かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのこと⑨

和歌山市内のある所　一人暮らしの老婦人がいました
お外の猫達をかわいがり　複数の猫が内外を行ったり来たりしていたとのこと

その後　この女性がほぼ寝たきりに近い状態となってしまいました。

その家に出入りしていたヘルパーさん
ご自宅でも猫を飼っていて　避妊手術をしないまま
子猫が産まれてはいなくなったり死んでいたり・・・
この家のことがとても気になっていたそう

そして女性に　ともかく避妊手術をしてあげなくては
このままたくさんの猫達を残すことになりとんでもないことになる　と
説得してくれました。

ただ費用がない・・・でもほっとくわけにはいかない



次々と捕獲される猫たち　合計８匹　これで今いるすべてだと確認し
私たちは昨年ご支援いただいたクラファンチケットを
使わせて頂き避妊手術をすることにしました。

かわいそうと思いご飯をあげる　あげ続ける
懐いてくるとさらに可愛く思えてくる　そしてまた餌をあげる
その気持ちはわからなくはありません。

だけど　可哀そうと思うなら　まずその可哀そうな猫を
増やさない　産まさないことを考えないと猫が犠牲になります

お家にいれる　または飼い主を探す
それしか猫たちを幸せにしてあげることとはできないと思うのです

お外で子猫が産まれても　何もよいことはありません
近所からは迷惑がられて　子猫たちは夏の暑い日も冬の寒い日も
嵐の日も何があってもお外で暮らさなければならない
そんな負の連鎖を　不妊手術で救ってあげましょう
みんなが目の前の猫に行動してくれれば世の中きっと変わります
１匹２匹のうちに行動すれば　人も猫も楽に暮らせるはず

猫たちのために　そして人のために　地域のためにも
かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのために
絶対に産まさないこと　それが一番大切なことと思います