【奄美の動物】アマミノクロウサギ

アマミヤマシギ以外にも奄美には貴重な動物がたくさんいます。その中でも最も有名なのがアマミノクロウサギではないでしょうか。

 

 

 

奄美の動物と言ってまず思いつくのがこの動物だと思います。世界でも奄美大島と徳之島だけに生息し、国の特別天然記念物で、国内希少野生動植物種で絶滅危惧ⅠB類といういかにも希少そうな肩書をたくさん持っています。ちなみに鳥の中で「アマミ」が種名に入っているのはアマミヤマシギだけですが、哺乳類ではほかにもアマミトゲネズミがいます。

 

そんなアマミノクロウサギですが、マングースの駆除が進み、個体数も安定してきたようです。行くところに行けば普通に見られます。ただ問題は交通事故。道路沿いの芝生のように丈の短い草が生えた場所はアマミノクロウサギの絶好の餌場になっていて、道路に出てくることもよくあります。そして糞をするときは動かなくなるようで、車が来てもじっとしています。そのせいで交通事故も後を絶たないようです。皆さん奄美では安全運転に心がけましょう！

 

 

おまけはぞうさんのお絵かき屋さんのTシャツ。

 

アマミノクロウサギは自分で掘った巣穴の中で子供を育てますが、授乳のとき以外は子供を残して穴の入り口を埋め外敵から子供を守ります。そんな生態をユーモラスに描いたこの作品。思わず吹き出してしまい、購入しました（笑）。

 

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