阪大歯：村上旬平(障治)、小八木圭以子(技学)、十河基文(ID推進)

寄付総額

10,105,000円

目標金額 4,000,000円

寄付者: 365人

募集終了日: 2021年12月24日

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視覚障がいのある方に「触ってわかる」歯の模型で「健口」を！

阪大歯：村上旬平(障治)、小八木圭以子(技学)、十河基文(ID推進)

2021年11月15日 15:48

磁石可動式・８倍大の「歯の模型」への変遷（1/4回目）

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今回、120ヶ所に無償配布する模型に至るまでの変遷を4回シリーズでご紹介します。第1回目は（1）触図、(2)通常、歯科診療で行う口の型取りの「石膏模型」についてです。

視覚障がいのある患者さんに今スグにできる「歯の確認」は、ご自分の指で歯を直接触ってもらうことが多いと思われますが、我々も様々な変遷をたどってきました。

（1）「点字」と「触図」：大阪大学歯学部附属病院・障害者歯科治療部と当時、神戸大学医学部（医療情報部高岡裕准教授、現富山大学附属病院医療情報・経営戦略部教授）で共同開発したのが、「点字」と「触図」によるものです。情報提供システム「DENTACT」と命名しました。ただ欠点として平面であるため、「歯並び」や「歯ブラシのあて方」が説明できませんでした。

（2）通常の「口の型取り」模型：歯科医院で一般的に行われているのが口の型取りによる患者さんごとに作る「石膏模型」という原点に返って使ってみました。しかし、全てが同じ手触りのため、どこまでが歯でどこからが歯茎なのか境目がわかりづらく、歯を認識しにくいことがわかりました。

👉2/4回はコチラ

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