フォトレポート｜雅楽の稽古場にお邪魔しました！

 

今年度から加わった新プログラム「雅楽」。

練習開始は年明けからとなりますが、一足先に雅楽の講師を務めてくださる多度雅楽会さんの稽古場を見学させていただきました。その様子を写真と共にお届けします。

 

この日は、ちょうど子どもたちのお稽古の日。
新しく「陵王」という演目に挑戦するとのことで、まずは楽器の練習から始まりました。

 

参加者のお子さんは、この日初めて「龍笛」に触れるということで、多度雅楽会の田中松緑さんから楽器の持ち方や演奏の仕方などを簡単に教わっていました。

 

 

楽器の説明がひと段落すると、一旦楽器は置いて、今回の演目の旋律・拍を覚える練習がはじまりました。

田中さんが手で拍をとって膝を叩きながら、楽器の旋律を声に出して歌います。それを真似しながら、一緒に旋律を歌って、拍をとりながら、全身で旋律を覚えていきます。
これは「唱歌（しょうが）」と呼ばれる稽古法で、古来からある学び方だそうです。

 

こうやって、自分で歌うことができることで楽器も演奏できるようになっていくのですね。

 

雅楽は師匠から弟子へ口伝（くでん）と呼ばれる方法で口頭で伝えられ、受け継がれていきました。人から人へと1000年以上も長きにわたって伝承されてきたと思うと、改めて雅楽の奥深さを感じます。

 

次に、舞踊の練習も見せていただきました。こちらも歌いながら、覚えていきます。

 

 

さらに、今回特別に「ほくさい音楽博」で使用予定の衣装も見せていただきました。

舞楽の「迦陵頻」と「胡蝶」の衣装です。色鮮やかで、美しい刺繍が施された絢爛豪華な装束でした。

 

 

そんな雅楽プログラムですが、練習開始は年明け1月20日からです。

ご興味のある方は、ぜひこの機会にご参加してみてください。親子参加も大歓迎です。

 

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「ほくさい音楽博」メンバー募集概要

 

 

募集プログラム｜①スティールパン / ②義太夫 / ③和楽器 / ④ガムラン / ⑤雅楽
練習日程｜2023年11月12日（日）～2024年2月18日（日）予定
練習会場｜摂社若宮牛嶋神社 社務所[墨田区本所 2-2-10 2階]、築地本願寺慈光院[墨田区横網1-7-2]
発表日程｜ 2024年2月25日（日）
発表会場｜回向院 [東京都墨田区両国2-8-10]　ほか
対象｜小学生〜19歳まで（事前申込）
参加費｜スティールパン・ガムラン：7,000円／義太夫・和楽器・雅楽：10,000円

※ガムラン・雅楽は親子参加大歓迎
応募締切｜定員に余裕がある為、申込期間を延長します。申込み先着順。（スティールパンのみ受付終了）

 

主催：NPO法人トッピングイースト
後援：墨田区
協力：回向院、築地本願寺慈光院、音工場、摂社若宮牛嶋神社、和の音交流館
※本事業は日本財団の助成を受けています。

詳細はこちら▶︎https://www.toppingeast.com/topics/4000/