第６回、トイレマップディーを開催しました。

５月１３日（土曜日）に、６回目のトイレマップディーを実施しました。

この日は、イトナブ石巻の代表である古山さんとバンクさんが参加してくださいました。３人で、石巻市内の公園にある多目的トイレを調査しました。公園の多目的トイレをこの時期に調査する理由は、石巻市が冬になると気温が非常に低くなり、水道の凍結が起こるため、公園の多目的トイレが閉鎖されるからです。そのため、春の時期に街を調査することができました。

この日は、車椅子の方が多目的トイレを利用する際にどのような問題があるかを考えながら調査しました。実際に公園の多目的トイレのドアが思ったよりも重かったことに気付きました。私たちは足で踏ん張って自然な力でドアを開けることができますが、車椅子利用者は上半身の力を使って開ける必要があります。そのような状況に直面した場合、サポートなしでトイレを利用することは難しいということがわかりました。

さらに、多目的トイレにある呼び出しボタンについても考えることができました。呼び出しボタンは、トイレを使用中に緊急の場合にサポートを呼ぶためのボタンです。しかし、公園の多目的トイレでは単純に建物の外で呼び出し音が鳴るだけであり、周囲の人がそれに気付く必要があります。これでは緊急時にサポートが必要な人が気付かれるかどうか疑問です。今後は、この点においてITを活用することができればと思っています。

トイレマップディーを通じて、多目的トイレの再調査のほとんどが終了しました。早急にウェブ上に情報を反映できるよう、全力で取り組んでいきます。