支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 35人
- 残り
- 58日
応援コメント
プロジェクト本文
\馬の命が等しく大切にされる社会へ/
#馬の命を紡ぐために #HorseSpace紡クラファン挑戦中
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馬たちが暮らす環境の安全を守るために。
全室床上浸水してしまった厩舎の水の導線を改善したい。
2025年7月10日の18時頃、越生町に訪れた集中豪雨により、Horse Space 紡の馬(紡っ子)たちが暮らす厩舎は全室床上浸水の被害に遭ってしまいました。
山の斜面に位置するHorse Space 紡の厩舎は、地形の関係で敷地内の一番低い場所にあるため、過去にこの場所が乗馬クラブだった時代を知っている方々からも「大雨が降ると厩舎が浸水するから気を付けて」と助言をいただいておりました。
そしてできうる限りの対策を尽くしていましたが、それを上回る圧倒的な降雨量に成すすべもなく、馬も人も、命の危機を感じたほどでした。
幸い、流れ込んできた水は2時間ほどで引き、一晩中馬たちが水に浸かっているような最悪の事態は免れましたが、
馬たちは濡れてしまったオガの上で一晩を過ごすことになり、相当なストレスを与えてしまったのではないかと思います。
また、飼料も水浸しになってしまったことでみるみるカビが生えていき、廃棄せざるを得ませんでした。
今回の浸水被害は不幸中の幸いにも最小限に留めることができましたが、また、今後も同じような豪雨がいつ来るともわかりません。
そのくらい、年々夏の豪雨の様子が様変わりしており、恐怖を感じております。
それでもまた夏はやってくるので、このような事態を繰り返さないよう、
Horse Space 紡では浸水被害のあった厩舎の水害対策を強化するために、3度目ではありますがクラウドファンディングに挑戦することを決意致しました。
皆様のご理解と温かいご支援をいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
Horse Space 紡
代表 仲嶺美波
全室浸水の被害
2025/7/10の18時頃、越生町に集中豪雨が降りました。
後から調べてみたところ、越生町には観測計がないようで記録を見つけることはできませんでしたが、
隣のときがわ町の雨量は89.0mmを観測していました。
当時、飼料部屋で馬たちの飼い葉を作る作業をしていたところ、スマホの警戒アラートが鳴りました。
画面を見ると、「越生町に豪雨予報」と。
すぐに土嚢を設置しにかかったのですが、あっという間に土砂降りになり、頭から長靴の中まで全身びしょ濡れになってしまったため部屋に着替えに戻りました。
ほんの15分程の後に厩舎へ戻ると、
すでに厩舎の中に雨水が流れ込んできており、通路がみるみる川になっていく。
当時は暑さ対策のため通路では扇風機が何台も稼働していて、延長コードも張り巡らせている。
コンセントが水没してしまったら感電したり火災が発生するかもしれない!と慌てて扇風機を切り、コンセントを抜いて、
間一髪で濡れる前に回収することはできました。
でも、
流れ込んでくる水の勢いは増すばかりで、主にショパンとさくらの部屋から、そして飼料を切ったり計ったりしている飼料部屋からどんどん水が入って来て水位が上がっていく。
もうこうなっては見ているしかできない無力さに恐怖を覚えました。
「こうやってなにもできずに災害に飲まれて命を落とすのかもしれないんだな・・・」とリアルに体感してしまい、本当に怖かったです。
流れ込んできた水は厩舎全室に流れて行き、馬たちの部屋はたちまち水浸しとなりました。

一番被害が大きかったショパンとさくらの部屋は、球節(人間でいう❝くるぶし❞のあたり)の上まで浸かってしまうほど水かさが増してきて、部屋の中に敷いているオガはほとんど流れ出てしまう有様でした。
無事に夜を超えられるのだろうか?
無事に明日を迎えられるのだろうか?
明日を迎えられたとして、元通りにしてあげられるのだろうか?
こんなことになってしまって「ごめんね」と馬たちに謝りながら、
私自身も不安しかなかったけれど、
不安そうにじっと立ち尽くしているみんなを励ましながら、ただひたすら通路に溢れる水を掻き出し続けました。
「早く雨がやみますように」と祈りながら。
「これ以上酷い被害になりませんように」と神様にお願いしながら。
実はこの当時、私は体調を崩していて、前日まで熱発で数日寝込んでいました。
もしコロナだったりして誰かにうつしてしまってはいけないと思い、ボランティアさんにもお休みしていただけるようにお願いし、一人でできることだけをやろうと決めて「自主隔離」をして療養している時期でした。
そのため、翌日はボランティアさんは誰も来る予定がなく、病み上がりの自分一人で馬たちの馬房を元通りにしてあげられる自信がなかったため、
図々しくもSNSで「助けてください」と翌日の作業のお手伝いを呼びかけてみたところ、平日にも関わらず7名もの方々が駆けつけてお手伝いしてくださいました。
そのおかげで、濡れて汚れたオガをすべて出し、新しいオガに交換してあげることができました。
汚れた泥水に馬たちの四肢が浸かったままでいると細菌感染を起こしてしまったり、そもそも長時間蹄が濡れた状態でいると、蹄にも悪影響が出てしまうので本当に危険な出来事でしたが、
駆けつけてくださった皆様のおかげで、翌日のお昼には全頭の馬房が新しいオガでふかふかのサラサラにしてあげることができました。
本当に救われました。
「待ってました!」とばかりに次々に横になってゴロゴロし、安心したように寝ている馬たちの姿を見て泣きそうになってしまいました。
駆けつけてくださった皆様にはもう足を向けて眠れないほど感謝しております。
■二度と繰り返したくない、紡っ子たちへ与えてしまったストレス
不幸中の幸いですが、流れ込んできた水は2時間もすればすっかり引いて、一晩中馬たちが水に浸かっているような最悪の事態は免れました。
ですが馬たちは一晩、濡れて汚れたオガの上で過ごさなければなりませんでした。
馬の蹄の健康を守るためには乾燥がなによりもまず大切な要素なので、一晩びしょ濡れのオガに立ち、横になることもできずに立ったまま過ごすみんなが心配でなりませんでした。
濡れて汚れたオガの上では横になることができず、馬たちは身体を休めることができなかったことと思います。
不衛生で不快な馬房で過ごす一晩は相当なストレスだったと思います。
さらには、泥水に長時間つかっていると馬たちは四肢から細菌に感染してしまい、肢を腫らしてしまうことがあります。
また、ストレスやアレルギーで蕁麻疹が出てしまったり、冷えやストレスで疝痛になってしまう可能性も考えられました。
それでも翌朝、全頭がいつも通り元気に朝ご飯を催促し、むしゃむしゃ食べてくれる姿を見て心の底からホッとしたし、神様に(お地蔵様に)心から感謝したのを覚えています。
■蕁麻疹やアレルギーを防ぐため、必要だった飼料の買い直し
流れ込んできた水は土砂を含んでいなかったことも不幸中の幸いで、水が引いた翌日、人力で濡れたオガをすべて出して新しいオガに交換することができました。
建物や設備がダメになることもなく、二次被害もありませんでした。
もし流れ込んできた雨水が土砂を含んでいたらまた違った結果になっていたと思うと、その点においてはラッキーだったと思っています。
ですが、餌はほとんどが濡れてしまいました。
濡れてしまった餌はみるみるカビていき、カビた飼料を食べてしまうことで蕁麻疹体質のアオちゃんが蕁麻疹を発症してしまったらどうしよう・・・という心配もあり、ほとんどすべてを廃棄することになってしまい飼料を買いなおさなければなりませんでした。
濡れてしまった餌部屋を完全に乾燥させるには湿度が高すぎて、工業用の扇風機を24時間フル稼働させて壁や床など室内の乾燥を試みましたがそれだけでは効果が足りず、新しく納品した飼料もすぐにカビてしまい、飼料代が通常の2~3倍ほどかかってしまいました。
飼料を捨ててしまうのはもったいない...と悔しい思いもありましたが、馬たちの健康を最優先する判断から飼料を買い直すことを選択した結果、蕁麻疹やアレルギーが出る馬はなく、このような事態でも全頭が健康を害することなく乗り越えることができたことは良かったなと思っています。
?これから厩舎をどう変える?
■いただいた助言に対し尽くしてきた対策。
それを越えてきた豪雨という自然災害の恐ろしさ
工事を依頼する業者の方々にも調査を行っていただいたところ、今回の浸水被害が起こってしまった原因は厩舎が一番低い地形にあることで、山からの水と、隣の土地や周辺の敷地からの水がすべて厩舎に向かって流れ込んできていること、本来雨水の行き先となるべき川に水が届いていないことだと推測されるそうです。

移転してすぐに、昔この土地が乗馬クラブだった時代をご存知の方々が実際に会いに来てくださって
「ここは厩舎が坂の下にあるから大雨が降ると浸水しちゃって大変だったから気を付けて」
とアドバイスをいただく機会が何度かありました。
そのたびに、どこに水が溜まって、どこから水が入ってきていたのか?ということを詳しく教えていただき、教えてくださる皆様が経験された事実をもとに、水が溜まってプールみたいになってしまうという場所には排水パイプを埋め込む工事をして水が溜まらないようにするなどの改良してきました。
「プールが溢れると、ここから厩舎のほうに溢れた水が流れ込んできていたから、ここに土嚢をこうやって置くと良いよ」というアドバイスをいただいたこともあり、その通りに土嚢を置いてみて、それでも足りない箇所にはビニールのシートと土嚢を併用して水が入ってこないように対策したりもしていました。
実は移転してきた2024年の夏にも「記録的短時間大雨情報」が出て、結果的に警戒レベル4の避難警告が出るほどの雨が降りました。
この時初めて、昔を知る皆様からいただいたアドバイスを徹底していても完璧ではなく、多少の水は厩舎に向かって入ってきてしまうことを知りました。
それでもこの時は馬たちのいる馬房が浸水してしまうことはなく、出入口と餌部屋に水が流れ込んで濡れてしまった程度だったので土嚢を強化するだけで対策は済んでいたのですが、
今年の夏の集中豪雨の雨量は昨年の比ではなく、過去を知るどなたからも聞いたことのないところから水が流れ込んできてしまったのでした。
今回水が入ってきた厩舎の裏側は、お隣の土地と建物との間が通路になっています。
もともとそこにはU字溝が設置されており、山から流れてきた水が川へ流れていくように導線ができているのですが、今回の大雨で厩舎裏の通路自体が大きな川のようになってしまい、水が流れていく先で建物によって急に狭まっている場所があるためにそこで堰き止められた水が溢れてしまい、ショパンとさくらの部屋から流入してきたものと思われます。
■紡っ子たちのストレスのない生活を守るために。
「坂の途中にある厩舎」に移転することの難しさ
坂の途中にも以前使っていたという厩舎があり、そこに移動したらどうか?というご意見をいただくこともあるのですが、
そこは一つ一つの馬房がとても狭く、昼間でも陽の光が入り込むことがなく暗くてカビだらけで、お化け屋敷のような状態です。
ここに身体の大きなサラブレッドたちが入ることは暗くて窮屈でストレスがとても大きいだろうと考えています。
ポニーのように小さな馬であっても、暗く閉ざされた閉塞的なカビだらけの馬房では「可哀想すぎる」とすら感じる環境です。
このような環境に馬たちを置くことはHorse Space 紡の理念に反するため、現状、この厩舎で馬たちを飼養するということは現実的に考えられる状況にありません。
明るく開放的で清潔な状態に改築しなければ、馬を飼養できる厩舎とは言えないと個人的には思っています。
現在使用している厩舎もそもそも移転前は同じような状況でしたが、1回目のクラウドファンディングで多くの皆様からご支援いただけたおかげで、明るく開放的で空気の良い馬房に改良することができ、今の紡っ子たちの生活が成り立っています。
坂の途中にはもう一棟、比較的広くて新しい馬房が4つ並んでいます。
一見、新しく、ある程度の広さもあり明るい印象を受けるので「使えるのでは?」とおっしゃる方もいらっしゃるのですが、この馬房も個人的には「ここに入れられた馬は寂しがるのではないだろうか?」という心配が拭えません。
馬房の中には小さな窓が上のほうにあるだけで馬たちが窓から顔を出すことはできない作りになっています。
また、隣の馬房とは上から下まで壁で仕切られているので部屋の中から隣の馬の様子を見ることができず、防寒対策で馬房の扉を完全に閉め切ってしまう冬季には独房のような状態になってしまいます。
馬は群れで生きる動物です。
HorseSpace紡ではその本来の習性を尊重し、できるだけ仲間たちと一緒に、仲間の存在を目で見て感じ取れる距離間、交流しあえる距離感で飼養したいと考えています。
遠い昔に私は、この独房のような環境になってしまう作りの馬房にミントしゃんを預けていたことがありました。
寂しがり屋のミントしゃんにとって、隣の馬との交流ができない冬の夜間は1頭で不安で寂しかっただろうなと思います。
隣の馬がいなくなってしまってからは完全に独りぼっちになってしまい、さらに夜は閉め切られてしまい、ミントしゃんの感じた不安とストレスを想像すると、本当に可哀想なことをしたと、今でも申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
その後、ミントしゃんが分離不安になってしまった理由もこの頃の体験が影響している可能性があると思っています。
こうした苦い経験も実体験としてあるからこそ、あくまでも厩舎の位置は現状のまま、水の被害が無くなるように改善を行いたいと考えています。
馬が安心して馬らしく過ごせる時間を守る
第一目標で実現できることは「水害被害のあった建物(厩舎)周辺の勾配の改善・水の導線改良」です。
クラウドファンディング概要
■第一目標金額:500万円
■資金使途:水害被害のあった建物(厩舎)周辺の勾配の改善および水の導線の改良

工事を依頼する予定の業者さんに地形を見ていただいたところ、浸水被害の原因は厩舎が一番低くなっていることから、山からの水と隣接する土地からの水がすべて厩舎に向かって流れ込んできていることではないかと推測されました。
お隣との境界部分には長年放置されていた篠が生い茂っているため、まずはそれを伐採・伐根し、建物が一番低いところに位置しないように勾配を作り直し、水が建物に向かってではなく川に向かって流れていくように導線を改良したいと考えています。

また建物に向かって水が流れてこないように、今あるU字溝よりも大きいサイズのU字溝を設置し、それでも水が流れてきた場合に厩舎内に流れ込んで来ないよう、外壁に空いている通気口を塞ぎます。
山の上から流れてくる水を止めることはできませんが、できるだけ別のルートに分散して川に流れ込んでいけるように坂の途中にもU字溝を設置し建物を避けて流れていける導線を作る計画です。
馬たちが最期の時まで安心して暮らせる場所を目指して
Horse Space 紡は、馬たちがより静かにのんびりと穏やかに暮らせる環境を求めて2024年に越生町に移転してきました。
現在の場所は自然が豊かで、夏も朝晩は気温が下がること、日中も街中に比べると2℃くらい気温が低いこともあり、馬たちへかかるストレスや身体的負担も移転前に比べるとだいぶ軽減できている実感が得られています。
ただ、山間であることと坂の下に厩舎があること、さらには近年の容赦ない豪雨によって浸水の不安は毎年付きまとい、夏は豪雨予報に常に気をもみながら過ごしてきました。
Horse Space 紡では、高齢馬やケアの必要な馬たち、サードキャリアを生きる馬たちの預託を増やしていきたいというビジョンがあります。
現在すぐに使える空き馬房も3つありますが、このような状況で「オーナー様の大切な馬をお任せください!」と胸を張って言うことは憚られ、新規預託馬の募集に消極的になっているのが正直なところです。
厩舎がまた来年の夏も浸水してしまったらどうしよう・・・という不安を払拭できない限り、この状態が続いてしまうのはHorse Space 紡の運営にも大いに影響します。
そしてなにより、
心身のケアを必要としている馬たちのため尽力したいという思い、人を乗せる事ができなくなった馬たちでも生きていける道を確立したいという思いを成し遂げることが難しくなるということは、ここで暮らす馬たちが安心して最期まで生きられる環境を失ってしまうということに繋がることになってしまいます。
現在使用している厩舎が再び水害の被害にあわないようできるだけの対策を施して、今いる馬たちの心身の健康を守ること、そして仲間を増やしていくこと、サードキャリアの馬たちが生きていける道を作ること、そこに集まってくださるお客様を増やしていくこと。
これがHorse Space 紡の当面の目標です。
皆様にはどうかご理解をいただき、温かいご支援をお寄せいただけますと幸いです。
Horse Space 紡は2024年の3月と9月に2度、クラウドファンディングに挑戦し、どちらも大変多くの皆様にお力添えいただき目標を達成することができました。
あらためまして、この場をお借りして心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。


2025年はHorse Space 紡を立ち上げてちょうど7年目にあたります。
7年の間にコロナ禍がやってきて、とても苦しい時期が続きましたが、レッスンに来てくださるお客様、そしてSNSで紡っ子たちを可愛がってくださるフォロワーさんたちに支えられて乗り越えてくることができました。
クラウドファンディングの挑戦にあたっては毎回様々な葛藤があり
「私は本当に馬たちを守れているんだろうか?」
「私のことだけでなく馬たちが悪く思われる結果になってしまったらどうしよう・・・」
と考えると涙が出ることもありました。
それでも近くで見ていてくださる方からは
「仲嶺さんが馬のために本当に一生懸命だということは見ていればわかるし、皆様からいただいたご支援は馬のためにきちんと使われていることも見ていればわかる。事実と気持ちをきちんと伝えればわかってもらえると思うからがんばって!」
と背中を押していただけたことで勇気づけられてきました。
本当にありがたいことです。
毎回不安ばかりが先行してしまいますが、本当に驚くほど多くの皆様から温かいご支援をいただくことができたことで、プロジェクトを達成することができました。
皆様のご支援によって支えられているHorse Space 紡であることは間違いありません。
どれだけ感謝しても足りないほどです。
その結果、1回目のプロジェクトでは牧場の移転、2回目のプロジェクトでは牧柵の修繕と洗い場の再建を実現することができました。
危険だった牧柵は馬たちが寄りかかっても倒れる心配がなく、身体をこすりつけても怪我をする心配もなく、出入口もしっかり施錠できるものに作り替える事ができ、さらには3頭同時に放牧にだせるように3つのエリアに区切って設置していただくことができました。
そのおかげで、多いときで最大5頭がみんな一緒に坂の上の放牧地でのんびり過ごすことができる環境が整いました。
理想の放牧場ができあがりました。
初めてそこにみんなを連れてきて放牧したときは、本当にうれしくて写真や動画をたくさん撮影してしまいました。
馬たちにとっては同じ敷地内でも放牧場から見える景色は初めての景色なので、新しい景色に馴れるまで少し時間はかかりましたが、気候の良い時期にはみんな一緒に放牧に出られていますし、グラウンドワークなどの勉強会でも頑丈で安全になったパドックを使用することができていて、とてもありがたく思っています。
また、再建した洗い場も頑丈で、天井が高く、安心して馬たちを繋ぐことができるものになりました。
既存の洗い場では落ち着くことができなかったミントしゃんやぶーちゃまも、新しい洗い場では嘘のように落ち着いて居ることができています。
今までは、既存の洗い場では不安と緊張でまったく落ち着くことのできない2頭が心配すぎて目を離すことができずに私自身のストレスも大きかったのですが、新しい洗い場では装蹄時や獣医の診察時、治療時などもとてもスムーズに出入りでき、馬たちが安心して落ち着いて居られることが見ていてわかるほどで、私のストレスもなくなりました。
装蹄や獣医治療の時などはどうしても洗い場に馬たちを繋ぐ必要があるので、今までと比べると人馬ともに安心感は雲泥の差です。
このように、皆様からの温かいご支援で牧場内に次々と発生する様々な不都合や不具合を改良することができ、馬たちにとっても安心して過ごせる場所に作り替えていくことができました。
そして現在は、継続寄付という制度も利用し「紡っ子サポーター」という名称でマンスリーサポーターの募集もスタートさせています。
2025/11/20現在、62名のご支援者様に紡っ子たちを日々高いQOLで飼養する環境を支えていただいており、大変心強く思っております。
こうして大変多くの皆様からのお力添えに支えられて、現在Horse Space 紡には2024年12月に新しく仲間入りしたショパンを含め、8頭の仲間たちが暮らしています。
日々、いろいろとありながらも健気にたくましく、元気に愉快に暮らしております。

紡っ子たちの最近の様子
「イケオジ」ショパン
2025年12月6日に新しく紡っ子に仲間入りしてくれたショパンは長年乗馬クラブで練習馬として活躍してきた❝イケオジ❞です。
ショパンもまた例外なく色々な物語があり、素敵なオーナー様に引き取られた幸運なお馬です。
馬運車から降りてくるその姿はとても落ち着き払っていて、かっこいい馬だな~という第一印象を抱きました。
それは馬たちも同じだったようで、お隣さんになったぶーちゃま(ブランレーヌ)はすぐにショパンに夢中になってしまい、大好きで大好きで仕方ない様子の毎日が始まりました。
ある日ぶーちゃまは、馬房から出てしまわないように設置しているはずの馬栓棒の下から夜の間に部屋の外に出てしまったようで、翌朝、ショパンの馬房の前に居るところを発見され人間を焦らせるという❝ぶーちゃま夜這い事件❞が起きました。
痕跡から、一晩中ショパンの部屋の前に居たであろうことが推測され、そこまで惹き付ける魅力のある❝イケオジ❞に脱帽する思いでした。
今までは乗馬クラブの練習馬として人を乗せるお仕事をすることが馬生のメインだったと思いますが、紡っ子の一員となった今、こうして他の馬たちとの交流の時間が圧倒的に増え、最初は戸惑いながらもどんどん本来の自分を惜しみなくさらけ出すようになり、甘え上手を発揮して人にも愛されながら元気に楽しそうに暮らしています。
開花した「紡の華」ミントしゃん
繊細で臆病なミントしゃんは、私と出会った頃は人を寄せ付けない馬でした。乗馬クラブの練習馬だった時代には、人を噛んで怪我をさせてしまうということで❝クチカゴ❞をつけられていたり、馬房に迎えに行くと「近寄らないでっ!」と怒って蹴ろうとしてくる❝危ない馬❞でした。
そんなミントしゃんでしたが、心のケア・身体のケアを続けた結果、人の手を受け入れられるようになっていきました。
それでも馬は記憶力の良い動物なので、嫌な記憶がフラッシュバックすると今でも怒ったり噛もうとする素振りを見せたりするので、誰でも簡単に触らせてくれる馬になったわけではありません。
そんな中、今年の夏に開催した金子暖さんによる❝触馬❞のイベントでヒーリングを実践したいと参加してくださった方がミントしゃんで練習をしてみる、という機会が訪れました。
「もしミントしゃんが嫌がったら無理強いせずに別の馬に変更しよう」と金子さんとも打ち合わせをして準備していたのですが、参加者さんがミントしゃんの繊細さをしっかりくみ取ってくださって、丁寧に向き合ってくださった結果、立派に❝触馬❞のお仕事を果たすことができたのです。
穏やかな環境、ゆったり流れる時間で仲間たちと暮らすうちに、ミントしゃんが人の手を受け入れられるキャパもいつの間にか広がっていたのだなと嬉しく思いました。
8頭みんながそれぞれの個性を発揮してのびのびと暮らしておりますが、紡っ子たちも平等に年齢を重ねていきます。
現在、アオちゃん、さくら、マロン、ショパンの4頭が乗馬のレッスンでも活躍してくれていますが、
近い将来、全頭❝人を乗せるお仕事ができなくなる日❞がくることは必然です。
そうなったときに、売り上げをあげる術を確立できていなければ、当たり前ですが事業を継続していくことはできません。
そのため、Horse Space 紡では引き続き「乗らない馬の価値」を広め、そこにお客様の「需要」を見出していくためにいろいろなイベントを考え、企画しています。
たとえば、新たに取り組んだ企画として学校に通いにくさを感じている生徒さんたちを対象に、地上でコミュニケーションワークをして馬と交流するという時間を設ける機会がありました。
その結果、一緒に参加したクラスメイト同士が馬を介して心を通わせて、とても楽しそうに仲良くすごしてくれました。
帰り際には「すごく楽しかった!」「馬がめっちゃ可愛かった!」と言っていただくことができて、私自身にとっても、とても貴重で有意義な時間をいただきました。
また、兼ねてよりお世話になっているnot aloneさんの企画である「馬がいる相談室」では、
大切な方を亡くされて悲しみが癒えないという方がご来場くださって、さくらとの時間を過ごしていただきました。
さくらはすべてを理解しているかのように参加者さんを受け入れ、寄り添い、悲しみが癒えるお手伝いをしていました。
その様子を目の当たりにして、馬たちの底知れない可能性をもっと多くの方々に知っていただき、その可能性に触れていただける機会を当たり前に提供できる場所になりたい!と心から思いました。
どんなに素晴らしいと思えるこのようなイベントを企画しても、そこに来てくださるお客様が増えなければ売り上げには繋がらず、それでは馬たちを飼養することが難しくなっていきます。
「人を乗せられなくなった馬」たちのサードキャリアの活用法として、お客様が何を求めていてどこに需要があるのか?という❝需要と供給❞がマッチングする内容を見つけ、サードキャリアを生きる馬たちが最期まで安心して生きていけるための活躍ができる場所作りが何より優先すべき課題だと思い、日々試行錯誤しています。
Horse Space 紡 仲嶺から皆様へ
仲嶺美波|Horse Space 紡 代表
移転してまだ2年も経っていない中で、今回3回目のクラウドファンディング挑戦となります。
前回同様に、「皆様のご理解をいただけるのか・・・?」と正直なところ今まで以上に不安が大きい中での挑戦となります。
今年の夏は、線状降水帯の発生や集中豪雨で厩舎が浸水してしまったという投稿をSNSで多く見かけました。
同じような被害に遭われた馬施設、当施設よりも大変な被害に遭われた施設も存じ上げており、この問題に直面しているのは私たちだけでないことは重々承知しております。
それでも、目の前にいる馬たちの馬生を守りたい、安心して快適に暮らせる場所を提供し続けたいという思いを妥協し、この状態を放置することはどうしても難しく、3回目のクラウドファンディング挑戦を決めました。
自身の体調不良もありましたが、流れ込んでくる水を見ながら本当に心が折れる感覚を味わいました。
目の前で起きている事態に、どうにもしてあげられない無力さも痛感しました。
それでも、翌日に急遽7人もの方々が駆けつけてくださって、早々に馬たちを助けてあげられたことが心からありがたかったし心からの安堵と感謝も味わいました。
これから先、日本の夏はますます過酷な季節になっていくであろうことは、素人の私でも感じます。
暑さや湿度だけでなく、豪雨の被害ももっと大きなもので、そしてもっと身近なものになっていくのだろうと思います。
毎年このような被害を運任せにしてやり過ごしながら暮らしていくにはリスクがありすぎますし、今回はこの程度で済んだものの、この先もっと大きな被害が出る可能性だって否定できません。
そうなる前に、馬たちの命を守るためにできるだけのことはしておきたいと強く思っています。
皆様にはどうかご理解をいただき、温かいご支援をお寄せいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
いただいた応援メッセージ

鈴木詠介様|ときがわホースケアガーデン代表
近年の気候変動で全国各地の馬の施設で自然災害による被害が起きています。馬の仕事は自然との闘いでもあります。
暑さ、寒さ、湿度、風、雨…全ての環境から馬を守るため本当に細やかな管理が必要です。
時には風の音が気になって眠れなくなることもあります。
紡さんは同じ馬の仕事をしている自分から見ても、本当に馬たちの環境を考えて、日々努力されています。
その努力はいつ訪れても馬たちが安心している顔を見れば分かります。
今回のプロジェクトは更なる安心を馬たちに与えることが出来るものになります。
目先の安心ではなく馬たちが生きている間、ずーっと安心できるものになります。
そして、その安心は仲嶺さんの少し良い睡眠の質になり、仲嶺さんの健康に働ける体力になり、結果的に紡さんの馬たちの幸せになります。
このクラウドファンディング、ときがわホースケアガーデンは応援します!

青野菜名様|HORSETAPING+
Horse Space 紡さんの理念、「馬は人を乗せられなくなったら終わりではない」という言葉に、
私はいつも深く心を動かされています。
この場所は、馬たちが安心して“第二の馬生”を過ごし、人と再びあたたかくつながることができる特別な場所です。
様々な困難があっても、馬たちのために環境を整え、より良い未来をつくろうとする紡さんの姿に、心から敬意と感動を覚えています。
HORSETAPING+としても講座や活動で関わらせていただき、穏やかな表情を見せる馬たちに、いつも力をもらっています。
紡さんの想いが、馬たちを守り、この場所を再び輝かせる力になると信じています。
この挑戦を、心から応援しています。

大亀良介様|招待インストラクター
私は、毎週土曜日を中心にホーススペース紡さんで、招待インストラクターとして乗馬の指導を行っています。
一昨年、埼玉県羽生市からこちら越生に引っ越してきて馬たちも、この場所になれ、前回、そして前々回のクラウドファンディングでこの乗馬スペースに集う馬たちや、養老馬たちにとってようやくゆったりと穏やかに過ごせる環境が整い、平穏な日常がすごせると思っていた矢先の今年7月10日の集中豪雨。
越生の里山に囲まれたやや高台の土地に、昭和に作られた古い料亭を改造して作られた施設が、短時間の豪雨で瞬く間に厩舎全体が浸水してしまうなんて思いもしませんでした。
豪雨当日、紡から発信されたSNSで、水に浸かって身動きもとれない馬たちの惨状をみて、びっくりしました。
翌朝直ぐに駆けつけると、水はすでに引いていたものの厩舎の床は汚泥が滞積し、保管していた飼料は水をかぶり、お腹まで泥水が飛び散っている馬もいて、外で綺麗にしてもらえるのを待っている状態でした。
とりあえず、同様に朝一番で駆けつけていたボランティアさん達と共に、厩舎内の汚れたオガをシャベルで取り除きました。
そのうえで、かろうじて水をかぶらなかったオガを集めてきて敷き詰めました。
ただ、一応の手当てができただけで、「とりあえず復興できた」という安堵感はなく、夏は始まったばかりで、またいつ何時同様の集中豪雨が来てもおかしくないという、不安な気持ちに襲われました。
主宰する仲嶺さんとその趣旨に賛同したボランティアさんによって運営されているホーススペース紡。
人と馬との共生を目的に設立されたホーススペースとして、そこに集う馬の健康と安全安心の場(スペース)として継続していくためには、この状態を放置することはできないと感じました。
ただ、この自然の驚異に対応するための施設の改善や安全対策には資金がかなり必要であることは容易に想像がつきます。
資金力のある中で、利益のみを追求した経営ではなく、理念を形にしたホーススペースを細々とでも、この地で継続していく為にはこの状態を放置することはできません。
「より安全な暮らしを守り馬たちの健康を守り続けるために、浸水被害を繰り返さない対策を施したい。」という紡さんのクラウドファンディングの主旨には大いに共感いたします。
皆様の賛同、そしてご協力をぜひお願いします。

金子暖様|Horse&Art therapy Studio Picamerry代表
触馬セラピスト養成講師/愛馬・ペットとの関係性を読み解く専門家
引退馬のセカンドキャリア。たとえ乗馬クラブに引き取られても、歳をとったり怪我をしたら――その先はどうなるのでしょうか。
Horse Space 紡は、この現実から目をそらさず、馬たちが安心して最期まで生きられる「終の住処づくり」を実践している馬施設です。
日々の丁寧なケアに加え、夏季は馬に大きな負担がかかる高温の日には乗馬レッスンを休業するほどの徹底ぶり。さらに、馬の年金制度の導入や、騎乗できない馬にもできる“馬にやさしい仕事づくり”にも真摯に取り組んでいます。
しかし、この環境を維持し、馬たちの安心な暮らしを守り続けるには、想像以上の労力と費用がかかります。
私もその理念に深く共感し、夏季の乗馬レッスン制限期間に「馬と友達になろう!」「お馬のリラックス・マッサージ」「馬と人のためのヒーリングスペシャリスト養成セミナー」など、騎乗を必要とせず、人と馬が共に楽しみ、癒し合えるホースセラピーや“馬のセラピスト養成講座”を開催させていただいています。
Horse Space 紡が、真の意味での引退馬のセカンド/サードキャリアを叶えるモデル施設として、馬と人、双方の希望の灯となることを、心から願い、応援しています。

渡辺将人様|整体師
とても献身的なHorse Space 紡さん
私は台東区御徒町で治療院を営んでいる渡辺と申します。
仲嶺さんとは約2年半前に知人を介して知り合い、現在はHorse Space 紡さんの馬たちのもとへ毎月伺っています。
毎月私が関わっている牝馬ミントは、非常に神経質な上やや攻撃的な性格で、私を受け入れてくれるまで毎回時間がかかります。
でも、仲嶺さんに対してはとても甘えた様子で心を許しており、日頃、仲嶺さんが献身的に愛情を注ぎ続けていることが容易に察する事ができます。
紡さんに来る前、様々な心の傷を負い、人間に対して攻撃的だった馬達が次第に穏やかに変わっていく。
Horse Space 紡さんはそんな愛情溢れる素敵な環境です。
そこで暮らす馬たちの安全を守りたいという今回のプロジェクトを応援しています。

KUNIKO(久圓)様|432Hz ピアニスト/本山派修験山伏
仲嶺さんとの出逢いは、乗馬もされるピアノの生徒さん達からのご紹介でした。
しばらく空いていた乗馬クラブが、お馬さんたちをケアする場所として生まれ変わるとお聞きして、新たな息吹を感じワクワクしたのを今でも覚えています。
それと同時に、決して便利とは言えないこの土地でのご活動は大変だろうな、と想像しましたが仲嶺さんの熱意はあっという間に地域の方々にもすぐに伝わったご様子、真っ直ぐなお人柄に惹かれて 『応援したい』という気持ちになっているのを感じます。
そして私もその1人です。
人間は宇宙の摂理の中で生かされ、自然や動物たちと共に生きているのだということを今もう一度考えていかなければならない時代が来ていると思うと、仲嶺さんとお話ししたことがあります。
紡さんのお馬さんたちはなんとも穏やかで慈愛に満ちています。
お馬さんたちを癒し、そして癒され、『尊い循環が生まれている場所』そう感じます。
私たちも応援として、1Dayリトリート等を提供させて頂き、紡さんを応援する皆さまの心と身体をトリートします。
紡さんを応援することで良き循環が皆に、地球に、宇宙全体に波及していく…そうなることを心から願い応援しています!
さくらちゃんとピアノ連弾をした時の映像

松澤亜希子様|メンタルフィジカルトレーナー/整体師/本山派修験道山伏
かつて野に生きた馬たちは、人間の営みの中で狩猟や家畜化、競争と言った環境の変化により、その自由を失いました。
競走馬だけでなく、多くの役目を終えた馬、または、怪我などで生き場をなくした馬たちが命を絶たれています。
そのような中、女手一つ、どの馬にも分け隔てなく愛を注ぎ、最善の環境を整えながら日々奮闘されている紡さんの姿には、深い敬意と感動を覚えて止みません。
この活動は、誰にでもできることではありません。
だからこそ、私も自分にできる形で力になりたいと本気で応援しています!
人も馬も安心して最後まで生命を全うできる場所がある──当たり前のようで、当たり前ではありません。
でも、少しの気持ちからそれが、実現するのが、このプロジェクトです。
どうか皆さまも、それぞれの想いを出来る形に変えて、この尊い活動にご参加頂きたく応援よろしくお願い申し上げます。

遠矢慎様|おうち工房 代表取締役
このたびの豪雨による浸水被害、心よりお見舞い申し上げます。
HorseSpace紡様が日々、馬たちの安心・安全な環境づくりに尽力されていることに深く敬意を表します。
気候変動の影響が年々大きくなる中、動物たちの暮らしを守るための環境整備は、今後さらに重要になると感じております。
今回の取り組みは、単なる修繕にとどまらず、「命を守るための備え」として大変意義のあるプロジェクトだと思います。
私たちも、この想いに賛同し、応援の気持ちを込めて支援させていただきます。
HorseSpace紡様の取り組みが多くの方に届き、馬たちがこれからも安心して穏やかに過ごせる場所が守られることを心より願っております。

usami akiko様|アクセサリー作家「chito a lil.」、ユニット「umajolicca.」として活動
今回のクラウドファンディングにもコメントを寄せさせていただけることをとても嬉しく思います。
紡さんには引き続きアクセサリーブランド「chito a lil.」として展示やコラボなどでお世話になっております。
そしてさらに2025年は「馬×ポートレート写真×アクセサリー」をテーマに掲げて始動したユニット「umajolica.」としても関わらせていただきました。
紡さんの一ファンとして地道な推し活を続けているわたしから見た「HorseSpace紡」の最大の魅力は、代表の仲嶺さんが常に馬たちの可能性を探り、共に生きる道を模索し続けていることです。
ユニット「umajolicca.」ではそんな仲嶺さんから刺激を受け、もしかしたら馬たちに新しい道がひらけるかも!?と淡い期待をしつつ、パインちゃん、さくらさん、ショパンくん、プリンちゃんの4頭にモデルのお仕事をお願いしました。
その姿は2025年7月にリリースした写真集第1弾「tsumugi.」に掲載しておりますので、まだご覧になっていない方はどこかの機会でお手にとっていただけましたら嬉しいです。
近年、競馬や乗馬クラブを引退した馬たちの行く末を案じる動きがメディアやインターネット上で盛んになり、いわゆる「養老牧場」の存在も多数知られるようになってきました。
豪雨の影響や物価の高騰など、厳しい状況が続いている昨今、馬と共に生きていくことは今後さらに険しい道のりになると思われます。
SNS上では複数のクラウドファンディングが拡散されるのが常になってきました。限りある予算で、一体どこに支援をすれば良いのか迷われる方も多いと思います。
でも、ほんの少しずつでも構わないのです。ほんの少しの金額も、たくさん集まれば大きな力になります。
どうか紡っ子たちが安心して暮らし続けられますように、「HorseSpace紡」にもあたたかいお気持ちを分けていただけましたら幸いです。

ano.様|写真×アクセサリーユニット「umajolicca.」カメラマン
ユニット相方のchito a lil.がかねてより支援させていただいてたところ、umajolicca.結成で私も紡さんとのご縁をいただきました。
仲嶺さんと接する中で感じるのは、本当に馬のことを大切に思っていて、行動に移せる方なのだなということです。
そしてその想いに応え、個性豊かな紡っ子たちはとてものびのびと暮らしています。撮影しながらも、自然の中でとてもあたたかく心地いい時間が流れているのを感じました。
昨今、ドラマやアニメなどの題材となったことや馬たちの活躍により、競走馬や引退馬が注目されるようになってきていることは皆さんも肌で感じていることと思います。
しかしながら、馬に直接関わることが日本では乗馬以外であまり存在しない(知られていない)現実もあります。
このプロジェクトは、そういった課題に向き合いつつも、馬や馬の居場所を守る一助となりつつ、馬を想う貴方も楽しめる紡さんのお心配りがあふれるクラウドファンディングです。
きっと今回も素敵なリターンがたくさん勢揃いすることと思います。私たちからも応援の気持ちとしてリターンを協賛させていただきました!
紡さんが掲げる、"馬のためのHorse Space"の理念を、多くの人と分かち合えたらと思います。
ご留意事項
▽ご支援の前に、利用規約を必ずご一読ください。
▽ご支援確定後にアカウント情報を変更した場合でも、ご支援時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されませんのでご注意ください。(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援時に入力いただいた宛名と住所にリターンをお送りさせていただくことになります)
▽本プロジェクトのリターンのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。
▽ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽ご支援に関するご質問はこちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 仲嶺美波(Horse Space 紡)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
Horse Space 紡が豪雨による水害を繰り返さないように施設内改良工事をするためのプロジェクトです。集まった支援金で、水害のあった現場の水勾配の改善、水の導線の改善工事を行う予定です。
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プロフィール
馬が人のためだけに働く場所ではなく、どんな馬であってもその馬らしく生きられる「馬のための場所」を作りたいという思いから2018年に埼玉県羽生市にOPENしました。「ご縁のあった馬は最期まで」をモットーに、乗る楽しさだけではなく地上で馬と関わる楽しさを伝えること、また、心身のケアが必要な馬たちと向き合う時間を大切に6年間運営して参りました。この度3月に、人馬にとってより良い場所作りを目指して埼玉県入間郡越生町に移転することになりました。今よりもっと多くのご縁と馬の命を紡いでいける場所を目指します。
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リターン
3,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|3千円
●お礼のメール
●活動報告レポート
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
5,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|5千円
●お礼のメール
●活動報告レポート
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
10,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|1万円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
12,000円+システム利用料

お笑い番長さくらの「笑う門には福来タオル」|1万2千円
●お笑い番長さくらの「笑う門には福来タオル」
馬もの作家の「こもこも。×あきぴよ」さんからご提供いただいたハンカチタオルです。
北欧の幸せを呼ぶ""ダーラナホース""ならぬ、
紡の幸せを呼ぶ""サークラホース""としてデザインしていただきました!
※サイズ:W25cm×H25cm 素材:綿100%
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 14
- 発送完了予定月
- 2026年4月
12,000円+システム利用料

紡っ子ステッカーコース|1万2千円
●紡っ子ステッカー
「UMAGLOVEさん」からご提供いただいたお品です。
紡っ子たちの顔をデザインしたプレミアムなステッカーです!
今年のクラウドファンディングのために作成していただいた新作になります。
※サイズ:縦148mm×横100mm(耐水耐熱素材)
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 44
- 発送完了予定月
- 2026年4月
15,000円+システム利用料

パスケース(パイン&マロン)
●紡っ子パスケース(パイン&マロン)
Ccraft様よりご提供いただいたお品です。
白いベースに紡っ子の日常がプリントされたパスケースです。
※サイズ:縦8cm×横10.5cm 素材:PU、PVC他
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 50
- 発送完了予定月
- 2026年4月
15,000円+システム利用料

パスケース(アオ&おさる)
●紡っ子パスケース(アオ&おさる)
Ccraft様よりご提供いただいたお品です。
白いベースに紡っ子の日常がプリントされたパスケースです。
※サイズ:縦8cm×横10.5cm 素材:PU、PVC他
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 50
- 発送完了予定月
- 2026年4月
15,000円+システム利用料

パスケース(ブランレーヌ&マロン)
●紡っ子パスケース(ブランレーヌ&マロン)
Ccraft様よりご提供いただいたお品です。
白いベースに紡っ子の日常がプリントされたパスケースです。
※サイズ:縦8cm×横10.5cm 素材:PU、PVC他
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 49
- 発送完了予定月
- 2026年4月
30,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|3万円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
30,000円+システム利用料

紡っ子の蹄鉄とタテガミを使ったお飾り
●紡っ子の蹄鉄とタテガミを使ったお飾り
「馬のねがい」様に紡っ子たちの使用済み蹄鉄を用いたお飾りを作っていただきます。
紡っ子たちの使用済み蹄鉄に木製の馬モチーフをデザインしたお飾りです。
馬モチーフに使われる馬毛も紡っ子たちのタテガミや尻尾の毛です。
デザインや馬の指定はできません。誰の蹄鉄、誰のタテガミのお飾りが届くかはお届けまでお楽しみに♪
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 16
- 発送完了予定月
- 2026年4月
30,000円+システム利用料

カメラ撮影WS参加権
●カメラ撮影WS参加権
umajolicca.フォトグラファーano.さんによるカメラ撮影のワークショップにご招待!
馬を素敵に撮影するコツを教えていただき、紡っ子との写真をano.さんに撮影していただき、そしてchito a lil.さんの作品のお土産付です。
※Horse Space 紡の2周年パーティーを行う2026年3月7日(土)に実施予定となります。雨天の場合は3月14日(土)の実施予定です。
2周年記念パーティーを一緒に楽しんで盛り上げていただける方、お待ちしております!!
※詳細は2026年2月までにメールにてご連絡いたします。
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2026年4月
50,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|5万円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
50,000円+システム利用料

縁音織庵×Horse Space 紡「1DAYリトリート」体験コース(ランチ付き)|5万円
●1DAYリトリート体験
午前中はHorse Space 紡にて馬たちと一緒に自然を満喫し、お昼はLOUNGE瀧壺様にて美味しいおまかせランチ、ストレッチで身体を癒した後、世界に類を見ない432Hzピアノの世界に癒される1DAYリトリートメニューです。
※2026年2月〜6月実施予定となります
※詳細は2026年2月までにメールにてご連絡いたします
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 4
- 発送完了予定月
- 2026年4月
50,000円+システム利用料

【限定1品】タテガミ使用羊毛フェルトマスコット(さくら)
【限定1品】さくらのタテガミを使った羊毛フェルトマスコット
羊毛フェルト作家のSpinningCookieさんからご提供いただいた完全手作りのお品です。
尻尾部分は、さくらのタテガミを使用しています。
※サイズ:縦12cm×横15cm
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2026年4月
50,000円+システム利用料

【限定1品】タテガミ使用羊毛フェルトマスコット(パイン)
【限定1品】パインのタテガミを使った羊毛フェルトマスコット
羊毛フェルト作家のSpinningCookieさんからご提供いただいた完全手作りのお品です。
尻尾部分は、パインのタテガミを使用しています。
※サイズ:縦10cm×横15cm
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2026年4月
50,000円+システム利用料

【限定1品】タテガミ使用羊毛フェルトマスコット(アオ)
【限定1品】アオのタテガミを使った羊毛フェルトマスコット
羊毛フェルト作家のSpinningCookieさんからご提供いただいた完全手作りのお品です。
尻尾部分は、アオのタテガミを使用しています。
※サイズ:縦13cm×横15cm
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2026年4月
100,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|10万円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
200,000円+システム利用料

馬の尻尾クッション
●馬毛クッション
ISHITAYA様の高級馬毛クッションです。
欧州では高級自動車のシートやソファの中材として古来より重宝されてきた馬毛(ばもう)。トップクラスの通気性・吸湿性・発散性・耐久性を誇り、極上の寝心地を生み出す稀少な天然素材です。
その耐久性は百年以上といわれ、ISHITAYAの馬毛寝具はお手入れが簡単で丸洗い可能、清潔さを保ちながら安心して使い続けることができます。
中材素材:毛100%(馬毛ホーステール100%)
中材重量:330g(1600g/㎡)
ジーンズ地のカバー付き
サイズ : 45×45cm
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2026年4月
300,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|30万円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
400,000円+システム利用料

馬の尻尾まくら
●馬毛まくら
ISHITAYA様の高級馬毛枕です。
欧州では高級自動車のシートやソファの中材として古来より重宝されてきた馬毛(ばもう)。トップクラスの通気性・吸湿性・発散性・耐久性を誇り、極上の寝心地を生み出す稀少な天然素材です。
その耐久性は百年以上といわれ、ISHITAYAの馬毛寝具はお手入れが簡単で丸洗い可能、清潔さを保ちながら安心して使い続けることができます。
素材 : 毛100%(馬毛100%)
側生地 : 綿100%(BIOコットン100%)
カバー : 麻100%(イタリア産リネン)
サイズ : 68×36cm
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2026年4月
500,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|50万円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
1,000,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|100万円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
プロフィール
馬が人のためだけに働く場所ではなく、どんな馬であってもその馬らしく生きられる「馬のための場所」を作りたいという思いから2018年に埼玉県羽生市にOPENしました。「ご縁のあった馬は最期まで」をモットーに、乗る楽しさだけではなく地上で馬と関わる楽しさを伝えること、また、心身のケアが必要な馬たちと向き合う時間を大切に6年間運営して参りました。この度3月に、人馬にとってより良い場所作りを目指して埼玉県入間郡越生町に移転することになりました。今よりもっと多くのご縁と馬の命を紡いでいける場所を目指します。

人を乗せることができない馬にも活躍の場を|紡っ子サポーター募集中
#地域文化
- 総計
- 63人

1頭1頭と向き合い続けるために。引退馬たちに安心安全な新厩舎建設へ
#観光
- 現在
- 77,468,000円
- 支援者
- 6,695人
- 残り
- 20日

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 6,523,000円
- 寄付者
- 725人
- 残り
- 29日

引退競走馬の個性が輝き続けるために|大山と馬、50年の歩みを未来へ
#地域文化
- 現在
- 3,520,000円
- 支援者
- 295人
- 残り
- 24日

より多くの引退馬の幸せな余生を願う|ヴェルサイユ新厩舎プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 39,415,000円
- 支援者
- 2,126人
- 残り
- 26日

引退競走馬にセカンドキャリアを!!
#動物
- 総計
- 101人

命を救い、環境を守る。みんなで紡ぐ、人と希少猛禽類の共生社会
#環境保護
- 現在
- 1,449,000円
- 支援者
- 94人
- 残り
- 87日


















