明日で終了となります。

プロジェクト終了まであと1日ちょっとのときにお話しすることではないのですが・・・このプロジェクトを始めるにあたって、すいぶん悩みました。
はやてくんはうちの子。
うちの子に人さまのお金を頂戴していいんだろうか？と。

11年前、家族に迎えることを決め保護されてた団体さんに連絡を取り、はるばる四国から連れてきていただいた子…。
10年後その子がFIPになり、お金がないからそのまま看取ります、では、はやてくんに対しても保護団体さまに対しても申し訳ない…。
助かる道があることを知りながら、治療はしないという選択肢はわたしにはありませんでした。

わたしは約10年保護活動をしてきましたが、支援金ありきではやってきてません。
支援金を募るようになったのは、2年くらい前からですが、それまでは、どんな重症な子で、いくらかかってもほとんど自費でやってきました。
今までで一番お金がかかった子、8年前交通事故に遭い警察から保護した子これまででかかった医療費は300万にはなるかと思います。
その他、傷病犬猫・お世話が大変な子は保護しそのままうちに居ますが、その子たちの医療費もかなりかかりました。
そのまま看取りの子も居ました。
センターから瀕死の子を引き出して入院させ、数日後に病院で亡くなった子も居ました。
野犬成犬の保護もしていましたが、初期の頃は、野犬に譲渡金はもらえないと全部わたしがワクチン・検査・不妊手術して無料で里親さまへお渡ししていました。
さすがにそれはやめたほうがよいと、ボランティア仲間たちから諭され、半分くらいはいただくようになりましたが、基本、かかった以上のお金は里親さまからいただいていません。
(一部、子犬に関しては、一律料金のため医療費がそうかからない子は寄付金という形でいただくこともあります)

支援を募らなくても、応援してくださる方は「大変でしょ？」とご支援くださる方はこれまでもおられました。
大変助かっています。🙏

お世話が大変な子、医療費がかかる子、人馴れしてなく譲渡が無理な子等々、今もたくさんの猫たちがうちには残っています。
犬に関しては、野犬成犬はなかなか譲渡に結びつかなかったのですが、去年最後の1頭が譲渡になり、あとは『うちの子』1頭だけになりました。

しかし、その子たちのフードや砂・ペットシート等毎月必要なものは、医療費と合わせてかなりなものになっています。
そんな中、はやてくんのFIP治療費は重くのしかかってきていました。
去年1月の『うちの子』まいむの心臓病の手術もあり、途方に暮れていたころ、このクラウドファンディングのことを知り、挑戦してみようと思いました。

長々と関係ないことまでだらだらと書いてしまいましたが、本来、大事にしてやらないといけない子たちが、後回しになり、命を見捨てることにならないよう、皆さまへご支援のご協力をお願いした次第です。
はやてくんを守ってやれるのはわたししかいない…にも関わらずこうしてご支援をお願いしている…この矛盾…ほんとうにお恥ずかしい話ではありますが、お力をお貸しいただけらたら幸いです。
最後のお願いをさせてください。
よろしくお願いいたします。