事業者の想い（３）菓心 富月

たくさんのご支援をいただき、あと一歩のところまで来ました。
残りの期間で少しでも多くの方に応援いただけるよう、頑張ります！

 

前回に引き続き、関わってくださっている気仙沼の事業者にお話を伺いました。
今日は、昨年「酒粕ミルクジャム」のブラッシュアップから販売までを実現していただいた、菓心 富月の畠山賢一さんの、このプロジェクトへの想いなどをご紹介させていただきます。

 

 

 

（１）昨年度のプロジェクトの感想

 

忙しい中で、ひとつの商品として酒粕ミルクジャムが販売に至ったことが、なにより良かった。気仙沼ではじまる酒粕ミルクスイーツとして、いいスタートが切れたと思う。販売までは、安定した商品が作れるようになるまでが大変だった。しかし、モノづくりは本来そういうもので、「本当に良いもの」を作る難しさや大変さは当然ついてくる。そんな中、自分や周りのひとたちが納得できるものが形として完成したのでホッとした。

 

 

（２）このプロジェクトに期待すること

 

普段お菓子作りに関わらない高校生たちが、素人の立場からお菓子屋さんには思いもよらないアイデアを生みだすことに、大きな期待を持っている。これから気仙沼の酒粕を中心にしたブランドとして続いていってほしい。また、授業に入ってみて、今の高校生たちが「がんばっているな」ということがわかった。特にパンフレット作成や企画力・デザイン力はすごいと感じた。商品のプロモーションを頼みたいくらい。こういった実践的な教育で、高校生たちがおもしろさを感じながら学んでいってほしい。

 

小さなお店にとって一番難しいのは、販路の開拓。これまで地元に向けてできる範囲でやってきたが、自分たちだけではできないようなチャレンジにも、地域やi.clubと協力していくことでこれから挑戦していきたい。まずは、酒粕ミルクジャムがより多くの人に届くことを目標に。

 

（３）気仙沼にてつくりたい未来

 

地域に根を下ろした菓子店として、今あるものの商品価値を高める、もっと美味しくすることで、店が続いていくような未来を作りたい。

 

 

 

富月さん、今後とも宜しくお願いします。

ありがとうございました！