頑丈なアダプタ

　youtubeでインタビューしたモニターさんの自転車の車輪が壊れた時がありました。この頃のお子さんの体重は何キロくらいだったのでしょうか、たぶん20kgくらいだと思います。モニターさんは大柄な男性で当時100kgくらい、身長も高く、まちがいなく力持ちの部類の方です。コロナ以前でほぼ毎日ルーティンで家→保育園→仕事場→お出迎え→帰宅。そんな中車輪が壊れました。壊れ方からすると踏み込みの力によるもの。比較的頑丈なグラベル・アドベンチャーロードバイクのリムが踏み込み応力のかかるスポークの「引き」の強さに耐え切れずニップルホールから破断。リムを交換しました。

　自転車は壊れるものでもあります。日々の乗車により馴染みながら痛みます。消耗品はある程度交換するものですが、車輪のリムはよほどの力や負荷でないと壊れないと言えるのです。

　車輪は乗車時常に動いています。スタンドは駐輪時に毎度上げ下げします。リム以外にスタンドも一度交換しています。お子さんの重み負荷での上げ下げ

よる変形でした。でもアダプタ本体は実は一度も壊れなかったのです。アダプタを車体に接続するネジなどは数度緩みましたが、本体は無事にモニター期間を走りました。日本のスタンドはカッコ悪いとよく言われます。でもカッコ良くても壊れたら・・・私は壊れない方を選びます。その上でデザイン性を上げます。

　スタンドより頑丈なアダプタ。消耗品は消耗した時交換すればいいし、ネジの緩みはメンテナンスで点検できる。大事なのは本体が壊れないこと。本体が壊れなければ何度でも修理できるのです。