
支援総額
目標金額 3,500,000円
- 支援者
- 362人
- 募集終了日
- 2024年8月31日

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- 総計
- 43人

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- 現在
- 145,000円
- 支援者
- 14人
- 残り
- 2日

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- 現在
- 67,000円
- 支援者
- 12人
- 残り
- 4日

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#動物
- 総計
- 63人

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- 現在
- 6,769,000円
- 支援者
- 538人
- 残り
- 26日

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#子ども・教育
- 現在
- 11,484,000円
- 寄付者
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- 残り
- 30日

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#動物
- 現在
- 2,894,000円
- 支援者
- 270人
- 残り
- 2日
プロジェクト本文
終了報告を読む
達成の御礼とネクストゴール
ブザーライト金型について
多くの方々から温かいご支援をいただき、また、新聞やネット記事などでご紹介いただいたこともあり、支援募集期間の6日を残して、目標の350万円を達成することができました。本当にありがとうございます。
いただいたご支援は、iOSアダプタの開発、製造にかかる費用として充当させていただきます。
一方、募集期間はまだ6日あるため、弊社が支援している手の不自由な人が入力スイッチの練習で必要とする「ブザーライト」の新型の開発費用(金型代の150万円)の一部を追加で支援いただきたく、ネクストゴールを450万円に設定し、引き続きご支援を呼びかけさせていただきます。
ブザーライトは手の不自由な人が入力スイッチの練習をするためのツールとして、発売以来、非常に高い評価をいただいています。しかし、実は、この製品のベースとなるライトが廃番となり、代替品が見つからないことから、在庫限りとなっているのです。大変シンプルな練習ツールですが、それでも生産するには金型の製作などで開発費が発生します。
現在試作したものはすべてを3Dプリンタで制作しています。図面の青い本体と赤色のカバーは、既製品でも3Dプリンタで制作できるのですが、右の明るく光る部分は金型を使って成形しないと、きれいに光らせることができません。
このカバーの金型製作の費用だけ、追加支援をお願いできればと思います。
残りわずかですが、最後までご支援のほどよろしくお願いいたします。
2024年8月26日追記
松尾光晴
はじめに
私の活動についてのご紹介
多数のプロジェクトの中から本ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。大阪で「アクセスエール株式会社」の代表をしております、松尾光晴と申します。

私は元パナソニック(株)本社技術部門に勤務する研究者でした。
父をALS(筋萎縮性側索硬化症)で亡くしたことをきっかけに、2003年にパナソニック(株)(当時の松下電器(株))から社内ベンチャー会社「ファンコム株式会社」を立ち上げ、障害者のコミュニケーション支援機器の開発に取組み、「意思伝達装置レッツ・チャット」や上肢障害者向けテレビリモコン「レッツ・リモコン」等を開発・販売してきました。
その後、2020年1月にパナソニック(株)を退職/独立して改めて、新しい障害者向け支援機器を開発すべく、翌月にアクセスエール株式会社を設立、代表に就任しました。
同時にREADYFORでのクラウドファンディングに初挑戦、多くの皆様からご支援をいただき、新しい意思伝達装置「ファイン・チャット」を開発し、事業を軌道に乗せることができました。

https://readyfor.jp/projects/chat
以降、READYFORのクラウドファンディングを通じて、合計3つのプロジェクトで支援機器開発を行い、延べ1,500人を超える方々から多くのご支援をいただきました。

https://readyfor.jp/projects/access-switch
https://readyfor.jp/projects/remokon
これらの機器はニーズがあるものの市場が小さく、決して利益の出る事業ではないことから、クラウドファンディングでの皆様からのご支援なくしては開発できなかったことと思います。多くのご支援をいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
新たなプロジェクトで解決したい課題
スイッチ操作に欠かせない接続アダプタ開発へ
今回は、ここ数年、障害者の支援機器としても急速に拡がりつつあるApple社の「iPhone/iPad」のためのシンプルなスイッチ接続アダプタの商品化を目指します。
背景には、iOSのスイッチコントロールのシンプルなアダプタが無い!という状況があります。
弊社は昨年末に、前回のクラウドファンディングで開発を行った、身体障害者が使いやすいテレビリモコン「リモコンエール」を発売しました。販売は予定通り伸びておりますが、入力スイッチで操作するには「iPhone/iPadと入力スイッチを接続するアダプタ」が必要です。
彼は、「シンプルタッチスイッチ→スイッチアダプタ(他社製品)→Lightning-USB3カメラアダプタ(Apple社製)→iPhone」と接続して利用
実はすでにいくつものアダプタが発売されているので、現在、希望者にはそれを紹介しています。そのアダプタを使えば、リモコンエールをはじめ、さまざまなアプリやiOSそのものもスイッチで全て操作することが可能です。
しかし、そこで問題となるのが「iPhone/iPad」と入力スイッチの接続が判りにくいということです。
現在発売されているスイッチアダプタは「有線接続」と「無線接続」があります。以下の表にそれぞれの方式のメリット、デメリットを簡単に記します。

私がボランティアでiOS機器のスイッチコントロールの支援を行う際は、安定して使えることが優先と考え、有線接続を推奨してきました。
しかし、「有線スイッチコントロールの接続」を行うには、この表のデメリットにあるように、iPhoneのたったひとつの端子を塞いでしまうため、電源供給も行うには分岐アダプタを使った2段階の接続(入力スイッチ接続用アダプタ+電源分岐アダプタ)が必要なのです。
そのため、シンプルなはずの有線接続でも、
- 複数の装置を直列接続するため複雑になり、うまく動作しないときの原因の特定が困難
- iPhone/iPadに接続するアダプタが大きくなり、邪魔になったり、端子に負担がかかる
等のデメリットが残っていました。
※この写真のアダプタが悪い訳ではありません
使いやすいアダプタの普及が機器導入を容易に
機械の得意な方にとっては有線も無線も、何ら難しいとは感じないと思います。しかし、そうでない人にとっては「複数のアダプタの接続だけでもよく判らない」という場合が多いのです。特に、うまく繋がらなかった場合、複数の機器のどこに原因があるのか、誰に相談すれば良いのか、戸惑ってしまうのです。
実際、過去にiPhoneのイヤホン端子に入力スイッチを接続して「動作しないんですが…」とお問い合わせいただいたケースもありました。それくらい、判りにくいのです。(当然、イヤホン端子に入力スイッチを接続してもスイッチコントロールは動きません!)
実は、現在のiOSには標準で多くのアクセシビリティ機能が搭載されており、身体障害者が入力スイッチ1つでiOSの操作を実現する「スイッチコントロール」機能がすでに搭載されています(iOS9くらいから搭載されています)。この機能を使えば、今、皆さんが持っている「iPhone/iPad」もスイッチコントロールによる操作が可能なのです。

iPhoneのスイッチコントロール画面の例
それでも、この機能がまだまだ知られていない理由のひとつには、アダプタが普及していないことが原因と考えられます。
弊社でも昨年末からリモコンエールの発売が始まり、お客様のサポートをする中で、「iPhone/iPad」と入力スイッチを接続するアダプタの複雑さが、iOS機器のスイッチコントロールの普及の壁になっていることを実感しました。
そのような課題を解決するため、「iPhone/iPad」と入力スイッチを1つのアダプタで接続して完了するアダプタを開発することとしました。このアダプタが発売されれば、弊社の製品だけでなく、「iPhone/iPad」を入力スイッチで操作したい、というすべての方にとっても導入が容易となるはずです。
開発するアダプタについて
シンプルに接続できた商品が販売終了、利用者からの「接続が複雑で判らない!」という声を受け、開発を決意
実は、以前、本プロジェクトと同じコンセプトで開発した有線接続のアダプタを海外の企業が開発、日本国内でも販売されていました。そのアダプタを使えば、入力スイッチと電源供給を1つのアダプタで完結させられる判りやすい製品でした。
しかし、アップル社がライトニング端子からUSB-C端子に移行したことに伴い、その製品も販売終了となってしまいました。そこで今回、iOS機器の接続端子がUSB-Cに統一されていくことから、USB-Cの端子に対応した有線スイッチアダプタを改めて開発することを目指します。(もちろん、ライトニング端子には従来通りのアダプタ接続で対応可能とします)
以下、社内で最初に考えたコンセプト画像と仕様書を以下に紹介します。

【目標価格】¥12,000- ~ ¥16,000 (税抜)
【製品構成】iOSスイッチアダプタ、USB-C - USB-C接続ケーブル(長さ未定)、取扱説明書
【発売時期】2024年11月中
このアダプタを商品化できれば、弊社製品「リモコンエール」や今後発売予定の「ファイン・チャットfor iPad」だけでなく、iOS機器やその他のアプリをスイッチコントロールで利用する多くの方々に喜ばれることは間違いありません。
試作品の外観のCGがこちらです。
体の不自由な方がiOS機器を導入するきっかけに!
ただし、課題も残っています。
それは「ライトニング端子を備えたiPhone/iPadと接続する」場合の接続方法です。
アップル社ではすでにライトニング端子を備えたiOS機器の新規開発は終了し、今後はライトニング端子を備えた機器は市場から消える見込みです。しかし、市場にはまだライトニング端子を備えたiPhoneはたくさん使われています。
これについては、実際に試作を作り、様々なパターンで検証しないといけません。
もしライトニング端子での接続は2段階方式にならざるを得なくても、弊社で一括して対応方法を提案します。
それでも長い目で見れば、今後のiOS機器はUSB-C端子に統一されるので、今回のシンプルなアダプタでiOS機器のスイッチコントロールが導入しやすくなることには間違いありません。
依頼中の試作品もこのプロジェクトの募集中に上がってくる予定なので、進捗状況は「活動報告」の中で紹介していきます。
是非このプロジェクトを実現させ、体の不自由な方がスイッチコントロールを使ってiOS機器を導入する機会を増やしていければと思います。多くの皆様のご支援をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
クラウドファンディング概要
<第1目標金額>
350万円
<開発スケジュール>
2024年
6月:iOSアダプタ試作開始
7月5日~8月31日:クラウドファンディング実施(57日間)
9月:試作完成、市場評価
10月:東京国際福祉機器展他で展示、紹介
11月:iOS用スイッチアダプタ発売
<資金使途>
事前検討費:40万円
ハードウェア試作開発費: 60万円(外部委託)
量産設計、評価試験費:100万円(外部委託)
評価用サンプル製作、評価費:80万円
リターン対応費: 60万円(仕入れ、製作、送料など)
クラウドファンディング手数料:54万円
▶必要金額合計:約394万円
※上記費用の一部をクラウドファンディングにて募らせていただきます。
最近の活動実績
【肩書】
■アクセスエール株式会社 代表取締役
■NPO法人iCareほっかいどう理事
■障害者の入力スイッチ適合サイト「マイスイッチ」HP運営 (2015年~)
■日本障害者コミュニケーション支援協会(意思伝達装置業界団体)代表理事(2022年~)
【アクセスエール社の最近の活動実績、メディア記事など】
2020年
1月:アクセスエール株式会社設立
2月:クラウドファンディング「重度障害者の意思疎通を実現する、新しい伝達装置を開発したい!」を実施
3月:朝日新聞「人」にて活動紹介
12月:「意思伝達装置ファイン・チャット」発売
2021年
1月:共同通信「ときの人」
9月:クラウドファンディング「身体障害者の機器操作に有効な入力スイッチを商品化したい!」を実施
9月:NHK総合テレビ「シブ5時」で特集放映
10月:Yahoo!ニュースにて活動記事
10月:朝日新聞SDGs活動・第1回岩佐賞・福祉の部を受賞
11月:新しい入力スイッチ3種類と入力スイッチ練習ツール「ブザーライト」を発売
2023年
3月:朝日新聞にて活動紹介
6月:クラウドファンディング「手の不自由な方が家電を操作できる、新しい「リモコン」を提供したい!」を実施
12月:「リモコンエール」発売
12月:東洋経済記事「元パナ技術者「重度障害者に言葉を取り戻す」挑戦」
2024年
2月 東洋経済記事「重度障害者を支える元パナ技術者開発のスイッチ」
3月 毎日新聞にてリモコンエール開発記事掲載
6月 ALS協会北海道支部講演 帯広、札幌(十勝新聞記事)
【講演活動】
東京、大阪他、大規模福祉機器展におけるコミュニケーション支援セミナーを担当
2021年11月:西日本国際福祉機器展
2022年5月:全国遷延性意識障害者・家族の会
2022年10月:関西キッズ展
2023年、2024年4月:キッズフェスタ東京、バリアフリー大阪 他多数
【個別支援活動】
入力スイッチの適合について多くの経験があることから、最近では週1件以上のペースでスイッチ適合や機器導入支援で患者様を訪問
【関係URL】
※掲載写真は全てご家族からの掲載許諾を得ています。
- プロジェクト実行責任者:
- 松尾光晴(アクセスエール株式会社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年11月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
2024年11月を目標にアダプタのリリースを行う。 (事前検討費/ハードウェア試作開発費/量産設計、評価試験費/評価用サンプル製作、評価費/仕入れ、製作、送料などリターン対応費/クラウドファンディング手数料:54万円)
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と支援額の差はすべて自社で補填します。
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プロフィール
アクセスエール株式会社 代表取締役。 元ファンコム株式会社(パナソニックの社内ベンチャー)代表として2003年に「意思伝達装置レッツ・チャット」を開発、販売。 その後パナソニックエイジフリーに事業を移管。 2020年1月、パナソニックを退社し新会社・アクセスエール株式会社を設立。 新しい意思伝達装置を開発、販売をスタート。 重度障害者の入力スイッチの適合技術でも専門家。
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リターン
3,000円+システム利用料
プロジェクト応援・3,000円コース
弊社の障害者支援の活動を応援したいと思ってくださる方向けの支援コースです。商品等のリターンをお届けしない分、できる限り多くのご支援金を開発費用に充てさせていただきます。
リターンは以下のものです。
●お礼メール
●完成した製品のカタログ+成果報告レポート
- 申込数
- 72
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年11月
5,000円+システム利用料
プロジェクト応援・5,000円コース
弊社の障害者支援の活動を応援したいと思ってくださる方向けの支援コースです。商品等のリターンをお届けしない分、できる限り多くのご支援金を開発費用に充てさせていただきます。
リターンは以下のものです。
●お礼メール
●完成した製品のカタログ+成果報告レポート
- 申込数
- 87
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年11月
3,000円+システム利用料
プロジェクト応援・3,000円コース
弊社の障害者支援の活動を応援したいと思ってくださる方向けの支援コースです。商品等のリターンをお届けしない分、できる限り多くのご支援金を開発費用に充てさせていただきます。
リターンは以下のものです。
●お礼メール
●完成した製品のカタログ+成果報告レポート
- 申込数
- 72
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年11月
5,000円+システム利用料
プロジェクト応援・5,000円コース
弊社の障害者支援の活動を応援したいと思ってくださる方向けの支援コースです。商品等のリターンをお届けしない分、できる限り多くのご支援金を開発費用に充てさせていただきます。
リターンは以下のものです。
●お礼メール
●完成した製品のカタログ+成果報告レポート
- 申込数
- 87
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年11月
プロフィール
アクセスエール株式会社 代表取締役。 元ファンコム株式会社(パナソニックの社内ベンチャー)代表として2003年に「意思伝達装置レッツ・チャット」を開発、販売。 その後パナソニックエイジフリーに事業を移管。 2020年1月、パナソニックを退社し新会社・アクセスエール株式会社を設立。 新しい意思伝達装置を開発、販売をスタート。 重度障害者の入力スイッチの適合技術でも専門家。













