手術のご報告

応援してくださる皆様、いつもいつも本当にありがとうございます。
昨日無事にハクの手術が終わりました。
皆様の温かいご声援があったからこそ、そして先生方が懸命に丁寧に手術、治療をしてくれたこそだと思っております。
本当に本当にありがとうございました。
ですが、まだ油断は出来ない状態ではあります。
明日もハクの様子を見に病院へいってきます。

昨日の手術のお話をさせて頂きます。
手術前のお話で、ハクの場合シャント血管が横隔膜と肺の方にあり、慎重にはやるが万が一傷がつくかも知れないリスクと場所的に少し難しい手術になると時間がかかると外科の先生からお話をされました。
手術前に検査をし、特別な異常がなければ手術を開始する、異常があれば手術はしないとのことでした。
また異常があれば検査して手術出来なければ電話をすると言われていたので１時間以上待っても電話が鳴らなかったので、手術しているんだと思いました。
時間が経つにつれ気が気じゃなく、怖さが襲ってきたりもしていましたが、励ましのお言葉をたくさん頂けたり、子ども達も居てくれたので平常心を保っていられました。
お昼２時過ぎくらいに電話がなり、
え……電話が鳴るの早い、どうしよう何かあったのか、怖さが襲いかかり電話に出るのが怖かったですが、無事、スムーズに手術が終わりました。とのお電話でした。
一気に涙が溢れて止まらなくなり、急いでハクのところへ向かいました。

外科の先生からお話を聞き、お腹を開けてみたら思ったより、横隔膜と肺とはくっついていなくて、無事に傷つけることもなく、そして、仮結紮をした時に門脈圧を測っていても許容範囲内で、圧がグンと上がる事はなく、そのまま１回で結紮をしたとの事でした。

写真はちょっと分かりにくいですが、赤丸のところがシャント血管がある場所です。
仮結紮のあとに造影剤を入れ、流れを見て、手術前は門脈に流れているけれど結紮後は門脈には流れていない、という写真です。
無事にしっかりと結紮出来きる、という判断になり１回で結紮したということでした。

手術が何事もなく無事に成功し、２回も手術しなくて良くなるんだ。本当に頑張った本当に頑張ってくれてありがとう、
もう涙が溢れて止まりませんでした。
手術後のハクに会いにいきました。
麻酔がまだ切れていないのに、私達が近寄ると一生懸命立ち上がろうとし、たくさんたくさん匂いをかいでくれました。
今思い出しても涙がでてきます。
ちっさいのに、2.4キロしかないのに…
こんな小さな体でお腹切っちゃって…
涙が止まりませんでした。
立ち上がろうとしたので、あまり刺激してはいけないと思い、ハクに明日また来るねと
言ってその場から離れました。

先生が手術は無事に終わったが、ここからが怖い、発作が起きない様に薬は飲ませてはあるがその薬も今の医療で効くか効かないのかまだ解明されていないから分からない
何かあったらお電話します。　
とのこと…

こわい。こわい。
でもハクは皆様がいてくださるよ
大丈夫。大丈夫。

長男が「手術無事でよかった、これは応援してくれた人達のおかげだね。神様がお願い叶えてくれたね！もう絶対大丈夫だよ！！」　
私が泣きじゃくっているせいで、本来なら私が言わなければならない事を言われてしまい…
しっかりとしなければ…と思いました。

家に着いても電話が鳴ることはなく、夜中も電話が鳴ることもなく。　
安心して朝を迎える事ができました。