なつし聡（アルファミュージックデザイン）

支援総額

533,000円

目標金額 480,000円

支援者: 43人

募集終了日: 2021年4月14日

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続・なくせ冤罪！冤罪について語り合うラジオ番組の継続を！

なつし聡（アルファミュージックデザイン）

2021年02月21日 16:31

想いうた

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このCDは私が冤罪の世界に足を踏み入れるきっかけを作ってくれた1枚です。布川事件という冤罪で29年間の獄中生活を余儀なくされた桜井昌司さんは、とにかく1日1日を前向きに生きてやろうと、獄中で歌を作り始めました。長い闘いの後で無罪を勝ち取り、その歌が遂にレコーディングされます。そして完成したのが「想いうた」です。収録されている歌のすべてに桜井さんの想いが込められています。

初めて彼の歌を聴いたのは「SAYAMA～みえない手錠をはずすまで」の応援イベントでした。「闇の中に」という曲では「カエルの啼いている夏の闇には子どもの僕が眠っている」というフレーズが出てきます。刑務所の小さな窓から、田んぼのカエルの合唱を聞きながら、少年時代のことや両親へ想いを馳せる桜井さんの姿が目に浮かびました。2番では「コオロギ泣いている秋の闇には母の悲しみが眠っている」、3番では「木枯らし哭いている冬の闇には父の溜め息が眠っている」と歌が進みます。

「かあちゃん」では「あれは初めての面会だったね　ぼろぼろと涙こぼすだけだったね　泣き笑いしたね」「うつむいた背中に苦しみを背負ったままで　うつむいた背中に　悲しみをこらえたままで　待ちわびて待ちわびて　逝ってしまった」と生々しい情景が綴られます。ガラス越しに面会する桜井さんと「かあちゃん」。桜井さんは獄中にいて、ご両親の葬式にも行けなかったそうです。

とんでもない歌を聴いてしまった、と思いました。世の中に溢れているJ-POPやR&B、ラップとは全く違う歌の世界です。私が作ってきた音楽とも違います。（私も音楽家として、高橋真梨子や香港出身のハリウッド女優、サミー・チェンなどに楽曲提供した経歴があります。）しかし、桜井さんの歌を知ってしまった以上、この「想いうた」を世に広めなくてはいけないな、と思いました。

これまでは冤罪関連のイベントや集会で販売されていたCDですが、

Amazonだけでなく全国のCDショップでもCDはご注文可能となりました。「桜井昌司」「想いうた」で注文・検索ができます。また、iTunesをはじめとする国内主要音楽配信サイトでもダウンロード販売が始まりました。お使いのスマホに「想いうた」を入れてみてはいかがですか？

1つ1つの曲は短編小説のように、いろいろな情景を見せてくれます。桜井さんが運転する時間旅行の深夜バスに、是非、ご乗車ください！！

収録曲

1.キンモクセイ

2.誰かのふるさとに

3.闇の中に

4.かあちゃん

5.声が聞こえる

6.かえろかえろ

7.屋台酒

価格：1000円（税別）

発売元：ユメミノ音泉村