TNRは、可哀想？！

熱海市某TNR現場より
『2年間ずっと捕まえることのできなかったメス猫が仔猫を産んだ！！』
と連絡があり、やっと親子揃って保護が出来ました！！！

ママ猫は野良気質が強く、全く触ることも出来ず、
ストレスから仔猫たちにも攻撃してしまい、
このままでは誰もしあわせになれない…

幸い、仔猫たちは普通のごはんが食べられる大きさに育っていたため、
餌やりさんには、ごはんのときに寄ってくるとのことなので、
ママ猫は餌やりさんにお世話を託しました。

2年間ずっと追ってきた最後の1頭のメス猫。

また誰かが猫を捨てない限りは、もう不幸になる命は増えません。

わざわざ怖い思いさせてまで捕まえて手術するなんて可哀想！

捕まえたくせに結局、リリースするなんて可哀想！

そんな意見もあります。

でも、私たちだって本当はそんなことしたくありません！

全ての猫がしあわせであってほしい。

そのために、やむを得ずなのです。

誰かがやらなければ、増えすぎた猫たちは、
発情期の鳴き声や、トイレ問題で忌み嫌われ、

世の中の全ての人が猫が好きなわけではないので、虐待や殺傷行為といった犯罪が起こります！

そんな被害から猫たちを守るためのTNR活動。

地域の問題ごとは地域で解決していかなければなりません。

野良猫は野生動物ではありません。

身勝手な人間に捨てられて生まれた野良猫。

いつか、「野良猫」と言われる子が居なくなり、
私たちのような団体が必要なくなるような、
全ての猫が幸せに暮らせる世の中が来て欲しい。
その一心です。