かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのこと⑥

私たちが管理させていただいている公園猫たち

少し長くなりますが聞いてください

 

この場所の猫の歴史　

十数年前公園近くのお家　

猫を中と外をいったりきたりさせていました

不妊手術なんかしていません　

そうしているうちに猫はどんどん増えました。

そして数年前　このお宅の方はいなくなりました

猫はここに残されたまま。。。

ごはんもない　雨をしのぐ場所もない　寒さもしのげない

それなのに　です

そして　ある方はこの人に餌やりをしてくれと

頼まれたんだそう。

そんなのってありますか？　そんなのってあかんでしょ

それでもその方は　台風であろうが雪が降ろうが　

餌やりを続けました。

さらに引越しする人間が置いていった猫もいました。

わざわざ捨てにきた人間もいました。

そして　私たちがこの場所に気づいた昨年冬　それからです　

毎日毎晩捕獲に向かいました

絶対にうまさない　もうここでは産まさない

増えたら大変になるから　と

不妊手術の数は60匹を超えました。

 

今もまた新猫がくると捕獲手術に連れて行きます。

和歌山市には手術に対する助成金がありません。

すべて自己負担となります。

私もそう　すべて自費で行ってきました。

それしか方法がなかったから

新たな命を増やすことだけは絶対に避けたかったから

この公園猫たちは30匹の手術を終えたころ地域猫申請をしました。

今後は　県の補助をうけての手術をしていけます。

 

ここだけではないと思います

最初の少ない頭数の時に手術出来ていたら　

こんなに大変な事にはならなかったのです。

 

 

どれだけの命がここで死んでいったのだろうか・・・

カラスに咥えられて空で泣き叫んでいる子猫もいた

目をえぐられて死んでいた猫もいた

ご近所のかたに教えていただきました。

こんなことしてたらあかん

ほんまにあかんのです。

 

一匹でも多くのお外に生きる猫に不妊手術をして

せめて一代限りと生きられるようにしたい

 

 

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