家族会・事業所紹介

高次脳機能障害の家族会である
コロポックル道北支部の20周年記念特別号に掲載していただきました！

道北支部は旭川よりも
北部の地域を支援対象としている家族会なのですが、
設立当初から美瑛、富良野、留萌など
広範囲から相談も受けているとのことでした。

家族会の運営の他にも、
高次脳機能障害の確定診断や
障害者手帳の診断書対応が可能な医療機関が
少ないという実情から、障害福祉サービスを
利用したくても出来ない方たちの
居場所の一つとして、
本人と事業所が直接契約して利用できる
地域活動支援センターの運営も行っています。

また、家族会の事務所とも近い場所に位置している
高次脳機能障害に特化した就労移行支援事業所
就労継続支援B型事業所なつみかんさんとも
協力し、高次脳機能障害の方の就労支援にも
力を入れられているそうです。


なつみかんさんでは先日当院の支援者研修会でも
その取り組みについて発表して頂きましたが、
訓練の中で、障害特性を考慮し、注意や集中力を鍛える訓練や、
自覚症状が乏しく、周りのせいにしてしまう傾向に対して
自分に気づくという目的で行う作業訓練など
様々なプログラムを実施されています。

他にも管理者の伊藤さんを中心に
障害がある方のサッカーチーム⚽️を
創設され在籍している方の人数は
20人以上にもなるそうです。


今回記事を書かせて頂くにあたってお話を伺った際

『必要と感じたものが地域になかったから
自分たちで必要なものを作っていっただけです。』

と、道北支部代表の宿村さんが
明るく話されていたのが印象的でした。


そこに至るまでに
きっと数えきれないほどの課題を乗り越え
家族同士の繋がりを大切にされ
築かれてきたものなのだなと
20周年の広報誌に寄せられたたくさんの方からの
メッセージを拝読し感じました。


改めまして今回クラウドファンディングへのご支援ならびに
周知のご協力
インターネットが使えない方への代行申請のお手伝いと
多方面にわたりご協力頂き
本当にありがとうございました😊