ハーリング・スミスの特徴～その1～

どうも開発のお手伝いをさせてもらってます橋本と言います！

ハーリングスミスはパッドコントロールだけでなく、表面の形状にも拘りがあります。

まずは踵（かかと）の特徴をご紹介します

ヒールカップを平らではなく、丸みのある形にしています。

これには意味がしっかりとあり、踵に存在するファットパッドと言われる脂肪体の組織をサポートすることで、衝撃吸収に効果的に働くと言われています。
扁平足やハイアーチといった足の特徴を持ってる人は、この脂肪体が右や左に隔たり、足の衝撃を吸収することがうまくできなくなります。
足の歪みにより、アキレス腱が硬くなったり、足底筋膜が硬くなったりと様々なことがおこってきます。
脂肪体もアーチと同じくたわみがおこります。
約7ミリ程度のたわみがあり、衝撃吸収をしています。
上下左右に移動し衝撃吸収をしているため、足の歪みにより隔たることでその効能は薄れてしまいます。
なお、衝撃の反復が多い競技においても脂肪体の働きはとても大切になるので、ヒールカップを丸くすることで、人間に本来備わっているクッションをうまく活用できるようにしています。

一見、普通のインソールように見えますが、中の形状にも拘りがあります。
次はまた別の箇所の紹介をしたいと思います。