【小児科｜新生児グループ】赤ちゃんとご家族の笑顔のために

クラウドファンディングも残すところあと1ヶ月。

阪大病院の周産期・小児医療を支えるみなさんの紹介をしていきます。

 

このプロジェクトには、小児科の9つの専門グループ、各病棟の看護師さん、産婦人科、小児外科の先生方など、たくさんの方が参加しています。

まずは、私たち小児科・新生児グループから。

 

【小児科・新生児グループ（NICU）】

阪大小児科は9つというたくさんのグループがあり、それぞれが専門性を活かして活発に活動しています。新生児グループはその中でも一番若いグループです。

西3階に位置するNICUでは、小児外科、心臓血管外科、脳外科という専門診療科をそろえる大学病院の強みを活かし、重症の合併症や先天性疾患をもつ症例を積極的に引き受けています。NICU・GCUともにほぼつねに満床に近い状態を維持し、積極的な医療を展開しています。

 

外来ではダウン症外来を持ち、当院で生まれたダウン症をもつお子さんの発達フォローを専門的に行っています。

 

（前列左から）谷口先生、北畠  康司 准教授、荒堀先生

（後列左から）日下部さん、山本先生、川谷先生、南原先生、吉松先生、高久保先生、鶴長先生

 

基礎研究はとても活発です。

ヒトiPS細胞とゲノム編集技術を組み合わせ、ダウン症の病態解明と治療法開発を進めています。その研究レベルは国内屈指で、基礎研究を志す全国の新生児科医を大学院生として受け入れています。

 

私たちのグループの一番大きな特徴は、患者さんとそのご家族のことを中心に考える“Family-centered Care”を掲げ、その医療を進めていることです。今回のクラウドファンディングもその一環で、赤ちゃんの治療について高い医療レベルを保ちつつ、そのご両親、ご家族のことを常に考えて診療を進めています。

 

このクラウドファンディングでは、赤ちゃんとご家族をつなぐためになんとかがんばりたいと思っています。最終目標には遠く厳しいですが、ぜひみなさまご支援お願いします。

 

ある日の朝の申し送りの様子。狭いスペースに人がいすぎてネコ鍋みたいになってしまっています。みんな真剣です！