バランステスト倒れない理由

昨日の続きです！ハーリング・スミスを靴に入れてバランステストを実施した際になぜ倒れないのか。

それでは説明いたします！

 

それは…

ヒールカップが円形をしていること！衝撃吸収の「増加」と靴の中で横ブレの「減少」を目的として設計しています！

そして

踵骨と言われる骨、一般的には踵の骨と言う認識が多いと思います！
そして「踵の骨=接地面」と言うイメージはないでしょうか？
実は踵骨が地面に接地している部分は一部分だけなのです！

踵の骨は上図の赤丸のように角度がついていて、下の図の様に踵骨から様々な骨がくっついていて片足26個（種子骨を入れると28個）の骨で足部は形成されています！

よってハーリング・スミスは

踵骨を点ではなく面で支える事で上下・前後のブレの「軽減」を目的として設計いたしました！※なぜ踵の骨なのかはまた後日

つまり足裏の「サポーター」として、とある骨のみを支える構造や内側縦アーチを支える…等の「点」として局部を支えるインソールとは異なり複雑な形状をしている足の裏を「面」でサポートするということなのです！

ここまでは設計の説明でしたが次はバランステストそのものの説明をします！

人間の体を支える土台となるのが足（足部）です！全体重を足の裏の面積だけで支えています！

特に足裏にある土踏まずのアーチは重要です！アーチにかかる負荷は、歩行時には体重の約2 倍、走行時には約3 倍、ジャンプ着地時には約6 倍の重力がかかると言われています。（片足づつ）

これらの重力を簡易的に体験する方法がバランステストなのです！

先日の保護者の方には体重は聞いていなかったのですが約50ｋｇと仮定しましょう！私が約70ｋｇとすれば、先ほどの説明でいえば耐えれるはずですが、倒れてしまいます！（バランステストは両足です）

それはなぜでしょう？？

バランスの崩れは生活環境です！

座る時間が長い、車の運転が多い、立ち仕事…すべてが生活環境です！

それぞれの生活環境のなかで少しづつバランスが崩れて、ある日何かのきっかけや、誤魔化しきれなくなり痛みが生じたりします！

…この話はまた後日詳しく説明いたします！

 

その前に
バランステストが画像だけでは分りにくい！動画はないのか？と言うお声を数多くいただいております（汗）

明日はバランステストのノーカット、一発撮りしたインチキなしの動画を紹介いたします！！

それではまた明日！