地域救急の中核として。患者さんのもとへ1秒でも早く駆け付けたい

地域救急の中核として。患者さんのもとへ1秒でも早く駆け付けたい

支援総額

23,095,738

目標金額 15,000,000円

支援者
307人
募集終了日
2025年9月9日

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プロジェクト本文

 

命を乗せて走り続けるために

池上総合病院、新たな挑戦

 


池上総合病院は東京都大田区に根ざし、24時間365日、二次救急を担う地域密着型病院です。心筋梗塞や大動脈疾患など“1分1秒”を争う症例に対し、『東京都CCUネットワーク』及び『急性大動脈スーパーネットワーク』の一員として、年間200件以上の搬送要請を受けています。

 

しかし、その要となる現行ドクターカーは導入から年数を重ね、10年が経過しました。現行車両の装備や機能の不足、車体劣化等の問題が生じるなど高度化し続ける救急ニーズを支え続けるには、もはや限界が見えてきました。私たちが守りたい「切れ目のない医療」をさらに強固にするためには、より高機能なドクターカーがどうしても必要です。

 

そこで私たちは、購入費の一部 1,500 万円 を目標にクラウドファンディングに挑戦します。
新車両が走り出せば、
・救急搬送の“ラストワンマイル”が短縮できる
・地域全体の救急キャパシティが向上する
・「地域の医療を地域で守る」という連帯が形になる
——そんな未来が、確かに近づきます。

 

私たちは、何としても救急医療を止めない──。

池上総合病院の想いと課題に耳を傾け、どうか皆さまの力をお貸しください。
 

 

池上総合病院

 

池上総合病院とは

池上総合病院は、 東京都大田区にある地域密着型二次救急医療機関として、『切れ目のない医療で地域の生活を支える社会を実現する』という理念のもと、幅広い医療サービスを地域に提供しています。

 

当院では、多くの診療科を有し、急性期の治療からその後の治療を行う回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟・療養病棟があり、幅広い医療ニーズに対応しています。


現在の医療は個々の疾病の対応に留まらず、患者様の家庭、地域における周囲環境内での生活に配慮し適切な場へお返しすることが求められます。

 

そのために私たちは、いち早く診療を開始し、早期診断・治療に繋げるべくまた、他科、他職種、病院-診療所、病院-在宅間での連携を密にして相互補完による医療の質の向上を通して、各患者様に最善の医療を提供できるよう努力しております。


 

池上総合病院の救急について

当院は急性心筋梗塞を中心とする急性心血管疾患に対し迅速な救急搬送・患者収容を目的とした『東京都CCUネットワーク』と、急性大動脈疾患に対し循環器内科と心臓血管外科が協力して緊急診療体制をとり、効率的に患者受け入れを可能とする『急性大動脈スーパーネットワーク』に加盟。

緊急で心疾患の治療が必要な患者に 対し、当院のドクターカーを出動させて対応しています。

 

 

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

私たちを取り巻く医療環境は厳しさを増し、多くの困難に直面しています。その一例として、東京都の救急搬送体制は逼迫しています。救急出動件数は2021年以降急増しており、東京消防庁管内の2023年の救急出場件数は918,311件に達しました。これは、救急車が1日平均2,516件、実に34秒に1回の割合で出動した計算になります。

 

また現場到着までの平均時間も9分54秒(前年比11秒増)と過去最長を記録しており、地域全体の救急医療体制への負荷が増大している状況がうかがえます。

 

(出典:東京消防庁Webサイト  https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kyuu_adv/tksei01.html

 

(出典:東京新聞  https://www.tokyo-np.co.jp/article/308719

 

こうした状況の中、当院の使命である「地域に必要とされる医療を提供し続ける」ためにも、当院は新たな取り組みを続け、立ちはだかる壁を乗り越えていかねばなりません。とりわけ、高齢化や新興感染症など様々な要因から救急医療の体制確保は急務であり、当院が使命を果たし続けるために取り組むべき最重要課題の一つです。

 

当院の救急搬送においては、大田区・品川区を中心とした区南部だけではなく、埼玉県や千葉県、神奈川県などの隣接する県からも重症な患者さんの救急対応を担っています。運用開始初年度7件であった要請件数は、2024年度には114件と大幅に増加しており、当院への期待と責任はますます大きくなっています。

しかし現在、当院の使命を果たすために使用しているドクターカーは、車体設備が古く医療機器の車内積載も十分には想定されていないため、救急搬送に適しているとは言い難い状況です。

 

また、ドクターカー導入当初に比べて、搬送件数も年々増加しており、今後も更なる増加が予見される中で、当院への救急に対する需要はまだまだ増加すると見込んでおります。

 

そこで、当院が地域医療のためにしていることを知ってもらい、昨今の様々な課題解決の手段の一つとして、新規ドクターカー購入に賛同していただき、後押しをしていただきたく、本プロジェクトを立ち上げました。

 

プロジェクトの概要

地域に必要とされる医療を提供し続け、地域の救急医療を支え続けるためにも、地域と当院の救急体制の強化を目的とした新規ドクターカーの購入を、クラウドファンディングを活用してご支援を募ります。

 

地域の救急医療を強化し、地域住民の皆様が安心して治療が受けられる環境を整えるため、疾病に苦しむ方を迅速かつ安全に当院に搬送するためのドクターカーの購入を実現したいです。


皆様の「大切な人を守りたい」という想いと私たちの「いち早く駆けつけたい」という願いを一つにするためにも、新規ドクターカー購入のご支援を賜りたいと思います。

 

目標金額:1,500万円

支援金の使途:新規ドクターカー購入費用の一部(目標達成後にいただくご支援については、新規ドクターカー車内の医療機器や内装費へ充てさせていただきます。)

納車時期:2025年12月ごろ納車予定

*プロジェクトの進捗状況次第では、スケジュールが前後する可能性がございます。

*本プロジェクトは、ご支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、必要金額分を当院の資金にて負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行いたします。


 

 

クラウドファンディングで実現できること

新しいドクターカーを導入できれば、患者様のため、地域のために、より力強く使命を果たすことができます。 

 

・現在の車両よりも安全性が高く、緊急度の高い患者さんをこれまで以上に迅速に当院へ搬送できる可能性が上がります。
・私たちの病院が医療機関間の搬送を一部担うことで、消防庁の救急車が本当に必要な現場に向かえるようになり、救命率の向上に寄与できます。
・地域の皆さんやご支援くださる方々と力を合わせることで、院内外の救急体制がさらに強化されていきます。

 

こうした取り組みを通じて、私たちは「地域に必要とされる医療を提供し続ける」という使命を果たし続けたいと考えています。


ご支援くださる皆さまの存在が、地域の安心・安全を守る大きな力になります。
「地域の医療を地域で守る」体制の構築に、みなさまのご理解とご協力をぜひお願いします。

 

 

 

プロジェクトメンバーコメント

繁田 明義
池上総合病院 病院長


私たち池上総合病院は、地域密着型の医療機関として、日々地域住民の皆さまの健康を支えるために努力しています。しかし、現在、救急対応の強化が必要であり、新しい救急車の導入が急務となっています。

 

老朽化した現行車両1台では、緊急搬送に支障が出る恐れがあります。皆さま一人ひとりのご支援が、救急対応力の向上につながります。地域にお住まいの方々、そして大切なご家族の安心・安全を守るために、どうか温かいご支援をお願いいたします。

 

大熊 新之介
池上総合病院 副病院長


当院は心臓血管外科と循環器内科が協力し心臓血管センターとして、超急性期診療を強化しております。昨今の様々な要因から消防庁の救急車がひっ迫し、地域クリニックや地域病院から当院へ搬送する際に救急要請が困難というケースが散見されております。そこで当院は自家用の救急車(ドクターカー)を出動させ、患者様を当院に搬送するシステムを構築し、年々搬送件数は増加の一途をたどっております。

 

現在のドクターカーでは、医療機器の積載があまり想定されておらず、出動までに時間がかかってしまっています。新規ドクターカーでは、車体も含めた装備積載設備が充実しており、必要とされる場所へ今より早く駆けつけることができます。


今後も地域の皆様に安心してお過ごしいただくためにも、新しい救急車の購入が必要です。私達はこれからも地域に根ざした病院を目指していくため、ここにクラウドファンディングを立ち上げました。
ぜひ皆様の温かいご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

棗田 誠
池上総合病院 副病院長


池上総合病院は大田区にある中規模二次救急病院として、地域の皆様の命を守るために日々努力を重ねています。私たちは「中規模病院の特性を活かした救急医療」をモットーに、心筋梗塞や脳卒中など命に関わる緊急疾患に対し、“1分でも早く”治療を提供することを使命としています。当院はコンパクトな構造により、救急外来からCT・カテーテル室・手術室・集中治療室までの動線が非常に短く、搬送後の医療提供スピードには自信があります。しかしながら、重症患者の救命には病院外での初期対応が重要です。


当院はドクターカー(医師・医療技術者が同乗し、現場での初期治療を行う車両)を導入していますが、現在のドクターカーの装備・規格が古く最適な状況とは言えません。
 

新規ドクターカーでは、装備・規格が充実し、今より早く駆けつけ治療を提供することにつながります。
そこで私たちは、新規ドクターカー購入クラウドファンディングに挑戦します。
地域密着型病院だからこそできる命を守る医療の実現に、皆様のご支援をお願いいたします。

 

武藤 航史 
池上総合病院 事務部長


当院は、1993年の開設から今日まで、32年間にわたり地域の2次救急医療を担ってまいりました。新型コロナウイルス感染症の蔓延以来、夏の酷暑も相まって、私たちが属する東京消防庁管内の救急出動件数は過去最多を更新し続けております。そのような中で、特に一刻を争う急性の循環器疾患に対応するには、私たちのような病院が自ら動くことが使命であると感じ、以来24時間365日、自家用の救急車(ドクターカー)を出動させ、患者さんの搬送、更には緊急の手術を行っております。しかしながら、私たちも出動件数が過去最多を更新し続ける中、ドクターカーの経年劣化や装備不足に頭を悩ませております。何卒ご理解いただき、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

 

 

増田 謙太郎
池上総合病院 臨床工学室長


臨床工学技士は、病院内の医療機器の保守管理と運用を行う医療技術者です。集中治療室・血管撮影室・手術室・透析室など、院内の様々な場所・場面で業務に当たっております。当院では、さらにドクターカーの運行管理も任されております。臨床工学技士が機材や医材の管理だけでなく、運転・同乗も行っていることは非常に珍しい事です。ただ、ドクターカーが出動する場面では、医療機器を使用した治療や観察が行われることが多く、医療機器のスペシャリストである臨床工学技士が同乗することは生命維持に非常に有利なのです。しかしながら、当院のドクターカーは装備や規格が脆弱で旧態化しており、最新鋭の医療機器を運用するにも不都合が生じています。患者様とご家族が、安心・安全なドクターカーで一刻も早く良い医療をお受けできるよう体制を整えたいと考えています。今回のドクターカー購入に向けたクラウドファンディングへのご協力、よろしくお願い致します。

 

 

本プロジェクトの留意事項


● 本プロジェクトへのご支援金は寄付金控除には該当いたしません。あらかじめご了承ください。

●ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねます。何卒ご了承ください。

●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

●ご支援のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

●クラウドファンディングについてのお問い合わせにつきましては、ヘルプをご参照ください。

●ページ内に使用している写真については、全て掲載の許可をいただいております。

●なお、当法人が資金供給を受けるにふさわしいと思われない団体や反社会的勢力またはこれに類すると判断される場合には、後日こちらの振込手数料負担にて謹んで返金いたします。

 

車体への法人名・個人名掲載のリターンに関する留意事項


●100万円以上のコースにご支援いただいた支援者さまのうち、希望される方の法人名または個人名を車体に掲載いたします。

●商品・サービス名は掲載できません(商品名と法人名が同じ場合を除く)。

●ロゴの使用も可能です(法人のみ)。

●掲載する場所、順序およびサイズは、いただいた支援金額と、掲載を希望される方や企業さまの総数を踏まえ、監督省庁および関係機関と調整の上、決定させていただきます。

●掲載に際しては審査がございます。公序良俗に反するもの、心身の健康増進に資さないもの、救急車への掲載が不適切であると当院が判断するものは掲載いただけない可能性がありますのでご了承ください。

●審査の結果、掲載いただけない場合にもご支援の返金は致しかねます。
●その他、掲載をお断りする可能性のある項目については、ご支援の前に必ずこちらのページの「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。また、掲載できない場合にもご支援の返金は行わないものとします。

 


目標金額達成の御礼と

ネクストゴール(第2目標)について

 

皆様の温かいご支援により、8月7日(木)に、第1目標である1,500万円に到達することができました。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。


達成の喜びもさることながら、実に300人を超える方々からご支援いただき、皆様の「大切な人を守りたい」という想いと、私たちの「いち早く駆けつけたい」という願いを、しっかりと形にしていかねばならないという責任に、スタッフ一同決意を新たにしております。

 

本クラウドファンディングを通じたご寄付募集は、9月9日(火)午後11時00分まで続きます。そこで、ネクストゴール(第2目標)を2,000万円と設定させていただきました。新規購入のドクターカーをより有効活用するため、今後皆様からいただくご寄付を車内に積載する医療機器の購入資金として活用させていただきたく存じます。

 

当院はこれからも、少しでも多くの患者様のもとへ駆けつけるべく、一丸となって前に進んでまいります。


引き続き、地域医療を支え続けるため、地域と当院の救急体制の強化のために皆様のご支援を何卒よろしくお願いいたします!

2025年8月7日(木)追記

池上総合病院

 

プロジェクト実行責任者:
繁田 明義(医療法人社団 松和会 池上総合病院)
プロジェクト実施完了日:
2026年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

池上総合病院は新規ドクターカー購入を予定しております。集まった資金は、購入資金の一部として使用させていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
令和7年度病院救急車整備支援事業の補助金を利用予定。不足分は病院から算出。

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リターン

5,000+システム利用料


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5,000円コース

●お礼のメッセージ
●当院ロゴ入りクリアファイル
●新ドクターカーのペーパークラフト(PDF)

申込数
71
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

10,000+システム利用料


alt

10,000円コース

●お礼のメッセージ
●当院ロゴ入りクリアファイル
●当院ホームページへご芳名(企業名)の掲載(ご希望者のみ)
●新ドクターカーのペーパークラフト(PDF)
●ドクターカー活動報告(ご希望者のみ/PDFにまとめたものをメールにて送付)

申込数
123
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

5,000+システム利用料


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5,000円コース

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●新ドクターカーのペーパークラフト(PDF)

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制限なし
発送完了予定月
2026年3月

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●新ドクターカーのペーパークラフト(PDF)
●ドクターカー活動報告(ご希望者のみ/PDFにまとめたものをメールにて送付)

申込数
123
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月
1 ~ 1/ 11

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