
寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 578人
- 募集終了日
- 2020年11月7日
原 純一先生から応援メッセージをいただきました!

私はこれまで約30年間、小児がんの子どもたちの治療を行ってきました。がんの種類にもよりますが、30年前は治癒率が50%程度であったのが、最近では70-80%の子どもたちが治るようになっています。
このように、より多くの子どもたちが治癒するようになったのですが、30年前と比べて最近強く感じるのは貧困などの社会的問題を抱えている子どもたちが増えていることです。病気は相手を選びません。虐待を受けていた子どもたち、児童養護施設で暮らしている子どもたちにもこの病気は襲いかかります。また、シングルマザーの子どもたちも多くいます。がんの治療を受けるためには、母親が仕事をやめなければならなかったり、様々な費用がかかってそのために貧困に転落することもあります。貧困の連鎖という言葉があります。貧困家庭の子どもは学習機会などに恵まれないことが多く将来成人しても貧困に陥りやすい状態を示す言葉です。加えて小児がんの子どもたちは身体的ハンディキャップを背負っていることも少なくありません。
ところで子どもの頃にがんを経験した人たちは「ひと」として弱いのではないかと思われる方が多いのではないでしょうか。しかし、実際は逆です。子どもでありながら生きるか死ぬかの戦いを勝ち抜いてきたという同年代のほかの人たちにはない素晴らしい経験があります。その経験が子どもたちを成長させるのです。
私たちが目標とする小児がんの治療には、病気を治すだけではなく、治療が終わった後も健康状態の継続的なチェックや心理社会的な支援を行って、子どもたちが社会の一員として前向きに生きていけるようにすることまでが含まれます。しかし、残念ながら私たち医療機関にできることには限界があります。そのため、ゴールドリボンのような民間の支援組織と私たち医療機関が共同してチームを組むことで初めてその目的が達成されるのです。
社会的、身体的ハンディキャップを背負いながらも能力とやる気を持った小児がんを生き抜いてきた子どもたちが多くいます。私たちは、このような子どもたちが金銭的理由で将来の夢が閉ざされるようなことを決して見たくありません。48万円で一人の子どもを1年間大学・専門学校に通わせることができます。子どもは親だけではなく社会が育てなければなりません。それが私たちの住む世界を良い方向に導くことを忘れないようにしたいものです。
大阪市立総合医療センター副院長・がん医療支援センター長 原 純一
ギフト
10,000円
奨学生をみんなで支えるコース
■寄附金受領書
■2021年度奨学生からのメッセージ
■ゴールドリボン通信(会報誌)
■ゴールドリボンバッジ
- 申込数
- 214
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年4月
3,000円
奨学生をみんなで支えるコース
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■2021年度奨学生からのメッセージ
■ゴールドリボン通信(会報誌)
■ゴールドリボンバッジ
※ 何口でもご支援いただけます。
組み合わせていただき、お好きな金額をご寄付いただけますと幸いです。
例)3000円 × 2口= 6000円
- 申込数
- 347
- 在庫数
- 制限なし
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