茨城県初県民投票を実現したい!話そう 選ぼう いばらきの未来

支援総額

2,472,000

目標金額 1,500,000円

支援者
257人
募集終了日
2020年3月8日

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プロジェクト本文

みなさまありがとうございます!

クラウドファンディングを立ち上げてから、

ほぼ1か月で第一目標の150万円を達成することができました!!!

 

今一度、みなさまに力を貸していただきたく、ネクストゴールを設定いたしました。


昨年末、このクラウドファンディングを立ち上げると決めた時点で不足していた350万円をぜひ達成したいと思います。より多くの資金が集まれば、署名活動を促進する力となります。署名集めのためのグッズを増やしたり、新聞広告を打つなど、広報に力を入れることも可能になってきます。


どうかより多くの声を集めるチャンスを私たちにください。そして一緒になって盛り上げていきましょう。

 

こんなに楽しい署名活動は今までなかった!

 

60日間の署名期間がほぼ半分すぎました。(2月7日現在)県内各地から「こんなに楽しい署名活動は初めてです」そんな声が聞こえてきました。


これは県民投票のための署名活動が、一方的な意見に対して賛同を求めるものではないこととと、再稼働について、賛成でも反対でも、よくわからなくてもいい。主権者として自分の声を出せる機会を作りませんかという呼びかけだから、賛同しやすいのだと思います。街頭で署名を集めていると対話がはずむことがあります。

 

再稼働に対して反対の人も、賛成の人もいらっしゃいます。県民投票そのものに懐疑的な声もあります。県民投票という機会を作ろうとしていることに感謝の言葉をいただくこともあります。


署名活動を通して、多様な思いを受け取っている、そんな気がしています。署名を集められる期間はあと1か月です。(※基本的には3月6日まで。途中選挙があった市町村は別日程です。詳細はこちらからご確認ください。)


みなさまからの一筆一筆をしっかり受け止めて県議会に届けたいと思います。
茨城県民の方はぜひ署名活動にご協力ください。


(署名簿を送ってほしい方はこちらのページからお申込みできます)そしてこの私たちの挑戦に賛同いただけたら、今一度このクラウドファンディングのことを、県民投票運動のことを、ご友人たちに共有していただければありがたいです。

 

この活動を知って応援してくださる方たちとのつながりが、民主主義のバージョンアップを押し上げる力になると信じています。どうかみなさまのお力をあと少し貸してください。

 

2020年2月7日(金)追記
姜 咲知子

 

 

茨城県初の「県民投票」実現と民主主義のバージョンアップを目指して「いばらき原発県民投票の会」は2019年3月に活動をスタートしました。これまでは有志の持ち出しと、いただいた寄付で経費をまかなってきましたが、現在活動費が足りていません。県民投票実現に向けて、有権者の50分の1の法定署名を集めるためには、署名用紙の印刷・送付などにかかる費用が必要です。また多くの方のご協力や声を集めるべく、クラウドファンディングを立ち上げました。

 

 

 

 

こんにちは、姜 咲知子(かん さちこ)です。

 

私は、茨城県石岡市の旧八郷町で、豚や鶏を飼いながら、野菜やお米を作る農場を運営しつつ「いばらき原発県民投票の会」の共同代表をやっています。

 

茨城県には、2011年の東日本大震災で冷温停止したまま、営業運転開始から40年が過ぎた東海第二原子力発電所があります。私は、この東海第二原発の再稼働を、一部の政治家や電力会社だけで決めるのではなく、県民一人ひとりが自分で考え、自分の意思を表明する機会とするために、県民投票の実施を求めて活動しています。

 

 

 

 

― ジブンゴト化が社会変革の鍵

「原発について家族や友達と話したことありますか?」

私が県民投票を実現したい理由は二つあります。

 

2011年3月の福島第一原発の事故をきっかけに、原発への関心は高まり、今までにないくらい多くの人たちが原発について知り、意見を交わしていました。しかし、徐々に事故のショックは薄れていき、「原発」は話題にしにくいものに戻ってしまったように感じます。

 

しかし東海第二原発の再稼働は、県民の暮らしと密接に関わっています。

 

原発は、運営する事業所(日本原子力発電株式会社:原電)や関連企業の従業員や作業員、研究者のみならず、地域の様々な企業や商店にも仕事を生み出しており、村や県にとっても大きな財源です。それと同時に東海第二原発そのものが、すでに稼働して40年を経過しており、万一のときに30km圏内に暮らす94万人が避難できるのかという問題点が指摘されているのも事実です。

 

だからこそ、県民投票を目指して活動していく過程において、県民一人ひとりが、本当に東海第二原発の再稼働は必要なのか?ということを、学び、対話を通して考えを深めていき、少し自分から遠いことだと思ってきた「原発」や「政治」の話を身近に感じられるようにしたい、これが一つ目の理由です。

 

もう一つは、「東海第二原発の再稼働」に関して、原電は県知事と6市村(東海村、那珂市、常陸太田市、日立市、ひたちなか市、水戸市)の首長から同意をとるとしてますが、県知事と6市村の首長は、選挙の際に再稼働に関して賛否を表明していません。そういった意味においても、再稼働に関して県民は自分の意思を託せていません。

 

県民投票運動は、今この社会に暮らす、すべての人にとって、原発をジブンゴトとして考えて、自分たちの意思を改めて問い直す機会になるでしょう。

 

 

2019年3月に会を立ち上げてから、私たちがやってきた主なアクションは2つです。

 

1)県民投票を実現するための直接請求に必要な、有権者の2%(約5万筆)の署名を集める人(受任者)の事前登録。(2020年1月6日現在約3,500名)

 ※直接請求までの流れは以下の図をご参照ください。

 

 

2)県民一人ひとりの意思形成のための、対話と学びの場づくりとして、県民投票カフェや県民投票フェスの開催。

 

県民投票カフェ(2019年12月28日現在 39市町村で71回開催)

カフェは、地域の公民館や実際のカフェなど、県内39市町村で71回開催し、参加者数は930名を超えました。カフェで大切にしてきたのは、原発への賛否や関心の高低に関わらず、誰もが参加できる雰囲気をつくることです。参加した人たちからは、「普段、話題にしない、しにくいと感じていることも話しやすい環境だった」「カフェがなければ、顔を合わせるチャンスがなかったような地元の人たちとの出会いになった」といった声があり、対話の場づくりへの手ごたえを感じました。

 

 

県民投票フェス(2019年12月28日現在 3回開催)

5月、7月、12月と3回、県民投票フェスと題して、3つのイベントを開催してきました。5月は茨城大学の渋谷敦司教授の基調講演+対話の場、7月は県内の主要駅9か所で同時に、県民投票の是非を問うシール投票、12月はオンラインで12時間ぶっ通し生配信企画を行い、全国から住民投票運動の経験者や大学教授など、ゲストをお招きしてトーク企画や対話の場を設けました。

特に直近のオンラインフェスは、集った人たちの熱量から、社会変革の兆しを感じることができました。配信した動画は、1日で1,000回以上の再生数になったものもありました。住民投票の運動は、様々な立場の人がそれぞれの関わり方で参加できる多層性が魅力だと実感する企画でした。 

 

 

 

県民投票を実現するためには、500万円を超える経費がかかる見込みですが、現在まで集まった寄付約150万円は、ほぼ使い切っています。

 

このままでは、署名開始時に受任者(3,555名)に署名用紙を送る費用も足りません。まずは県民投票実施に賛同してくださる方たちの声を署名という形で県知事に届けるために、署名集めを支える資金をご支援ください。

 

 


無形のプロジェクトのクラウドファンディングなので、直接的に「いばらき原発県民投票の会」からご提供できるものは限られています。そんな中、県民投票の実現に向けて、県内外の方から応援の気持ちを様々な物品やサービスの形でご提供いただいています。

 

これらは、ご厚意で今回のために無償でご提供いただいているものです。これをきっかけに「交流」や「つながり」が生まれることを願っています。数に限りのある作家さんの作品などのリターンはこちらで、数に制限のない対話などのリターンはこちらで、ご確認いただけます。

 

 

 

 

― 民主主義のバージョンアップを目指したい!


民主主義とは「自分たちのことは自分たちで決める」政治のやり方のことです。

 

これまでの歴史の中で「決める」人の範囲が少しずつ拡大し、より多くの人が自分の意見や思いを政治に反映させることが可能になりました。たとえば日本では、1890年に最初の選挙が行われましたが、この時に投票できたのは全人口の1%に限られていました。その後、1925年に25歳以上のすべての男性が、1945年に20歳以上の男女すべての日本国民が投票できるようになり、最近では2016年に「18歳選挙権」が認められました。民主主義とはこうやって徐々にバージョンアップしていくものなのだと思います。

 

でも私たちは、手にした民主的な仕組みを十分に活用できているといえるでしょうか?

 

私たちは、本当に民主的な社会に生きているといえるのでしょうか?

 

日本社会には、国の在り方や仕組みをつくり動かしたり、課題を解決するのは、政治家や大企業の一部の人たちであり、自分たちの手には届かないという思い込みが根強くあります。だからこそ、自分たちの暮らしと密接に関わる重要な事項に関しては、県民投票を経ることによって、議会の話し合いが、より私たちの実情に沿うものになるのではないでしょうか。この県民投票運動によって、自分たちの意思表明のチャンネルを増やす、そんな、民主主義のバージョンアップを目指したいのです。

 

 

 

今は「県民投票って何?」と思っている人がほとんどだと思います。私自身も、これまでにこのような活動をリードしてきた経験はありません。そんな私が県民投票運動に関わると決めたことで、周囲に変化が起きました。変化とは自分から起こすものだと実感しています。

 

この活動のプロセスの中で、参加した人みんなが学び考えるチャンスを持ち、多様な意見を出し合うことが肯定され、一人ひとりの価値観や存在を認めあえる心地よい社会をつくっていきたいと思います。どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

姜 咲知子(かん さちこ)。本名:山﨑咲知子(やまさき さちこ)

岡山県出身、石岡市在住。暮らしの実験室やさと農場スタッフ。豚、やぎ、鶏、犬、猫、と共に暮らし、多品目栽培の循環農場で主にイベント制作担当。1年を通じて田んぼや畑で農場体験を受け入れるだけでなく、草木染めや木工のワークショップなど、都市の人たちが土や自然の恵みに触れるイベントを企画運営。震災後に地域で5年間続けた八豊祭(やっほうまつり)の運営メンバー。2017年から地域通貨「さとのわ」を立ち上げ現在も継続活動中。


鵜沢 恵一(うざわ けいいち)

千葉県出身、ひたちなか市在住。大学生と高校生の2児の父。会社員として水戸市内に勤務、雪の日以外はオフロードバイクで通う。5kmのジョギングを日課とするほか、登山、水泳、楽器演奏、読書、日曜大工など趣味多数。さらに毎晩、缶ビール片手に高校生の長男の弁当づくりを楽しんでいる。震災を契機に「次世代に残す世界は我々が準備しなくては」と強く思い、父母を中心とした市民グループ「ここに種をまく」の代表として、学校や子どもたちに関する講演会を主催したり、地域における子どもたちの居場所づくりを模索している。

 

 

徳田 太郎(とくだ たろう)

牛久市出身、つくば市在住。修士(公共政策学)。ファシリテーター(話しあいの支援・促進役)として、全国各地の地域づくりや福祉活動などをサポートする仕事をしている。日本ファシリテーション協会では事務局長・会長・災害復興支援室長を、茨城NPOセンター・コモンズでは理事を、つくば市民大学では代表幹事を歴任。無類の本好き・活字好きで、古書店の前を素通りすることができない性質。特技は、誤字・脱字の発見。人生を変えた一冊は、篠原一『市民の政治学:討議デモクラシーとは何か』(岩波新書、2004年)。

 

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プロフィール

茨城県には、2011年の東日本大震災で冷温停止したまま、営業運転開始から40年が過ぎた東海第二原子力発電所があります。私は、この東海第二原発の再稼働を県民一人ひとりが自分で考え、自分の意思を表明する機会とするために、県民投票の実施を求めて活動しています。

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65
在庫数
98
発送完了予定月
2020年3月

11,000


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応援のために寄せていただいた作品のうち、何が送られてくるかは、お任せください。6,000のものとは、作品の価格帯が変わります。(例:深プレート、皿組、笠間土シーサー1対、etc.)

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申込数
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在庫数
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発送完了予定月
2020年3月

6,000


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在庫数
21
発送完了予定月
2020年3月
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プロフィール

茨城県には、2011年の東日本大震災で冷温停止したまま、営業運転開始から40年が過ぎた東海第二原子力発電所があります。私は、この東海第二原発の再稼働を県民一人ひとりが自分で考え、自分の意思を表明する機会とするために、県民投票の実施を求めて活動しています。

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