
支援総額
目標金額 400,000円
- 支援者
- 48人
- 募集終了日
- 2016年9月30日
遺族として応援したい ~自死遺族支援センター代表 朴インスン

私は2009年8月3日に23歳の息子を自殺で亡くした遺族です。
主人と離婚して、1人で息子を育てなければならず、身体的・精神的、そして経済的な困難を抱えていましたが、その辛さに耐えることができたのは息子の存在のおかげでした。私にとって息子は重い荷物ではなく生きる希望であり、活力でした。目に入れても痛いとも思わない、そんな息子のおかげで、私は寂しさを感じることなく過ごすことができました。
しかし、主人と離婚した後、息子は頻繁な転校やいじめ、学校の不適応などがあり、うつ状態が続きました。精神科での相談や治療などを受けながら少しずつ回復しましたが、軍隊に入ってから心理検査の結果が不良と診断され、その後何度も再検査を受けることになり、入隊時期が遠のいていきました。大学の友人はみんな除隊し、復学している中で、自分だけ遅れてしまっていることに、息子は本当に悩んでいました。
結局、息子は天国に逝ってしまいました。私は1周忌になってようやく現実を直視できるようになり、息子の命日と自分の誕生日が同じ日であることに気づきました。
人は生きている中、生死苦楽があると言われますが、自分において「楽」とは何なのかとずっと悩んできました。同じ経験をしている遺族たちに会いながら、離婚と息子の死の苦しみを経験した人間として少しでも役に立ちたいと考えるようになり、2011年から現在まで、韓国いのちの電話で自死遺族相談と自殺のリスクを抱えている方への相談員として活動しています。
間違いをした後で後悔して手を尽くしても何の効果もないという意味の「証文の出し遅れ」ということわざがあります。今の私を表す言葉です。
しかし、自死遺族のすべての方々は、これ以上私たちと同じような経験をする人がこれ以上現れてほしくないと強く思っています。そして、私たちの活動の必要性と意義を強く感じています。
愛する家族を自殺で亡くし、その悲痛さと衝撃を知っている私だからこそ、この取組みを始められたわけですが、やはり個々人の活動では限界があります。社会と国と様々な機関が協力して解決しなければならない非常に重要なことにも関わらず、韓国の政策は十分ではありません。
今回の「日韓自死遺児交流会」を通して、自死遺児たちが回復と治癒を経験し、勇気をもって学ぶ機会となればと思っています。そして個々人の成長だけでなく、新たな社会への可能性に気づき、健全な社会へ導く主人公となり、この国と社会、ひいては世界の光となってくれることを期待しながら、自死遺族の一人として本交流会の成功を祈っています。
リターン
3,000円
お礼のメールと活動のご報告
・お礼のメール
・活動報告書
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年10月
10,000円
韓国からのお土産とお礼のメール
・お礼のメール
・活動報告書(記名権あり)
・韓国からのおみやげ(単品)
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年10月
3,000円
お礼のメールと活動のご報告
・お礼のメール
・活動報告書
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年10月
10,000円
韓国からのお土産とお礼のメール
・お礼のメール
・活動報告書(記名権あり)
・韓国からのおみやげ(単品)
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年10月

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