
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 68人
- 募集終了日
- 2020年2月27日

絹の文化を紡ぎませんか?-シルクの映画〈劇場公開プロジェクト〉-
#地域文化
- 現在
- 1,900,000円
- 支援者
- 62人
- 残り
- 41日

秋田の生活困窮世帯の子どもたちを応援!継続的なご支援を~
#子ども・教育
- 総計
- 4人

【第三弾】日本の囲碁・ペア碁を未来へ繋ぐ!棋士強化と派遣にご支援を
#地域文化
- 現在
- 7,330,000円
- 支援者
- 65人
- 残り
- 11日

アレッシ・バウスフィールド・リンドバーグ×東京佼成WO夢の響宴へ!
#子ども・教育
- 現在
- 4,225,000円
- 支援者
- 108人
- 残り
- 40日

上毛電気鉄道|次の100年を共につくる、新たな”なかま”を迎えたい
#地域文化
- 現在
- 3,581,000円
- 支援者
- 125人
- 残り
- 22日

関蝉丸神社|"百人一首 蝉丸"を祀る神社に人が集える憩いの場を
#地域文化
- 現在
- 2,720,000円
- 支援者
- 149人
- 残り
- 8日

お国帰りプロジェクト|田沼家ゆかりの名刀を皆で守り、後世へ
#地域文化
- 現在
- 845,000円
- 支援者
- 14人
- 残り
- 71日
プロジェクト本文
終了報告を読む
あなたの知らない、あなたの町の物語。忘れられてしまった100年前の物語を朗読劇で復活!
はじめまして!佐藤俊介と申します。
俳優をやる傍ら、「NSおらがまち工房」の主宰として、オリジナル朗読劇の執筆・企画・演出・出演などをしています。
この度、「あなたの知らない、あなたの町の物語」を朗読劇を通して届ける活動を本格始動する夢の第一歩として、明治時代に西東京で起こった「御門訴事件」についての朗読劇、及び脚本の自費出版をすることになりました。
人の数ほどドラマが眠っていると思っていますが、膨大な人口を持つ東京だからこそ生み出されたドラマチックな歴史はあまり語られることがありません。
演者含め、この活動を本格始動することにワクワクしながら準備を進めておりますが、朗読劇を行うにあたっての費用、脚本の出版費等が一部不足しております。
本格始動の第一歩となる今回の朗読劇をなんとしても成功させるため、勇気を出してクラウドファンディングに挑戦することを決めました。
新しいものが次々と生み出されていく時代の中で、もう一度過去に目を向けてみようという試み。歴史的事実が「物語」として蘇る時、それは現代に対する新しいメッセージになるはずだと思っています。
どうぞみなさま、あたたかなご支援をよろしくお願いいたします!
どの町にも素敵な物語が眠っていることを、故郷「山形県中山町」が教えてくれました。
私が朗読劇を作り始めようと思ったのは、私の故郷、山形県中山町の歴史を調べたことがきっかけでした。
中山町には今でも活用されている全長23mもの水路があります。明治時代に作られたということは知っていましたが、その経緯を知っている町の人はほとんどいませんでした。
町の歴史書や資料では「明治◯年に○○があった」という書き方をしているものがほとんどです。しかし、そこからもう一歩踏み込んで、お年寄りに話を聞いたり石碑を見たりすると、成功の陰に色んな苦悩や挫折があったりしました。
「もしかしたら素敵なドラマがあるのかもしれない…!」
「自分が生まれた町にもみんなが知らない隠れた物語が眠っている!」
そんな思いを抱いたのがはじまりでした。

山形の図書館に通い、大学教授や町のご年配の方々にお話を聞き進めていくうちに、段々と物語が完成していきました。そして最後には自分でも思いもよらないようなドラマに出会うことが出来ました。
実は自分のひいひいひいお爺さんが、水路事業に関わっていたのです。衝撃を受けました。
「自分が住んでいる町と自分が繋がった気持ちになる」もしかしたら歴史にはそんな素敵な瞬間が沢山あるのかもしれないとその時に思いました。
まだ地域に残る隠れた歴史を伝える朗読劇をやっていたわけではなかったのですが、あるご縁から中山町で「中山町のある朝の様子」という公演をさせていただきました。
山形を拠点に活動する「劇団楽天夢座」の方々に出演していただき、「柏倉九左衛門家」の一室(現在は国指定文化財)で朗読を行いました。
その朗読劇の様子です。
ありがたいことに、出演者はもちろんのこと、中山町の方々からもご好評いただきました。
「100年以上も前の自分の町に、こんな物語があったなんて知らなかった」
「自分の住んでいる地域の名前が出てきて嬉しかった」
「当時の人々の思いや決意が伝わってきた」
そして山形県中山町で水路の成り立ちを描いた朗読劇「中山町のある朝の様子」の台本を出版したところ、中山町立図書館「ほんわ館」にも寄贈されることになりました。
図書館を訪れた町の人が「あれ、こんな本あるんだ」と手に取って興味を持ってくれる、ということがとても大切だと思っています。
興味を持った人が町の事を好きになる。そして朗読劇や読み聞かせをしてみようと思ってくれる。
将来、私が企画をしなくても町の人が語り継いでいく文化ができればと思っています。
日本一ドラマを生み出し続けている東京で、朗読劇本格始動の第一歩を!
日本の首都として世界に名をとどろかせる東京。最も人口が多く、発展している都市です。常に新しいものが生み出され続け、新しい価値も生まれています。しかしどうしても過去のことは埋もれてしまいがちです。
今やコンクリートが多くなった東京にも、以前は村や田んぼが広がっていました。そしてそこに生きている農民がいました。その膨大な人口から、歴史の厚みも他の地域を圧倒しています。
だからこそ日本一ドラマを生み出していける場所だと思っているのです。
「日本の色んな町を掘り起こすなら、まずは東京からだろう!」そう思って今回このプロジェクトを立ち上げました。
東京の埋もれた歴史を掘り起こして、未来に語り継いでいきたい!地元に根付く本を制作して、何年たっても形に残るものを作っていきたい!
自分の生まれた街、住んでいる土地にテレビや映画で見る物語に劣らない素晴らしいドラマが眠っていたとしたら、こんなに楽しい事はないと思いませんか?
このプロジェクトの最大の目的、それはお父さんお母さんが子供に絵本を読んであげるように、皆さんが「語り部」になってくれることです。
私が作る朗読劇で大切にしていることは、
「プロの役者を使わずに、地元の方々と一緒に作品を作り上げていきたい」
「自分の作品をきっかけにして色んな町の事を知ってもらいたい」
「未来に残る物語を作っていきたい」
ということです。
「朗読」いわゆる読み聞かせには、プロ、アマチュアの垣根がほとんどない、と私は思っています。
言葉は心です。その人の人生を写しだします。その土地で生まれた、その土地で働いた人の言葉には、プロ以上の重みが加わると確信しています。

明治時代に起きた「御門訴事件」の地元の人による朗読劇の制作。そして未来に残る本を出版します。
今回の朗読劇の題材は、明治の初めに今の西東京で起こった「御門訴事件」。その名も「武蔵野が泣いた日」―。

~ 「武蔵野が泣いた日」のあらすじ ~
現在の小金井市、小平市、西東京市、武蔵野市、東久留米市、国分寺市には、「武蔵野新田(しんでん)」と呼ばれる村々がありました。
江戸時代の中期に作られた、比較的新しい村だったのですが、土地に栄養がなく、水を引くのも一苦労だった事もあり、当時の人々はとても苦しい生活を強いられていました。
明治に入り、政府は年貢に加えてさらに備蓄用の米を徴収しようとします。とても耐えられるものではありませんでした。ついに、農民たちは嘆願運動を起こします。これがいわゆる「御門訴事件」と呼ばれる事件です。
今では地元の方でもご存じの方は少なくなってしまった出来事ですが、当時一般の人々(農民)が声を上げ、しかも決して暴力に訴えなかったというのは非常に珍しい例でした。
なぜ、武蔵野の人々は立ち上がったのか、その中にどんな会話が交わされていたのか、そして事件が終わってから、彼らはどのように村を立ち上げていったのか。1870年(明治3年)。そこには隠されたドラマがありました……
モチーフになっている「御門訴事件」を起点にして、当時の農民の暮らしや葛藤、そして一生懸命生きたパワーというものを描いていきたいと思っています。
また、上記の六市に在住、もしくはゆかりのある方々を中心にキャスティングを行い、朗読劇を演出いたします。きっと、西東京に住んでいる人にしか出来ない、力のある朗読が出来るものと思っています。
そして、実際に朗読で使用する本の自費出版も致します。あくまで「資料」としてしか残らなかった郷土史の分野、それをドラマ仕立てで読みやすい本に仕上げて、皆さまのもとにお送りいたします。
「御門訴事件」に関わりのある小金井市、小平市、西東京市、東久留米市、武蔵野市、国分寺市にゆかりのある方々にはぜひ見ていただきたいです。
- 武蔵野が泣いた日 -
日時:2020年5月10日(日)
13時・16時の二回公演
会場:真蔵院(東京都小金井市関野町2-8-4)
キャスト:佐藤俊介、他
今回みなさまには朗読劇にあたる下記の資金の一部金についてご支援いただきたいと考えております。
・キャスティング費(8人分:16万円)
・当日スタッフ人件費(5人分:5万円)
・会場費(2万円)
・スピーカー購入費(2万円)
・台本制作費用(200部、30万円)
誰もが未来の語り部になれる。地元を知って街おこしも!
朗読劇を通して、西東京の方を中心に、自分たちの街の歴史を好きになってもらうということ、そして、本を手に取ってくださった人たちが、自分たちで朗読をやってみようと思うことが、このプロジェクトの最大の目的です。
どんな人でも語り部になれる、ならなかったとしても、「こんな物語があるんだよ」と色んな人に広げていってもらえる。そして、それが何十年か後に、観光や街おこしに繋がっていく。
そんな夢の第一歩がこのプロジェクトにつまっています。
みなさまにはぜひこのプロジェクトのことを知っていただき、生まれ故郷や住んでいる土地をたくさんの視野で見て、さらにその土地が好きになってもらえると嬉しいなと思います。
どうぞ温かなご支援をよろしくお願いいたします!
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
俳優・NSおらがまち工房主宰 朗読劇の企画・制作・演出を行う 全国各地に隠れている物語を掘り起こし、朗読劇にして残していく活動をしております。あなたの知らないあなたの街の物語、発掘します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円

「武蔵野が泣いた日」公演台本
2020年月に行う朗読劇の台本です。
作者のサインとメッセージを添えてお送りいたします。
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 173
- 発送完了予定月
- 2020年5月
7,500円

「武蔵野が泣いた日」公演DVD
実際に公演が行われた様子が収められたDVDをお送りいたします。
出演者や作者からのメッセージVTRも入ります。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 94
- 発送完了予定月
- 2020年8月
5,000円

「武蔵野が泣いた日」公演台本
2020年月に行う朗読劇の台本です。
作者のサインとメッセージを添えてお送りいたします。
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 173
- 発送完了予定月
- 2020年5月
7,500円

「武蔵野が泣いた日」公演DVD
実際に公演が行われた様子が収められたDVDをお送りいたします。
出演者や作者からのメッセージVTRも入ります。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 94
- 発送完了予定月
- 2020年8月
プロフィール
俳優・NSおらがまち工房主宰 朗読劇の企画・制作・演出を行う 全国各地に隠れている物語を掘り起こし、朗読劇にして残していく活動をしております。あなたの知らないあなたの街の物語、発掘します。












