埼玉などでも開催して欲しい、縫い方を教えてほしいという連絡もいただいています。

 

しかし、資金的余裕なく実際に伺うことができない状況が続いております。

 

私は連絡を受け、このガーゼ帽子をツールとしてのコミュニティ作りをもっと広げていかなればいけないと、改めて感じました。

 

そして、がんになっても「ひとりじゃない」ということを感じてほしい。そう願っています。


また、今回は大鵬薬品さんのご協力もあるということだったので、プロジェクトに応募することで私たち患者の体験や思いなどもより多くの方に伝えられるのではないかと考えています。

 

今回のクラウドファンディングでは、ガーゼ帽子を縫う会を各地域で開催するための会場費・交通費・材料費などに使用させていただきます。

 

〜ガーゼ帽子を縫う会・開催予定地〜

開催予定地:大阪府、和歌山県、京都府、長野県、神奈川県、埼玉県、宮城県

開催時期(目安):2020年4月〜12月

 

 

がんと向き合っているのは「自分ひとりじゃない!」を伝えていく。

 

10年目となる2020年はまず、神奈川県以外でがんと向き合っている人たちのために、全国7ヶ所でガーゼ帽子を縫う会を開催します。

 

その活動を通してがん患者の思いの吐露できる環境や、がんになっても「ひとりじゃない」ということを感じることのできる場所作りをすることで、孤独にならず自身の病気と向き合う気持ちになれるような環境を作っていきます。
 

同じような体験をしたがんサバイバー同士が集まり、気持ちや悩みを吐き出したり感情を共有することは時に薬よりもいい処方箋にもなりうると思います。地域によってはこのようなコミュニティがなく、ひとりで頑張っているがんサバイバーがいるのが現実なので、私たちがそこへ出向いて行き、コミュニティ作りをして寄り添います。


そして将来的には、私だけではなく、全国にいる乳がん体験者コーディネーターのネットワークを使いコミュニティ作り・人材育成に力を入れていきたいと思っています。

 

ガーゼ帽子は直線縫いでリバーシブルなので縫い目がほとんど隠れるような作りになっていて、比較的どなたでも作ることができます。

 

けれども、コミュニティを作るにはファシリテートする人が必要となります。がんと向き合って気持ちがデリケートな時には、ちょっとした言葉のやりとりで傷つきやすいので参加者に寄り添う姿勢や言葉遣いなどをカリキュラムに取り入れた講座も作っていきます。

 

今回は、それに繋がる第一歩となります。

 

皆さま、どうかご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

資金使途

 

いただいたご支援は、ガーゼ帽子の会を全国7ヶ所で開催するための費用に充てさせていただきます。


【クラウドファンディング第一目標:60万円】+【大鵬マッチングギフト:60万円】=合計120万円

(内訳)
<クラウドファンディング第一目標分>

READYFORへの手数料:176,000円
会場利用費:100,000円
チラシ冊子広告費:100,000円
生地代:100,000円
リターン代、その他:124,000円

 

<大鵬マッチングギフト分>
交通費・宿泊費(3人分)
大阪府:120,000円

京都府:120,000円

和歌山:120,000円

宮城県:120,000円

長野県:75,000円

埼玉県:30,000円

神奈川県:15,000円

 

 

 

 

がん治療に伴う脱毛をカバーできる、肌にやさしくかわいいガーゼ帽子を作りながら、がん患者さん同士、情報交換やお互いの悩みの相談など心の交流を行える場所を提供されています。この活動が広がることで、がん患者さんの仲間作りや心のケアにつながり、前向きに治療に取り組んでいただくことを願っています。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/gaze-boushi2019?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

私は41歳の時に乳がんになりました。その時精神的にとても辛かったことのひとつが抗がん剤治療による脱毛でした。治療で身体が辛いうえに脱毛のストレスまでも抱えていくことはとても辛く心が折れそうになりましたがん治療における脱毛は患者さんにとって想像以上の不安やストレスを伴います。そのため気分が落ち込んだり、外出 することやひとに会う事をためらいがちになることも。このガーゼ帽子は、ボランティアの方の「がん治療している人の心と身体を少しでも和らげるお手伝いがしたい」 という思い、そして治癒を願う気持ちや、仲間たちの「ひとりじゃないよ」という思いを込めて、柔らかく優しい風合いのガーゼ素材でひとつひとつ手づくりをしてがんサバイバーの心と身体に寄り添います。「がん」という病は、ひとりで頑張るよりも、支えて支えられて前に進む事ができる病だと感じています。私も治療中はたくさんの方たちに助けて頂きました

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/gaze-boushi2019?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

3,000


トートバックを買って応援!ガーゼ帽子を縫う会オリジナルトートバックコース!

トートバックを買って応援!ガーゼ帽子を縫う会オリジナルトートバックコース!

・お礼のメール
・ガーゼ帽子を縫う会オリジナルトートバッグ

申込数
52
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


Tシャツを買って応援!ガーゼ帽子を縫う会オリジナルTシャツコース!

Tシャツを買って応援!ガーゼ帽子を縫う会オリジナルTシャツコース!

・お礼のメール
・ガーゼ帽子を縫う会オリジナルTシャツ

※Tシャツのカラー、サイズをお選び下さい。
カラー:白・黒・ピンク・ネイビー
サイズ:S・M・L・XL

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

3,000


トートバックを買って応援!ガーゼ帽子を縫う会オリジナルトートバックコース!

トートバックを買って応援!ガーゼ帽子を縫う会オリジナルトートバックコース!

・お礼のメール
・ガーゼ帽子を縫う会オリジナルトートバッグ

申込数
52
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


Tシャツを買って応援!ガーゼ帽子を縫う会オリジナルTシャツコース!

Tシャツを買って応援!ガーゼ帽子を縫う会オリジナルTシャツコース!

・お礼のメール
・ガーゼ帽子を縫う会オリジナルTシャツ

※Tシャツのカラー、サイズをお選び下さい。
カラー:白・黒・ピンク・ネイビー
サイズ:S・M・L・XL

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月
1 ~ 1/ 7

プロフィール

私は41歳の時に乳がんになりました。その時精神的にとても辛かったことのひとつが抗がん剤治療による脱毛でした。治療で身体が辛いうえに脱毛のストレスまでも抱えていくことはとても辛く心が折れそうになりましたがん治療における脱毛は患者さんにとって想像以上の不安やストレスを伴います。そのため気分が落ち込んだり、外出 することやひとに会う事をためらいがちになることも。このガーゼ帽子は、ボランティアの方の「がん治療している人の心と身体を少しでも和らげるお手伝いがしたい」 という思い、そして治癒を願う気持ちや、仲間たちの「ひとりじゃないよ」という思いを込めて、柔らかく優しい風合いのガーゼ素材でひとつひとつ手づくりをしてがんサバイバーの心と身体に寄り添います。「がん」という病は、ひとりで頑張るよりも、支えて支えられて前に進む事ができる病だと感じています。私も治療中はたくさんの方たちに助けて頂きました

最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る