野原幹司(大学院歯学研究科顎口腔機能治療学准教授)

寄付総額

9,372,000円

目標金額 5,000,000円

寄付者: 227人

募集終了日: 2021年10月29日

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口腔がん：がんで失った「ことば」を取り戻す、新規言語治療法の開発を

野原幹司(大学院歯学研究科顎口腔機能治療学准教授)

2021年10月04日 23:51

顎口腔機能治療部の臨床～小児の嚥下障害

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　野原がいろんな記事や本を書いているということもあり，顎治の嚥下臨床といえば，「対象は高齢者」「専門は認知症と口腔がん」といった印象を持たれているかもしれませんが…．先日紹介した深津先生の論文にもあるように，小児の嚥下障害患者さんも外来にたくさんこられます．医学部附属病院をはじめ，いろいろな病院の小児科・小児外科から患者さんが紹介されてきますので，疾患の種類としては脳性麻痺，染色体異常から世界で数例（！）といった珍しいものまでさまざまです．

　患者さんの症状としては「コダワリが強くて食べられる食品が限られている」「食事に時間がかかる」といったものから，「誤嚥性肺炎を繰り返す」「経口摂取をしたことが無い（ずっと経管栄養）」といったものまで非常に幅広く，なかなか難しくもやりがいのある臨床です．

　顎治では小児患者さんでも必要となれば嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査を行い，誤嚥に最大限注意を払いつつ，可能な限り安全な経口摂取への道を探っていきます．顎治は小児の嚥下障害も専門です！患者さんがおられましたらご紹介ください！

顎治外来：06-6879-2277（電話で初診予約が取れます）

小児の嚥下障害を診るときに野原が臨床で一番心がけていることは，ご家族を焦らせない，安心させてあげる，うまく進まない時はご家族と一緒に悩むというところです．小児患者さん本人もですが，ご家族が一番不安で心配ですもんね．

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①寄附金領収書の発行
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