広報・植村桃子よりご挨拶

 

 

こんにちは。

日本ポーランド学生会議広報・植村桃子です。

 

 

今回は、弊クラウドファンディングを通じ

多くの方々からのご支援・ご声援を受け、

改めて人と人の繋がりを感じることができました。

心の底から感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

 

 

「なぜポーランド？」

 

数えきれないくらい聞かれたこの質問。

実際、私も最初のポーランド留学を決めた理由は

第二次世界大戦下のユダヤ人の研究をするためだけでした。

 

しかしながら、現地に行って生活する中で、

「ポーランドのために何かをしたい」

そう感じるのに長くはかかりませんでした。

 

明確な理由はありませんが、小さなエピソードの積み重ねで

人の気持ちは変わるものです。

 

どんなに私のポーランド語が拙くても、話せなくとも、

積極的に道案内してくれる現地の人々。

 

バーで初めて会ってすぐ打ち解けられる雰囲気。

 

流暢でなくとも一生懸命日本語を話そうとしてくれる友人達。

 

 

日本で困っている外国人がいた時、

どれくらいの人が自分から助けに行こうとするでしょう。

「英語が話せないから…下手だから…」と

躊躇する人が多いのではないでしょうか。

 

ましてや、飲み屋で初めて会った外国人と飲み明かすなんて。

よく言われることですが、

日本では「下手だから」を理由に外国語を話すことを

躊躇う人が少なくありません。

 

「でも、他の国でだってこうした経験ができるでしょ？」

勿論、こうした日常はポーランド以外にも転がっているはずです。

 

ただ、そうした経験を初めてしたのがポーランドだった。

そして、将来性が充分にあるポーランドで

一生懸命な日本語・文化の学習者が多いのにも関わらず、

両国を結ぶ媒体がなかった。

 

言い方が悪いかもしれませんが、それだけのことが

私が団体活動を始めた理由です。

 

でも、”それだけのこと”がアクションを起こすのに十分な理由だと

私は思っています。

何かをするのに、特別な理由なんていらないし、

やりたいと思ったらやればいい。

 

もし、読者様の中に”ポーランド”にかける特別な理由があるのだろうと

読み進めてくださった方がいたら落胆させてしまうかもしれません。

 

でも、私が言いたいのは、

ポーランドという国が

”それだけのこと”、”他国にもありそうな日常”だけでも、

人を駆り立てる何かを持つ魅力的な国だということです。

 

 

「なぜポーランド？」

 

本団体の活動を通じて、この答えを、ポーランドの魅力を、

もっと多くの人に知っていただきたいと思っています。

 

 

まずは今夏の本会議。

皆様から頂いたご支援を無駄にせぬようなイベントにしていきます。

よろしくお願いします。

 

そして、改めてご支援くださった皆様に

感謝申し上げます。