
支援総額
目標金額 900,000円
- 支援者
- 124人
- 募集終了日
- 2020年5月22日
コロナと私と香港と_22
香港の反政府デモでは、デモ隊側が黒服を着て統一しているが、逆に取り締まる側の警察官が黒服で変装し、扇動のために暴れ回るといったことがあった。
プロパガンダに使う映像を作るには、いい材料だろう。中国には中国共産党中央宣伝部というプロパガンダ機関があり、その現職トップは中央政治局委員。中国にとってプロパガンダ・情報戦がいかに大事かよくわかる。
日本やアメリカにそうした組織があるかは知らないが、歴史から見ればナチス宣伝省のゲッベルス宣伝大臣が有名だ。チャイナがチャイナチと陰口を叩かれるのには、それなりに共通点があるからだ。
そう言えばドイツの有名な映画監督のレネ・リーフェンシュタールは、ナチスの宣伝映画を残したため死ぬまで批判を浴びた。芸術の政治利用は、体制が変わった時には糾弾されるから、芸術家は要注意。
権力側は、国内向けの宣伝の為に記録映像を撮り、都合のいいように編集して流す。外国メディアが入れないような1989年のラサ蜂起、2008年のラサ蜂起の際も、こうした国内向け宣伝映像が流されされ、チベット人に対する国内の憎悪を煽った。
放送の目的は別として、映像自体はあるに越したことはない。プロパガンダ映像からも読み取れる情報があるので、海外にいる者は別の文脈で同じ映像を見る。
2008年ラサ蜂起
https://www.youtube.com/watch?v=d7Lrzl4C07Q&list=FLbEqE15jq8kOHv_X8bpLaNA&index=3&t=85s
2008年のラサ蜂起の際は、CCTVの歪曲報道が各地のチベット人の怒りに火をつけ、チベット東北部~東チベット各地に蜂起が拡大した。それは当局側の予想外だったかもしれない。
香港に戻ると、昨年7月の立法会突入の際、香港警察は建物内にいるにも関わらず、一切手出しをせず、デモ隊が破壊する映像を自由に撮影させた。2014年の雨傘運動の際は、破壊を恐れぬ勇武派と和理非(平和、理性、非暴力)派で内部分裂したことから、その再現を狙ったのだと思う。
あの時、ガラスを割ってた人たちがデモ隊なのか警察から頼まれた誰かなのかは知らないが、その後続いた衝突の中には、確実に警察官がデモ側に混じっていた。その事は香港人なら周知の事実で、警察官たちが黒シャツに着替える映像まで撮影されている。
香港の黒シャツ警官
https://www.youtube.com/watch?v=6vi3xdI-PtU
黒シャツへの衣替え
https://www.youtube.com/watch?v=VHDOtkemgOI&t=14s
最近の話だが、日本にいる留学生のもとへ大使館から『健康バッグ』なるものが届けられた。中身はN95マスクや普通のマスク、漢方薬、ウェットティシュである。私のwechatのタイムランにも祖国に対する感謝の念を表す投稿が幾つか載っていた。
そうした話は美談かもしれないが、その絆を使った動員が大々的に行われた2008年北京五輪の際の長野聖火リレー事件を、まだ覚えているだろうか。
https://www.youtube.com/watch?v=QgmlS45Txzs&list=FLbEqE15jq8kOHv_X8bpLaNA&index=3&t=622s
長野に集まった亡命チベット人とサポーター VS 大使館に動員された中国人留学生の戦い。萩本欽ちゃんや卓球少女・愛ちゃんが巻き添えをくったあの対立。
現行犯逮捕された亡命チベット人が、警察に拘束されながらもゴメンナサイと手を合わせていたのが印象的。北京五輪に反対しているだけで、何も愛ちゃんや日本人に迷惑を掛けたい訳ではない、という苦しい胸の内が良くわかる。
最近、アメリカ・ピッツバーグ大学のコロナ研究者が何者かにかに殺される事件があった。犯人も口封じに殺されたみたいだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/165aac8768b3d3caf9d13b3110734084f9acd67d
祖国との絆は、動員にも監視にも使われる。海外にいる中国人まで、なかなか愛国教育が解けず、相変わらず中国のSNSやネットメディアの影響を受けているのは、人間本来の防衛本能、三猿(見猿・言わ猿・聞か猿)かと理解している。
そう考えると、いくら高いビルが立ち並んで経済発展を誇っていても、人の内面は魯迅が中国人の閉鎖性や後進性を作品で指摘した時代から、あまり変わってないのかもしれない。
リターン
3,000円
賛同いただきありがとうございます。お礼のメールをお送りします
・お礼のメール(Thanks letter sent by e-mail)
- 申込数
- 22
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月
5,000円

過去の出来事にはさせない!ムーブメントを作り出す缶バッチ
いただいたご支援のほぼ全額を今回のプロジェクトに充てさせていただきます。
・サンクスレター
・オリジナルの缶バッジ
・写真1枚
・Thanks letter
・1 Original tin badge
・photo print from the exhibition, in 254 x 203mm size
※税制上の優遇はありませんので、ご留意ください。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月
3,000円
賛同いただきありがとうございます。お礼のメールをお送りします
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- 申込数
- 22
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- 制限なし
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過去の出来事にはさせない!ムーブメントを作り出す缶バッチ
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※税制上の優遇はありませんので、ご留意ください。
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