希望ヶ丘の居酒屋｢㐂良來｣を、みんなが立ち寄る地域の拠り所に

 

はじめまして。中山喜己雄と申します。私は今まで、システムエンジニアとして働きましたが、40代になって、ふと定年後を考えた時に、「飲食店をしたい」という気持ちが自分の中に芽生えたことに気づきました。

 

その後もシステムジニアとして働いていましたが、40代後半になって、町内会長になるきっかけをいただきました。

 

はじめの頃は、仕事との両立も可能でしたが、徐々に日中の会議や調整が増えていきました。その後連合会長を引き受けることになりましたが、その頃には活動のほとんどが日中となり、仕事との両立が困難に。

 

「これ以上、会社のメンバーに迷惑かけられない」という思いと、「きちんと連合会長の仕事を全うしたい」という気持ちが強くなり、以前から自分がしたいと思っていた飲食店を開こうと考え、3年前に、横浜市希望ヶ丘に居酒屋 㐂良來をオープンしました。

 

今回、そんな居酒屋 㐂良來を、より「地域に根差したお店」「誰もがキラク(㐂良來)に集える場所」にしたいと考え、この「居酒屋㐂良來 1階移転プロジェクト」を立ち上げました。

 

皆さまの温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

 

 

ありがたい事に、居酒屋を経営してからも連合会長を兼任している私を頼って、多くの町内の方が、相談ごとや教えてほしいことがある度に、来店してくださいます。また、地元の1人暮らしの高齢者の方も沢山お見えになっています。

 

中には会話をするためにご来店くださる高齢者の方もいて、そんな高齢者の方から「寂しい」「話がしたい」「炊飯器あるけど使えない」といった話を聞くことが多くあります。

 

地域では高齢者が増えており、日中は高齢者のケアする施設がありますが、夜間に高齢者の方をケアする施設はありません。そのため、夜間に高齢者の方に何かあった場合は、民生委員や自治会役員が対応をしていますが、それだけではサポートは成り立たないのです。

 

 

その現状を前に、せっかくの希望ヶ丘という魅力的な地域で、高齢者の孤立や孤独が進んでいることをひしひしと感じ、とてもやるせなさを感じます。

そこで私は、このお店を高齢者も集えるような「地域に根差したお店」「誰もがキラク(㐂良來)に集える場所」にしたいと考えています。ですが、今は2階に店舗があるために、急な階段を登ってしか入ることができず、誰もが気軽に集う場所にすることができないのです。

 

 

 

 

今回のプロジェクトでは、皆さまからのご支援で、2階にある店舗を1階に移転させたいと考えています。

 

今でも常連のお客さまは沢山お見えになるのですが、2階に上がるには、急で古い階段を上がっていただかなくてはなりません。そこで今回は、同じ建物の2階から1階に移転します。これまできてくださっていた常連さんはもちろん、もっと多くの方にお越しいただきたいです！

 

＜移転スケジュール＞

・7月〜8月：クラウドファンディング支援募集期間

・8月19日〜9月9日：移転、内装工事

・9月10日：店舗営業再会

 

お店が1階に移ることで、急な階段で転ぶなどの心配も無くなり、地域の高齢者の方々との繋がりや、顔の見える関係づくりができると考えます。また、災害が発生した場合などは、顔の見える関係が一番大切だとも考えています。私が皆さんの話を聞いたり、お客さん同士を繋げることによって、孤独な高齢者の方が増えればと願っています。

 

このお店を起点に、地域の交流が活発になる場所作りをしていきたい。今回のプロジェクトは、せんべろや㐂良來を希望ヶ丘地区の拠り所にしていくための第一歩なのです。

 

 

 

 

今年で開店3年目になります。

 

「早くお店が1階に移転して安心して飲めるようにしてほしい」と言って期待してくださる方も多くいます。

 

そんな皆さまの期待にいち早く応えて、9月には1階に移転を完了し、㐂良來の第2章をスタートしたいと思っています。

 

「常連の方」「地域活動をされている方」そして「高齢者の方」の居場所となれるように。そしてゆくゆくは、若い世代が困った時に、高齢者の方々を繋げられる信頼関係をつくれる、地域の人に愛されるお店づくりを目指します。

 

皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。